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2006年9月13日 (水)

内臓脂肪、ウエスト同じでも日本男性は米より「多め」

 内臓脂肪がたまり、さまざまな病気の遠因となるメタボリック症候群をめぐって、日本人男性は腰回りのサイズが同じでも、米国の白人男性より内臓脂肪のたまりやすいことが、滋賀医科大と米ピッツバーグ大の住民調査で分かった。日本人は米国人ほど極端に太らず、少し太っただけでも糖尿病などの生活習慣病にかかりやすいといわれているが、その理由は分かっていなかった。

 滋賀県草津市と、米ペンシルベニア州で40~49歳の男性それぞれ239人、177人のウエストサイズを測り、コンピューター断層撮影(CT)で腹部の内臓脂肪などの断面積を調べた。
 全体の平均では、ウエストは日本人が85.3センチ、白人95.4センチ。体脂肪の量も白人の方が上回っていた。だが、内臓脂肪は、日本人の方が多い傾向がみられた。

 例えば、ウエストが88.9~96.8センチの層を比べてみると、皮下脂肪の断面積は白人の方が日本人より7平方センチ上回ったが、逆に内臓脂肪は日本人が101.7平方センチと、白人の85.5平方センチを上回った。この傾向は体格にかかわらず見られるという。

 体脂肪は皮下脂肪と内臓脂肪に分かれ、内臓脂肪が多いとホルモンの分泌が異常になるなどして、生活習慣病を招きやすくなる。100平方センチを超えると病気になるリスクが高まるとされ、メタボリック症候群と判断する材料になっている。
 研究をまとめた門脇崇・滋賀医大助手(公衆衛生学)は「内臓脂肪がたまりやすいことが、糖尿病や高脂血症のリスクがより高いとされる理由かも知れない。日本人は一層、肥満に注意する必要がありそうだ」としている。

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