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2007年2月 6日 (火)

女性の薄毛や脱毛:まず、専門医へ ストレス、偏食…原因はさまざま

 薄毛や脱毛の悩みを持つ女性は少なくない。原因はストレス、睡眠不足、偏った食事、体調不良などさまざまだ。最近は「脱毛症外来」を掲げる病院が出てきた。誰にでもは相談しにくい悩みだけに、まずは専門医に診てもらい、原因を探ることが大事なようだ。そこで2回の連載にします。

 ●冷え症も大敵

 女性の薄毛で多いのは髪の毛が減ったり細くなったりして、頭頂部の肌が透けて見える状態だ。

 順天堂大学医学部付属順天堂医院皮膚科(東京都文京区)の脱毛症外来には1日に約100人の患者が訪れ、うち女性は5%ほど。徐々に増えており、30~40代が多いという。

 毛髪治療で知られる同大学医学部の植木理恵助教授(順天堂東京江東高齢者医療センター皮膚科医師)は「脱毛や薄毛が気になったら皮膚科に診てもらう、という認識が、やっと一般的になってきた」と、女性の受診増加を歓迎する。

 皮膚科では髪や頭皮の状態を観察し、問診で食事の中身や生活の様子、心や体の調子を尋ねる。血液検査も行い、貧血の有無なども調べる。そこでミネラル不足と分かれば、亜鉛や鉄分、ビタミンの豊富な食事を勧める。冷え症で卵巣機能が低下し、頭髪部の血のめぐりが悪くなって薄毛になることもあるため、冷え症の場合は漢方薬の処方などもする。

 植木さんは「膠原(こうげん)病など、内臓の病気で薄毛になっている場合もあるので、まずは病気かどうかを確かめることが大事です」と話す。

 日常のへアケアも大事だ。市販の育毛剤は「男性専用」と明記してあるものを除き、基本的には女性も使ってよい。ただし、個人差は大きい。また、血管拡張作用のある塩化カルプロニウムは保険適用薬なので、病院でも処方される。植木さんは「育毛剤では毛の根元の毛母細胞を活発にするミノキシジルが、他の育毛剤に比べて効果が高いことが臨床試験で分かっている」と話す。

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