2009年7月10日 (金)

葉酸

 前回さくらんぼの話しをしましたが、葉酸が入っていることがわかりました。
 葉酸に関しては、このブログでも何度か書いていますし、意外と知られていないけど、人間には重要な成分なんですよ。特に妊娠を考えている女性や、妊娠中の女性には重要なんですが、偶然にも40代で妊娠と言うトラックバックがありました。私の知り合いも、40代で出産をしていますが、私は葉酸をサプリメントで摂取するよう、強く勧めました。

 2006年2月24日 (金)に記事を書いていたので、再度掲載します。

妊娠を考えている方は『葉酸』を!

 最近、生活習慣病予防などでも注目されている『葉酸』ですが、妊娠を計画している女性には特に摂取してほしい栄養素ですね。葉酸は胎児の中枢神経細胞を作ると言われています。

 では葉酸の特徴を簡単に記載しますね。

① 「葉酸」は胎児や乳幼児の成長に欠かせない栄養素です。
② 「葉酸」は赤血球を作るので貧血予防になります。
③ 「葉酸」は新しい細胞を作り、口の中や腸の粘膜再生に働きます。
④ 「葉酸」は妊娠中は胎児に使われ、不足するとシミができたり、ツワリが激しくなります。
⑤ 「葉酸」が体内で効果的に働くには、ビタミンやビタミンCが必要です。

 以上ですね。手っ取り早く摂取するのは、信頼できるサプリメントだと思います。ぜひ考えてみてくださいね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年7月 7日 (火)

さくらんぼ

 さくらんぼ狩りに行きました。たくさん取れた。私はホント、好きなんだよね。飽きないで食べれる。そこで、さくらんぼって体に良いのかと思い、調べて見ました。
 特に女性には良いんじゃないかな。

さくらんぼの栄養と効能主な栄養成分

 カリウム、葉酸

注目成分

 アントシアニン(種類による)、ソルビトール

主な効能

 高血圧予防、動脈硬化予防、心筋梗塞予防、脳梗塞予防、貧血予防、眼精疲労(種類による)、便秘改善

 カリウムの含有量が比較的多く、高血圧や動脈硬化の予防に期待できます。また、葉酸が比較的多く貧血予防にも効果的です。

 輸入物のサクランボの色素にはポリフェノールの一種「アントシアニン」が含まれ、眼精疲労や視力回復にもよいといわれます。またサクランボに多く含まれる「ソルビトール」は虫歯予防にも使われている天然甘味料で便秘の改善に期待できます。

 ということでした。
 ところで、たくさんある方におすすめなのが、冷凍さくらんぼ。教えてもらってやってみたら、意外と上手かった。好みもあるかも知れませんが、私は冷凍さくらんぼ好きだな。タッパみたいなものに入れて、冷凍庫に入れました。おためしあれ!

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年7月 4日 (土)

40代や50代で慢性腎臓病になる人 その2

 そもそもCKDがどうして発症するのか、詳しいことはわかっていない。しかし、CKDになりやすい人には共通の特徴があるという。腎臓専門医で指導医でもある「松尾内科クリニック」院長の松尾孝俊氏が言う。
「一般的に高血圧や糖尿病、脂質異常症(高脂血症)などの生活習慣病やメタボの人は、通常の人の2~3倍CKDになりやすいといわれています。透析患者を調べてみても、糖尿病が原因で起こる腎症が40%、腎臓自体や膠原(こうげん)病などによる炎症が原因の慢性糸球体腎炎が25%、高血圧で起きる腎硬化症が10%弱です」

 つまり、「疲れやすく、のどが渇く」「扁桃(へんとう)が腫れやすい」「蛋白(たんぱく)尿が出ている」「膠原病と診断された」「高血圧と指摘されたが無視している」という人は注意が必要なのだ。

 尿酸値が高いが痛風発作が出ないという人も、知らない間にCKDになっている可能性があると松尾院長は言う。
 厄介なのは初期のCKDは自覚症状がないこと。足がむくむ、尿が泡立つという症状が出たときには、すでにCKDがかなり進んだ状態なのだ。

 「蛋白尿を指摘された際には必ず専門医へ受診してください。また、喫煙している人、尿路結石になったことがある人、風邪をひきやすく扁桃がよく腫れる、蓄膿(ちくのう)症があるなど感染症にかかりやすい人も要注意です。お酒は適度の量は腎臓に良いとされていますが、毎日エタノール60グラム以上取る人(日本酒なら3合以上)は注意した方がいいでしょう。また、漢方やサプリメント、ミネラルウオーターの中には、腎臓に悪影響を与えるものもあります。CKDが心配なら医師に相談した方がいい」

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2009年7月 1日 (水)

40代や50代で慢性腎臓病になる人 その1

 人工透析はむろん、心筋梗塞や脳卒中リスクも高まる恐ろしい病気だ

 慢性腎臓病(CKD)は重症化すると人工透析や腎移植が必要となるだけでなく、軽い異常でも心筋梗塞などの心血管疾患や脳卒中のリスクを高める恐ろしい病気だ。

 加齢が危険因子のひとつで60代以上での発症が多いのだが、最近は40、50代で発症する人が増えているという。若くて発症する人にはどんな特徴があるのか?
「うちを受診する患者さんの多くは60代以上の高齢者。ところが、いま7人いるCKDの患者さんのうち3人は40、50代です。意外に若い人が目立ちます」

 こう言うのはCKDについての全国的な大規模研究に参加している「樫村内科消化器科クリニック」の樫村博正院長だ。

 樫村内科のCKD患者3人のひとりである40代の女性は、別の病院で痛風発作を複数回起こした後、樫村内科の検査で腎臓萎縮(いしゆく)が見つかった。

 40代の男性は水虫治療がきっかけで、別の50代の男性は高血圧の治療の最中に、腎臓の動脈硬化による腎硬化症と呼ばれるCKDであることが分かった。
「女性のケースは特殊ですが、男性2人は健康診断で異常が指摘されながら、多忙を理由に放置していました。40~50代は働き盛りで忙しいのでしょうが、健診の異常を放置すれば最悪、透析や腎移植が必要になります。とくに家族に腎臓病歴がある人や、高血圧、糖尿病、痛風の持病がある人は、面倒がらずに検査をすべきです」(樫村院長)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年6月28日 (日)

心が風邪をひいたとき? その3(再掲載)

カウンセリング(心理療法)

●ステップ2

 心が健康なときはなんでもないようなことが、うつ病になると全ての事柄を否定的にとらえてしまいがちです。うつ病の人は、話しかけた相手がたまたまほかのことに気をとられていて返事をしなかっただけでも「この人は私のことが嫌いなんだ」と絶望してしまいます。この場合、治療者が面接の中で「そのとき、相手は重要な書類に目を通していたんじゃありませんか?」と別の認知を与えます。その一言で、そのときの状況を冷静に捉え直すことができるようになり「自分のことが嫌いだから返事をしなかったわけではない」という認知の修正ができるようになるのです。

 これは
1)悲観的な認知に気付く
2)自分の気持ちが現実に沿ったものかどうかを検討する
3)広い視野で現実に即した判断をし直す
4)悲観的なものの見方をしないよう気をつけ、うまく自分をコントロールする
という4段階のプロセスを経て終結します。

 この方法は、毎日の生活の中で自分でもできます。落ち込みやすい人はその状況をノートなどに書き出して、自分で認知の修正を試みてみるとよいでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月25日 (木)

心が風邪をひいたとき? その2(再掲載)

カウンセリング(心理療法)

●ステップ1

 職場の人間関係や家族との関係が、うつ病の原因となっていることも多いもの。こういった問題に焦点をあてるのがカウンセリング(心理療法)です。
・身近な人の死といった「悲哀」
・部下が思い通りに仕事を進めてくれないなど相手への期待が裏切られた時に起こる「役割をめぐる不和」
・退職・転勤・結婚・離婚などに伴う「役割の変化」
・人づきあいがうまくできなかったり社会的に孤立しているような「対人関係の欠如」
の4つに問題領域を分け、あてはまる問題領域を、治療者との話し合いによって解決していく方法です。
 話し合いの中で、うつ病のきっかけとなった根本原因を自覚し、心の整理をすることで症状の改善をはかろうとします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月22日 (月)

心が風邪をひいたとき? その1(再掲載)

 今年の1月にも書いたんですが、私の周りにこういう方がいるので、再掲載します。

 うつ病の治療は、休養をとることと薬物療法が基本。薬の副作用が心配…という人もいるかもしれませんが、医師と相談しながら量を調整しますので、いたずらにこわがることはありません。もし副作用が出ても、薬を変えたり、中止したりすれば問題は解決します。また、副作用の後遺症が残ることもまずありません。症状が落ち着いてきたら、カウンセリングという心理的治療がおこなわれることもあります。

薬物療法について

 うつ病は、脳の中で何らかの変化が起こって発症することがわかっています。うつ病の薬物療法は、セロトニンやノルアドレナリンといった脳内の神経伝達物質に働きかけることで治療効果をあげています。

 以前は、便秘になったり、尿が出にくくなったり口が渇いたりといった副作用が出ることもありましたが、研究が重ねられた昨今は、そういった問題もだいぶ改善されてきました。「抗うつ薬は恐い」といった先入観を持つ必要は決してないのです。抗うつ薬のほか、症状に応じて抗不安薬、睡眠薬などが処方されることもあります。

 大切なのは、「自分の判断で勝手に薬の量を増やしたり服薬をやめたりしないこと」。医師の指導にしたがって、正しく服薬していくことが治癒の近道となることを忘れてはいけません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月19日 (金)

ネットワークビジネス その2

 2009年2月26日 (木)に「ネットワークビジネス その1」と言うのを書きましたが、先日、ネットワーカーの人とコンタクトを取る機会がありました。
 私もネットワーカーと言われるほどではないですが、基本は製品が好きで、家族全員がネットワークと言う仕組みで、教えてもらって、製品を買っています。

 ネットワークビジネスの仕組みは、製品を流通させて収入が発生します。しかし、製品が嫌いだとか、飽きたとか、買い続ければ収入が増えると言う理由で、ビジネスをしているのであれば、ほとんどが失敗するでしょう。
 前回も書きましたが、私はまず「製品の愛用者」です。よく信者と言われますが、信者とはなんとなく聞こえが悪いですね。
 私はこのメーカーの製品をなぜ使うのかと言う理由を明確に持っています。私だけではあありません。家族も全員同じ思いです。それは「安全で安心、効果がある」だからです。効果があると言うは、薬事法で言ってはいけないのですが、今回はメーカー名を出さないので書かせてもらいました。

 我が家では家族全員がお風呂場でも、洗面台でも、食事の時好きなものを食べる代わりに、しっかりとしたサプリメントで、栄養を補っていますし、その裏付けも取ります。
 でもそれは我が家での価値観で、100人いても、全員がそう思うかは別問題で、私とは全く逆の考えをする人もいます。それは否定はしません。

 ただ、前にも書いた記憶がありますが、私は車で同じような経験をしたことがありました。昔はフェンダーミラーだったものが、ドアミラーが出た時、多くの否定的な意見を聞きました。同じくパワーステアリングの時も「タイヤが減る」だの、オートマチック車の時も「燃費が悪い」だの、ダメだと言う意見が多く聞かれました。しかし、今ではどうでしょう。
 なんでも最初は否定されます。私も昔の仕事で、日本で私が一番初めに成功したという記録を持っていますが、その時だって、そのやり方に対して、先輩や同僚の多くが反対しました。とにかくお前に任せたと言う人は、社長ぐらいでした。社長だって、後で聞いた話ですが、そんな常識はずれの事をしたって、上手くいかないと思っていたそうです。

 現在はサプリメントだって、ようやく必要なのかなと言うところまで来ましたが、本当に良いものは何なんだという、基準を知らない人が多いのです。そんな中でも、まだ野菜は体に良いと言って、スーパーで野菜を買っている人が多いですし、そんな話はたくさんあります。食べ物によっては、むしろ体に悪影響を与えるケースの方が多いのです。だから病院に行く人が減らないし、先天的な病気を持って産まれてくる子供が増えているのです。

 話が逸れてしまいましたが、ネットワークビジネスと言う仕組みは素晴らしいものです。きっちり、正確にコマーシャルをして、それに同感してくれた人が製品を買うことによって、収入になります。しかし、私はそれ以上に、教えた人が健康になったり、綺麗になってくれて、お礼を言われる方に、私は感動を覚えます。
 本当のネットワークビジネスとは伝える人も、伝えてもらった人も、お互いに「ありがとう」と言い合える、そんな素敵な仕事です。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年6月16日 (火)

サプリメントは贅沢品?

 先日、テレビを見ていて、贅沢品には課税をしろという内容の番組があった。
 その中で、サプリメントが贅沢品になっていた。
 私は大反対です。と言うか、その人は勉強不足だと思った。このブログでも何度か書いていますが、サプリメントが有効に働いているか、しっかり栄養が取れているかを計れる機械がある。それで測定すると、多くの人は体の栄養が足りていない。

 健康な体というのは、血液が細胞に栄養を運び、人間の体には60兆個という細胞があるが、それらひとつひとつが健康であれば、体全体も健康であると言える。逆に言えば、細胞が健康であれば、体が健康で、良い血液が流れている。その良い血液を造るのは食生活である。その食生活が乱れている人が、皆さんが考えている以上に多いんです。自分は大丈夫と思っている人ほど、ビタミンやミネラルが有効に摂取できていません。それらを摂取することで、生活習慣病を防ぐことが出来ます。

 最近の医療費にかかる割合の増加は、どう思いますか? 健康な人が減っていると言うことじゃないですか。病院にかかることが当たり前になっていませんか? 病院に行く状態になる前に、健康な体になる必要があるんじゃないでしょうか? それには質の良いマルチビタミンミネラルのサプリメントしか、私が知ってる限り方法はないんですよ。
 それ以上の方法があるのなら教えてください。

 元気なのと、健康なのは違います。
 むしろ、私が知っているメーカーのサプリメントは非課税にして、みんなが使用し、その証拠に、測定器で測定すればいいんですよ。
 
 サプリメントなんかとか、言ってる人は時代遅れだとまで言いたいです。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2009年6月13日 (土)

やっぱり「ちょい太」、やせ形より7年長生き…厚労省調査

 読売新聞の記事です。

 40歳時点の体格によってその後の余命に大きな差があり、太り気味の人が最も長命であることが、厚生労働省の研究班(研究代表者=辻一郎東北大教授)の大規模調査で分かった。

 最も短命なのはやせた人で、太り気味の人より6~7歳早く死ぬという、衝撃的な結果になった。「メタボ」対策が世の中を席巻する中、行きすぎたダイエットにも警鐘を鳴らすものといえそうだ。

 研究では、宮城県内の40歳以上の住民約5万人を対象に12年間、健康状態などを調査した。過去の体格も調べ、体の太さの指標となるBMI(ボディー・マス・インデックス)ごとに40歳時点の平均余命を分析した結果、普通体重(BMIが18・5以上25未満)が男性39・94年、女性47・97年なのに対し、太り気味(同25以上30未満)は男性が41・64年、女性が48・05年と長命だった。しかし、さらに太って「肥満」(同30以上)に分類された人は男性が39・41年、女性が46・02年だった。

 一方、やせた人(同18・5未満)は男性34・54年、女性41・79年にとどまった。病気でやせている例などを統計から排除しても傾向は変わらなかった。やせた人に喫煙者が多いほか、やせていると感染症にかかりやすいという説もあり、様々な原因が考えられるという。

 体格と寿命の因果関係は、はっきり分かっていない。このため、太り気味の人が長命という今回の結果について、研究を担当した東北大の栗山進一准教授は「無理に太れば寿命が延びるというものではない」とくぎを刺す。

 同じ研究で、医療費の負担は太っているほど重くなることも分かった。肥満の人が40歳以降にかかる医療費の総額は男性が平均1521万円、女性が同1860万円。どちらもやせた人の1・3倍かかっていたという。太っていると、生活習慣病などで治療が長期にわたる例が多く、高額な医療費がかかる脳卒中などを発症する頻度も高い可能性があるという。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月10日 (水)

「家族の喫煙で子どもは虫歯になりやすい」

 父母など同居する家族に喫煙者がいると幼稚園児や小学生は虫歯になりやすくなったり、歯肉が黒ずんだりする傾向のあることが、岡山大学の下野勉教授(行動小児歯科学)の研究チームの調査でわかった。受動喫煙が影響している可能性があるという。14日から大阪で開催中の日本小児歯科学会で発表した。

 調査は、幼稚園児85人と小学生166人の計251人を対象にした。その結果、幼稚園児の約3割(23人)、小学生の約3割(51人)で歯肉が黒ずんでいた。このうち、約8割の幼稚園児19人、約7割の小学生37人は、父母など家族が喫煙者だった。これに対し、黒ずんでいない場合では、約3割の幼稚園児18人、約5割の小学生54人のみ、家族が喫煙していた。

 また、小学生の歯肉の黒ずみ度を調べたところ、健康な歯肉の児童でも家族の5割弱に喫煙者がいたが、最も黒ずみのひどい児童らのグループでは全家族に喫煙者がいた。

 また、虫歯になりやすくなっていることも示唆された。口の中の細菌の特徴から虫歯になる危険度を調べると、最も危険度の高いグループの6割は家族に喫煙者がいたが、低いグループでは4割にとどまっていた。

 チームは、煙からの防御反応で歯肉が黒ずむのではないかとみている。また、たばこの煙によって唾液(だえき)の量などが減り、虫歯の原因となるミュータンス菌が増えた疑いがあるという。

 調査した岡崎好秀・岡山大講師は「まだ、因果関係ははっきりしないが、子どもに悪影響を与えないためにも禁煙をして欲しい」と話している。

| | コメント (0) | トラックバック (4)

2009年6月 6日 (土)

お酒弱いのに飲酒・喫煙、食道がんのリスクは190倍

 顔がすぐに赤くなるお酒に弱い体質の人が飲酒と喫煙をすると、食道がんになるリスクが、飲酒も喫煙もしない人に比べ、最大190倍も高くなることが、東京大学の中村祐輔教授と松田浩一助教の研究でわかった。

 同じ体質の人でも、飲酒・喫煙をしないと、リスクは7倍程度に下がった。体質を理解して生活習慣に気を配ることで、予防したり、早期発見したりできると期待される。

 研究チームは、食道がんの患者1070人と健常者2832人で、約55万か所の遺伝情報の違いを比較。発がん性が指摘されているアセトアルデヒドをアルコールから作る酵素と、アセトアルデヒドを分解する酵素の二つが、食道がんのリスクに関連していることを突き止めた。

 アセトアルデヒドはお酒で気分が悪くなる原因物質で、たばこの煙にも含まれる。顔が赤くなるのは、アセトアルデヒドの分解能力が弱いためで、日本人の4割がこのタイプ。アセトアルデヒドを作る働きが弱いと、気分が悪くなる前に、ついつい余分に飲んでアセトアルデヒドが増える。

 飲酒・喫煙の影響についても調べたところ、お酒に弱く二つの酵素の働きが弱い人が、1日缶ビール1本以上の飲酒と喫煙をすると、相乗効果が働き、お酒に強く飲酒・喫煙をしない人に比べ、食道がんのリスクが190倍も高くなっていた。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年6月 3日 (水)

怖いのはこれ!劣化コレステロールに要注意だ

脳卒中や心筋梗塞になる危険がより高くなる

「食事から同じ量のコレステロールを摂取しても、“劣化コレステロール”を含んでいる食品だと、動脈硬化をより一層起こしやすく、脳卒中や心筋梗塞などを発症するリスクが高くなります」

 こう言うのは、大阪大学大学院医学系研究科・臨床遺伝子治療学の森下竜一教授。劣化コレステロールとはいったい何なのか? 詳しく聞いた。
「劣化コレステロールは、食品に含まれるコレステロールのうち、酸化(劣化)したもののこと。食品の加熱や保存によって生成されます。実に身近なところにあります」

 たとえば、焼き鳥の皮の焦げた部分、マヨネーズの容器の口回りの半透明に変色した部分、カラッと揚げるために2度揚げされた天ぷらやフライ、ハンバーグの焦げた部分。さらにはソーセージやサラミなど長期保存のためにレトルト加工された肉食品、するめやビーフジャーキーなど日光(紫外線)に当て乾燥させたものなどだ。
「電子レンジでチンして温めても劣化コレステロールができます。弁当や冷めたおかずをチンして食べることが多いと、それだけ劣化コレステロールをたくさん取っていることになります」

 劣化コレステロールと、劣化していないコレステロールを比較した実験がある。ニュージーランド白ウサギを2群に分け、“劣化”と“非劣化”のコレステロールをそれぞれ体重の0.33%、毎日12週間摂取させたところ、“劣化”群は約2倍、動脈硬化病変面積が大きかった。

 さらに、劣化コレステロールは完全にシャットアウトするのが難しいのだ。そこで、せめて軽減させる方法を知り、実行しようではないか。
「抗酸化物質を含む食品を一緒に取ることです。例えばイソフラボンを含む豆腐や納豆などの大豆食品、ポリフェノールを含む赤ワインやリンゴ、ミネラルやビタミンC・E、カロテノイドなどを含むニンジン、セサミンを含むゴマ、リコペンを含むトマトなどです」

 大ざっぱに言えば、色がカラフルな食品、と覚えるといい。“色”が抗酸化成分によるものだからだ。
「さらに、電子レンジでの長時間、あるいは繰り返しの加熱は避ける。もともとコレステロールを多く含む動物性食品の使いかけの切り口部分は、捨てるなどするといい」

 あとは“やる”だけだ。

| | コメント (0) | トラックバック (5)

2009年5月31日 (日)

50歳体力:死亡率の指標…心筋梗塞などリスク低下

 50歳のとき、速足(時速6.4キロ程度)での歩行に相当する身体活動が無理なくできる体力があれば、心筋梗塞(こうそく)などで死亡する危険性が低くなることを、筑波大の研究チームが突き止めた。20日発行の米医師会誌(JAMA)に発表した。同大の児玉暁研究員(内分泌代謝学)は「体力の有無が、将来の心筋梗塞などの発症や死亡の危険性を予測する指標として使えるかもしれない」と話している。

 研究チームは、日米欧で発表された心筋梗塞など冠動脈疾患の発症のほか、運動や死亡のデータが含まれる論文計1万679本、計10万2980人分のデータを解析。論文での追跡期間は1~26年で、対象者の体力と、期間中の冠動脈疾患による死亡、それ以外の死亡を調べた。

 50歳の男性を体力が普通の群(時速6.4~7.8キロ程度で歩行できる)、低い群(普通群以下)、高い群(時速7.9キロ程度以上で歩行できる)の三つに分けて比較したところ、低い群の冠動脈疾患による死亡率は普通群の1.4倍、高い群の1.47倍になった。すべての死亡率でも、低い群は普通群の1.7倍、高い群の1.56倍と高くなった。

 普通群と高い群はほとんど差がなく、少なくとも普通群程度の体力があることが、冠動脈疾患や死亡の危険性を減らす可能性があるとみられる。40歳、60歳で比較しても、体力のある方が死亡や心筋梗塞などの危険性が低かった。女性の場合は、男性の約8割の体力で同様の結果が出た。

 曽根博仁・筑波大教授は「定期的な運動をすることによって寿命が延びるというデータはないものの、体力の有無が死亡率に影響を与えることが明らかになった」と話している。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月28日 (木)

「メタボ」9割が認知、予防の生活習慣継続は3割

 読売新聞の記事です。

 政府は26日午前の閣議で、2009年版の食育白書を閣議決定した。メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に関して「言葉も意味も知っていた」とする人は3月時点で89・3%と2年前(77・3%)より増え、政府が2010年度の目標値としていた「80%以上」を達成した。

 ただ、予防や改善のために適切な食事や運動を半年以上、継続している人は29・4%にとどまり、対策は不十分であることが浮き彫りとなった。

 また、07年11月の調査では、生活習慣病につながるとされる「朝食抜き」の割合が高いのは30歳代男性(30・2%)や20歳代男性(28・6%)で、10年度の目標である「15%以下」とは大きく隔たっていた。女性も、20歳代(24・9%)、30歳代(16・3%)で朝食欠食率が高かった。

| | コメント (0) | トラックバック (3)

2009年5月25日 (月)

納豆、寒天、リンゴ、バナナ…根拠なし

 空腹紛らすだけ
 毎日新聞の記事です。

 手軽さが受けて昨秋、話題になったバナナダイエット。専門家は「朝、バナナを食べるだけではダイエットにはならない」と訴える
 納豆。寒天。リンゴ。バナナ。ゆで卵。手を替え、品を替え、登場する何々ダイエット。ごく最近はバナナダイエットがブームとなり、一時店頭からバナナが消える騒ぎもあった。何かを食べてやせるということは、ありえないと知っておきたい。【小島正美】

 昨年秋、テレビや雑誌などで、バナナダイエットが話題になった。うたい文句は、「朝、バナナを1~2本食べ、コップ1杯の水を飲むだけでやせられる」。昼と夜は好きなものを食べてよいという手軽さが受けた。

 バナナでやせられる理由として、(1)糖質や脂肪を分解・燃焼する酵素が豊富(2)抗酸化作用の高いポリフェノールが多く含まれ、細胞の活性化と代謝を促す(3)食欲を抑えるアミノ酸が含まれる(4)便通をよくする食物繊維が豊富--などが挙げられている。

 こうした理由は科学的に正しいのか。

 バナナ1本(100グラムと仮定)は約90キロカロリーで、小さめのおにぎり1個程度のカロリーに相当する。バナナ2本で満腹感を得て、従来の朝食に比べて、摂取カロリーを減らせばやせられる可能性はある。

 だが、バナナで朝の摂取カロリーを減らしても、昼と夜の食事で摂取エネルギーを増やせば、やせることはない。体重を減らすには消費エネルギー以下に摂取エネルギーを抑えるしかない。

 食べ物健康法の問題に詳しい高橋久仁子・群馬大教授(栄養学)は「バナナを食べてやせたというのは、今まで食べていた朝食よりカロリーが減ったからだと考えられる。バナナダイエットは、要するにバナナを食べて、空腹を紛らすというだけのこと」と話し、特定の食品を食べてやせられると思うのは幻想だと強調する。

| | コメント (0) | トラックバック (11)

2009年5月22日 (金)

記憶力の減退を感じたらどうすべきか その2

新生ニューロンと関係の深いθ波

 新生ニューロンは脳の外から入ってくる何らかの「刺激」によって増やせることがわかっている。そこで、その刺激が何かを探すため、新生ニューロンが増加しているときの脳のなかの変化を調べると、「θ波」と呼ばれる脳波が関係していることが確定された。θ波は1秒間に4~8回の波があり、一般的に「まどろみ」の状態のときに計測される。しかし、それ以外でもθ波は出ているのだ。
 まず「運動」である。たとえば、歩いたり、走ったりしているときにもθ波が発生している。また、運動をすると血流がよくなり、新生ニューロンが育つために必要な養分が脳のなかの毛細血管から供給されやすくなる好影響も考えられる。運動と脳機能はいい関係にあり、通勤の時間を少し前にズラして一駅先まで歩いてみるだけでも、新生ニューロンを増やす効果が期待できるだろう。

 次に「学習」だ。新しいプロジェクトを立ち上げるためには、いろいろな資料に当たったり、専門家に会いにいくことが必要になる。そうした未知の領域へ積極的にチャレンジしている際にもθ波が発生している。そして、最後が「睡眠」。θ波はレム睡眠のときに出ている。眠ってから90分間隔でレム睡眠が訪れるので、1日当たり少なくても7時間くらいは睡眠時間をとりたいところだ。
 もっとも、記憶力が少し衰えたとしても、年を重ねるにつれてさまざまな経験を積んでいるはずである。それにもとづいて、若い人にはできないアドバイスを行えるはずだ。記憶力に神経質になるのではなく、年齢相応の強みを活かすのも一つの考え方ではないだろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月19日 (火)

記憶力の減退を感じたらどうすべきか その1

 プレジデント4月21日の記事です。連載にします。
 
一駅先まで歩くだけでも新生ニューロンの増加効果が大きい。 

 記憶力に関する一般の人たちの大きな誤解は、「人間の脳細胞は1日当たり10万個死んでいる。だから年をとればとるほど記憶力が低くなるのは仕方がない」と思っていることだ。昔の実験で脳の限られた部分を観察し、若い人より年配の人のほうが、脳細胞の数が減っていることがわかった。それにもとづき、このエリアでこれだけ減っているからと、単純に見積もり計算をしただけなのだ。
 もちろん、他の脳の場所ではどうなのか検証されていない。また、人間の脳細胞は100億個から1000億個あるといわれている。どうしてそんなにも大きな隔たりがあるのかというと、一つひとつ数えていくことが不可能だからだ。まして私たちの研究室では、2001年にサルを使った実験で、大人になっても新しい神経細胞「新生ニューロン」が生まれていることをつきとめている。俗説に惑わされないことが大切だ。

 そこで、まず記憶力のメカニズムを見ておこう。「記憶に関係する脳の場所」と聞いて「海馬」を思い浮かべる人は多いだろう。しかし、海馬は記憶をコントロールする場であって、貯蔵庫ではない。大脳皮質でキャッチされた情報は側頭葉に入る。そして、海馬の「歯状回」という場所を経て、同じ海馬のなかにある「CA3野」「CA1野」に運ばれ、最後に側頭葉に戻されて記憶されていく。
 実は、その過程で海馬は入ってきた「1」の情報を「3」に増幅したり、「0.5」に減らして次の神経細胞に伝えることができる。これを「可塑性」といい、新生ニューロンは古い神経細胞に比べて高い可塑性を持っている。つまり、新生ニューロンが増えるほど、記憶力は向上する。中高年の記憶力の減退を防止するためには、どうやって新生ニューロンを増やすかがポイントになるのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月16日 (土)

あなたの健保組合も解散する その6

定年退職者を襲う「組合健保切り」

 マイケル・ムーア監督が撮った映画「シッコ」は米国の医療保険制度の現状をえぐり、世界を驚かせました。公的医療保険がなく、国民の大半が民間の医療保険に頼る米国では、かねてから医療の偏在に国民の不満が強いとされています。

 日本の医療保険制度は先に述べた通り、骨組みは世界レベルで比較しても優れていると言えるでしょう。しかし、財政改善を優先する政府の施策のせいで、ひずみがさらに拡大する懸念が広がっています。組合健保で手厚いサービスを受けてきた大企業社員にも、中小企業向けと思っていた協会けんぽに転じる可能性が現実味を増しています。さらに言えば、実質的な無保険状態に陥るリスクだって、無視できるほど小さいわけではありません。まずは自分が加入している健保組合の実情や、健康保険制度の仕組みをおさらいしてみてはいかがでしょう。

 定年退職した後も、現役時代に近い恩恵を、健保組合から提供してもらえる人は、さらに恵まれた立場と言えるでしょう。一部の大企業ではこうした手厚い福利厚生制度を設け、優秀な人材を囲い込む武器としてきました。こういったサービスが使えれば、定年後も医療費負担を抑えることができ、ライフコストが安く済みます。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年5月13日 (水)

あなたの健保組合も解散する その5

1カ月当たり6000円」が上限?

 後期高齢者医療制度では個々の診療に「予算枠」が決まっていることもあまり知られていないようです。後期高齢者診療料は担当医(かかりつけ医)が提供する、検査やレントゲンなどの医療サービスを「1カ月当たり6000円」と定めています。この枠を超えて医療サービスを提供すると、保険の対象外になってしまい、医師・医療機関には公的医療保険からはオーバー分が支払われません。つまり、診療報酬が6000円を超えると、医療機関の持ち出しとなってしまうのです。

 まだこの仕組みは義務化されてはいませんが、従う医療機関が増えてくると、本当は治療上、意味があると思っていても、枠を超えた処置・投薬を見送るケースが出てきかねません。患者が本当に適切な診療を受けるのを、予算枠が邪魔するような事態が起き得るわけです。

 現在、国が推し進めている医療費削減の施策は、いわゆる「団塊の世代」を狙い撃ちしにしています。この世代が70歳を迎える時期以降に医療費がかさむのを防ごうと、今から手を打っていると見ていいでしょう。ベッド数カットや個人負担増大などを進めているわけです。しかし、ベッド数を減らすのであれば、在宅サービスをその分手厚くするとか、かかりつけ医制度を充実させるといった施策が先行して進められなければなりませんが、そちらは手つかずのままです。これでは孤独死が増えるだけです。

 群馬県渋川市の老人施設で3月に火災が起き 10人が命を落としました。この施設は有料老人ホームとしての登録がなされていない、無届け施設でした。入院ベッド数を減らす動きが進めば、必要に迫られた高齢者がこうした無届け施設に流れ込むおそれが強まりかねません。現在でも特別養護老人ホームは待機者が多く、需要に対応し切れていません。ベッドを4割も減らすような施策はこうしたあぶれ傾向を助長するだけです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月10日 (日)

あなたの健保組合も解散する その4

子供の健保を頼れなくした新制度

 国保の財政は悪化の一途をたどっています。高齢化に伴う医療費の増大は大きな原因ですが、それだけが理由ではありません。国庫からの支出が減少し続けているのも、財政悪化に拍車を掛けています。この25年間で国庫支出金はほぼ半減しました。国は自らの支出を減らす一方で、地方自治体に負担を求めてきました。こうした事情もあって、自治体は相次いで国保保険料を引き上げ、加入者はさらに重い負担を背負わされるようになっています。

 2008年4月に始まった後期高齢者医療制度は1年が経って、さらに問題点がはっきり見えてきました。75歳以上が強制加入させられ、保険料が年金から自動的に天引きされる仕組みは、導入当初から国民の反感を買いました。

 しかも、この制度には「被扶養者」という発想がないので、問答無用で75歳から各個人から保険料が徴収されます。本人に収入や支払い能力がなくてもです。そうした場合を含め、息子や娘など家族が保険料を代わりに支払うケースでは、家族の負担が結果的に重くなるという弊害が起きています。

 75歳になった瞬間、それまで加入していた健康保険を抜けて、後期高齢者医療制度に加入するようにさせられた弊害も出ています。これまでは子供の健康保険の扶養家族扱いで健保が利用できていたのに、難しくなったのがその一例でしょう。

 健康保険の対象であるかどうかという現実的な問題だけではなく、家族とのつながり、一体感、扶養関係などにも影響が出ていると心配されます。年を取って、子供の健保が頼りの綱という例は結構あるものです。後期高齢者医療制度はその綱を断ち切った格好です。

 あまり知られていないようですが、後期高齢者医療制度では、保険料を滞納すると、「資格証明書」が発行されるようになりました。資格証明書とは、「本来、保険に入る資格がある」という事を証明するだけの書類で、医療機関では無保険者と同じように、全額を自己負担する必要があります。支払い後に領収書を持って手続きすれば、7割は戻ってくるという触れ込みですが、実際は未納分に充てられてしまい、差額が生じない限り、1円も戻ってきません。つまり、現実には滞納すれば、即座に無保険者扱いされるわけです。実質的な「保険取り上げ」と言えるでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2009年5月 7日 (木)

あなたの健保組合も解散する その3

退職者は前年所得災いして高額保険料に

 国民健康保険はもともと自営業者や農林漁業者のためにつくられた仕組みです。でも、現実には無職53.8%、雇用者(パートタイマー含む)24%が多数派で、自営業者が14.9%、農林漁業者4.4%は合わせても5分の1にも足りません。

 国保は加入者の所得の低さが組合健保や協会けんぽに比べ際立っています。全体の75.4%と、約4分の3が年収200万円以下です。国保は結果的に、病気にかかるリスクの高い人を、1つの保険に集めているのが実情です。そのせいもあって、保険料が高くなり、払いたくても払えない人を増やしてもいるのです。

 ある程度の規模以上の企業で正社員だったからと言って安心はできません。会社を辞めて、国保に加入するようになると、前年度の高い所得から弾き出された高額の保険料が支払えなくなり、無保険者になってしまうケースが珍しくないからです。

 「国民皆保険」という制度の骨格は立派なものです。医療サービスを「現物」として給付する仕組みは、米国のようにいったん個人が立て替えなければならない制度に比べると、個人の支払い負担の面で優れています。しかし、長い時間の間にひずみが生じているのも事実です。

 定年退職者の間では「食べるか、国保保険料を払うか」といった究極の二者択一を迫られる状況になりつつあります。保険料が払えず、無保険になると、医療機関の窓口で全額自己負担となるので、診療を先延ばしにして、重い病気の早期発見を逃してしまい、重篤な事態に至るリスクも高まっています。手元資金では保険料がまかなえず、借金して払ったり、生命保険を解約して払うケースも相次いでいます。それほど高額な水準に、国保保険料は達しているのです。

| | コメント (0) | トラックバック (3)

2009年5月 4日 (月)

あなたの健保組合も解散する その2

驚くほど高い国保保険料

 保険料率は協会けんぽの方が低いので(労使折半で現行8.2%)、負担が軽いという事情から、解散後受け皿として協会けんぽが選ばれることが多いとみられます。料率アップか解散かという選択を迫られた結果の判断と言えるでしょう。

 健保組合からの流入が増えれば、協会けんぽの財政が改善するというわけではありません。協会けんぽの財政が厳しくなれば、加入者が受けられるサービスが低下する心配もありますが、国は協会けんぽへの支援を上積みする気配がなく、個人負担増に転嫁されたり、質が下がる懸念は消えていません。

 景気後退と拠出金の増加は健保組合の財政をますます悪化させていて、この先も解散して協会けんぽに移る傾向は続くでしょう。この状況が続けば、健保組合を維持するのは、よほど経営基盤のしっかりした企業にしかできないような状況に早晩、立ち至るでしょう。

 定年退職後に国民健康保険に加入すると、その保険料の高さにびっくりする人が多いようです。国保加入世帯の平均所得は約166万7000円ですが、平均で年間14万4870円を負担しています。大阪府寝屋川市では年収200万円の4人家族(40代夫婦と子供2人のモデルケース)で年間50万円を超えています。

 協会けんぽでは保険料の半分を事業主が負担しています。組合健保では半分以上が事業主負担ですから、本人の負担は半分以下に抑えられています。しかし、国保では全額自己負担です。企業正社員の2倍以上の保険料負担額となる計算です。

| | コメント (0) | トラックバック (3)

2009年5月 1日 (金)

あなたの健保組合も解散する その1

 日経ネット版「医療」2009年4月28日掲載の記事ですが、かなり長いので、長期連載にします。何を感じますか?

 健康保険を引きはがされる――。想像もしたくない事態だが、すでに現実となりつつある。4月1日に8健保組合が解散し、健保組合の冬の時代を証明した。『10年後、あなたは病気になると家を失う』(日本経済新聞出版社刊)の共著者の1人である寺尾正之さんは「企業が健保組合を解散した場合の衝撃は、リタイア前後の人たちにこそ重い」と見る。背筋が寒くなるような、健保を取り巻く現状を、寺尾さんに聞いた。

 ある人のコメント・・・。大企業に勤めていて、組合健保の恩恵に預かっている人はほんの一握りしかいません(4月1日時点の健康保険組合数は1485組合)。しかも、どの健保も運営に苦しんでいて、経営者サイドは本音を言えば、「すぐにでもやめたい」と考えているはずです。実際この4月1日には8つもの健保組合が一気に解散しました。

 約5万7000人の加入者がいた、物流大手の西濃運輸健保組合は2008年8月に解散しました。持ち帰りすしチェーンの京樽健保組合も同9月に解散しています。この規模の健保組合が解散するようになったのですから、「ウチは安心」と構えていられる健保は少ないでしょう。

 しかも、今は景気が冷え込んで、企業業績も悪化しているので、企業側から健保解散を切り出しやすい状況になっています。これまではタイミングが見つからなかった企業もこの「100年に1度」の不景気をうまい口実に使おうと考える可能性があるのです。この先、何社かが解散を決めれば、我も我もと解散が続くかも知れません。

 保険料収入の伸びが見込めない上、高齢者医療制度への拠出金負担が重く、財政が逼迫(ひっぱく)していることなどが、組合解散の主な理由となっています。つまり、こうした状況はどの組合にも共通しているので、みなさんが加入している健保組合がいつ解散してもおかしくないのです。

 健保組合が解散すると、加入者の保険がどうなるかはあまり知られていないようです。一般的に解散後は、中小企業の従業員が加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)に移行するケースが多くなっています。「協会けんぽ」とは聞き慣れない名前かも知れません。主に中小企業で働く人が加入する「政府管掌健康保険」が2008年10月から、協会けんぽに衣替えしました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月28日 (火)

過度の飲酒、ご注意を 「自分のペースで適正な量」忘れずに その2

 ◆日本は飲酒量増加

 飲酒をめぐるトラブルといえば、先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)での中川昭一元財務相の“酩酊(めいてい)会見”が記憶に新しい。ただ、中川元財務相は「風邪薬などの飲み過ぎ」としており、飲酒によるものかどうか定かではない。

 果たして飲酒だけで草なぎ容疑者のような状態になることはあるのか。「たくさん飲めば、あってもおかしくはない。普段から酒癖が悪いといわれる人は特になりやすい」と樋口さん。草なぎ容疑者は「大の酒好き」として知られていたというが、今回の騒ぎは人ごとではない。日本人のアルコール消費量は、この四半世紀で増えているからだ。

 国税庁の「酒のしおり」によると、人口1人当たりのアルコール消費量は日本が昭和52年の5・1リットルから平成15年には6・5リットルと27・5ポイント増加。これに対し、フランスは43・3ポイント減、イタリアは43・0ポイント減と欧州の多くで減少しているほか、米国も18・1%減っている。

 ◆現実を認識して

 厚生労働省などが提唱する「節度ある適正な飲酒」は、純アルコール量で1日平均20グラム。ビールなら中瓶1本、清酒なら1合弱という量だ。

 樋口さんは「一定量を超えて飲むことは良くないという意識を持つことが重要だ。酒を飲んだら無礼講というような考え方もあるが、度を超えると取り返しがつかなくなることもある。そういった現実をもう少し認識する必要があるのでは」と意識改善を訴える。

 草なぎ容疑者が飲酒時にどんな心理状態だったかは不明だが、ストレスから飲酒に走る人もいる。社団法人アルコール健康医学協会(東京都文京区)の常務理事、古屋賢隆さん(67)は「少なくとも飲んだときにはストレスを忘れられると一般的には言われるが、本質的な解決にはつながらない。自分のペースで楽しく適正な量を食べながら飲むのが重要だ」と話している。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月25日 (土)

過度の飲酒、ご注意を 「自分のペースで適正な量」忘れずに その1

 産経新聞の記事です。長いので連載にします。

 ■犯罪や迷惑行為・健康害する危険

 人気グループ「SMAP」のメンバー、草なぎ剛容疑者(34)が23日、公然わいせつの現行犯で、警視庁に逮捕された。公園で全裸になって大声をあげていたという。呼気からは多量のアルコール分が検出され、過度の飲酒が原因とみられている。適正な飲酒量であれば気分を楽しくすることにつながるお酒だが、一歩間違えれば、犯罪・迷惑行為につながったり、健康を害したりする危険が潜んでいる。

 ◆0・8ミリグラムの検出

 逮捕後、草なぎ容疑者の呼気1リットルから検出されたアルコール分は0・8ミリグラム。道路交通法で定める酒気帯び運転は0・15~0・25ミリグラム未満、0・25ミリグラム以上だから、尋常な量ではない。どれくらい飲めば、そんな状態になるのか。

 独立行政法人国立病院機構「久里浜アルコール症センター」(神奈川県横須賀市)の副院長、樋口進さん(54)は「飲み始めからの経過時間が関係する。仮に体重60キロの人が飲み始めから5時間たっていたとすると、日本酒で最低でも7合近く飲んでいる計算だ」と説明する。

 血中アルコール濃度に換算すると0・16%程度になるといい、その場合、症状として、ろれつが回らなくなる▽まともに歩くことができない▽物が2つに見えることがある▽突拍子もないことをする-などの可能性があるという。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年4月22日 (水)

コーヒーに害はありませんか?

 コーヒーは飲みすぎなければ安全のようです。カフェインが健康上いいか悪いかについては、一概に述べることはできませんが、問題の一つとして、私たちの睡眠に大きく影響することが挙げられます。カフェインは眠りにつくのを遅らせ、夢を見るのを妨げます。とくに子どもには大きな影響を及ぼします。炭酸飲料の中にはカップ1杯のコーヒーと同じカフェインを含んでいるものがあり、小さな子どもにはコーヒーを数杯飲んだのと同じ影響を与えるためです。妊娠中のカフェイン摂取も問題になります。カフェインが流産や先天性異常、出生時の体重に影響しているかどうかは、まだ結論が出ていませんが、たいていの専門家は妊婦に対し、カフェインの摂取量をなるべく抑えるよう勧めています。一方、コーヒーを飲むときに加えるものが健康に影響を与えている可能性もあります。砂糖とクリームを加えるとカロリーがかなり増えますし、牛乳をベースにしてカラメルやホイップクリーム、チョコレートを加えたコーヒー飲料は、ミルクセーキに匹敵するカロリーの高さです。

| | コメント (0) | トラックバック (6)

2009年4月19日 (日)

家族全員が飲めるような総合ビタミン剤がありますか?

 家族メンバーの年齢やライフ ステージによって、どのようなものを飲むべきかはある程度変わってきます。ビタミン剤のラベルの指示に従いましょう。閉経前の女性と青年期の家族は、平均的な複合ビタミンとミネラルの栄養補助食品から始めるのがよいでしょう。青年期の少年少女と女性の多くは、複合ビタミンのほかにカルシウムが必要です。成人男性と閉経後の女性は、鉄分の少ない複合ビタミンとミネラルを摂るべきです。どのビタミン栄養補助食品がよいかについては、専門家にアドバイスを参考にしてください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月16日 (木)

ジュース スタンドの飲み物は身体にいいのですか?

 ジュース スタンドの搾りたてジュースは、必要な量のくだものを簡単においしく摂ることができます。しかし気をつけなければならないのは、果汁は果実そのものを食べるのに比べると摂取できる食物繊維が少ないことです。また、かなりの量の砂糖が加えられている可能性があります。ジュースに加えられることの多いフローズンヨーグルトも糖分が高く、搾る前のくだものがシロップ漬けになっていることもあります。飲み物の1人分は通常、かなりの量がありますから、それを考えるとおのずと糖分は高くなります。こうした飲み物は400calを超えているものが多いのです。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年4月13日 (月)

ラクトース不耐症です。どうしたらよいでしょうか?

 ラクトースを受けつけない人は、ラクトース(乳糖)を分解して吸収できるようにするラクターゼという酵素の量が不足しています。症状には個人差があり、シリアルに少しミルクをかけるくらいなら大丈夫という人もいれば、ミルクが原料として使われているパン類を食べても症状が出る人もいます。ラクトースが酵素によって分解されないと、腸内の細菌によって発酵し、ガスが出たり、お腹がふくれたり、時には下痢を起こします。スーパーなどでラクトースの少ない製品やいっさい含まない製品を売っています。ラベルを注意深く読みましょう。ラクトースが含まれている可能性のある食品としては、パン、キャンディー、クッキー、冷肉の薄切り、ソース、グレービーソース、クリーム スープ、シリアル、粉砂糖、冷凍食品、サラダ ドレッシング、チョコレートミックス、さらに人工甘味料があります。ラベルを見る時は、乳固形分、乳清、マーガリン、スウィートクリーム 、サワー クリーム、バター ミルク、麦芽乳の表示に注意します。市販の薬やビタミン剤にもラクトースを含むものがありますから、とくに過敏な場合は注意を払いましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月10日 (金)

トランス型脂肪酸とは何ですか?

 トランス型脂肪酸と飽和脂肪酸は、どちらとも血中コレステロールを増やす働きがあるため混同されがちです。しかしこれらは全く異なる脂肪酸です。飽和脂肪酸には動物性のものと植物性のものがあり、室温で固体状なのが特徴で、バターやチーズに多く含まれます。一方、脂肪の代謝を助ける不飽和脂肪酸は、植物油などに含まれ、室温でも液状です。マーガリンなどは、水素添加という方法で植物油を人工的に固めたものです。ケーキやクラッカー、クッキーをおいしく仕上げるために使いますが、水素添加の過程で、トランス型脂肪酸が生まれます。この脂肪酸は自然界にほとんど存在せず、血中コレステロール値を上げる働きがあります。摂りすぎると心臓疾患の危険性が高くなるので、飽和脂肪酸にしろ、トランス型脂肪酸にしろ、なるべく避けることが賢明です。揚げもの、焼き菓子、パンに塗るペースト類、サラダドレッシングは、すべて脂肪とトランス型脂肪酸が多いので避けた方がいいでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

«老いた両親はとても食が細くなっていますが・・・。