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2006年11月 3日 (金)

肥満男性、目標と逆に増加 約30項目で"黄信号" 厚労省の健康づくり計画

 「肥満」を減らすはずが、成人男性では逆に増加―。厚生労働省が2000年策定した健康づくりの長期計画「健康日本21」で定めた2010年までの約100項目にわたる数値目標のうち、約30項目が策定時よりも悪化していることが分かった。厚労省は本年度中に中間評価報告をまとめ、残り4年での計画達成を目指す。
 計画の中間実績によると、肥満(体重を身長の2乗で割ったBMI指数が25以上)の人の割合は、20―60代男性で策定時の24・3%から15%以下に減らすのが目標だが、29・0%と逆に増加。20%以下にする目標の40―60代女性も、25・2%から24・6%と、わずかな減少にとどまった。
 このほか1日の歩数は、成人の男性(目標9200歩)女性(同8300歩)、70歳以上の男性(6700歩)女性(5900歩)でいずれも目標が達成できないどころか、策定時より減少。朝食を食べない中高生をゼロにすることや、ストレスを感じる人の減少(目標49%以下)、日本酒に換算して毎日3合以上など多量に飲酒する男性の減少(目標3・2%以下)なども、逆に数字が増加していた。
 一方、厚労省が「ハチマルニイマル」運動として推進する80歳で自分の歯が20本以上ある人の割合は、策定時の11・5%から20%以上にする目標に対し、中間実績は25%と早くも達成。「1日の食事で果物類を摂取している成人の割合を60%以上」とする目標も、中間実績で63・5%に達していた。

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