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2007年5月30日 (水)

コレステロール220は病人?

コレステロール値などを測定する血液検査
 コレステロール値が気になっている人は多い。数値が高いと心筋梗塞(こうそく)などになりやすいとされるためだ。高コレステロールの基準は、かつては総コレステロール値240(単位は1デシ・リットルあたりミリ・グラム)程度以上とされていたが、1987年に日本動脈硬化学会が「220以上」という数値を打ち出した。ただ、この基準値は根拠となるデータが乏しいと言われ、99年に見直しが始まった。日本で行われた大規模研究で、数値が240以上の場合に心筋梗塞が多いとの結果が出たことから、一度は「240以上」と改められる見通しになった。

 ところが、学会内で「いったん定着した数値を変えると混乱が起きる」などと反対があり、「220以上」のまま据え置かれた。基準値が低ければ、「病気」と判定される人は増える。コレステロール値「220以上」の人は「240以上」の人の2倍もいる。高血圧でも、基準値は引き下げられてきた。これらの数値改定は、欧米の診断基準値が下げられ、日本が追従したことにもよる。

 海外で診断基準値が下げられてきた背景に、診断基準を作成する医師と製薬企業の結びつきを指摘する声がある。基準値を下げるほど患者は増え、薬物療法の対象者も増えるからだ。

 製薬企業の販売戦略をリポートした「怖くて飲めない! 薬を売るために病気はつくられる」(レイ・モイニハンほか著、ヴィレッジブックス刊)によると、2004年に改定された米国のコレステロール診療指針では、指針を作成した委員9人のうち、8人が製薬企業から報酬を得て講演やコンサルティング、研究をしていた。米国の高血圧の診療指針でも、作成者11人中9人に製薬企業と同様の関係があった。

 フランスの医学誌「プレスクリル」編集委員で医師のクリストフ・コップさんは10月に来日、薬害問題を討議する医薬ビジランスセミナーで「製薬企業の影響は世界保健機関(WHO)にも及んでいる」と述べた。コップさんによると、WHOの高血圧診療指針での診断基準値は、心臓病の発症の恐れが高くない人の場合、臨床試験など厳密なデータに基づいたものではない。指針の作成担当者には、製薬企業との金銭的な関係のある人がいた。

 一般に、基準値の引き下げには、病気の見逃しを少なくする狙いがある。同時に、多数の健康な人を患者に仕立て、無用な治療や副作用被害を広げる恐れもあるが、そうした視点は置き去りにされがちだ。日本でも、診療指針を作成する医師が、製薬企業から講演料や研究費を受け取る例は少なくないとみられる。中立・公正な指針づくりが求められる。

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2007年5月28日 (月)

半身浴が◎ 寝酒は×

 快適な眠りには、これまで紹介した運動、日光浴、昼寝のほかにも様々な知恵がある。国立精神・神経センター精神保健研究所精神生理部部長の三島和夫さんに、コツを聞いた。

 【入浴】運動は睡眠に有効とはいえ、高齢になって足腰が弱り、体を動かしづらい人もいる。「そんな人には、眠る数時間前の入浴が効果的です」
 三島さんらは、老人保健施設で生活する不眠の高齢者13人に2日間、就寝の2時間前に30分間、40度の湯に半身浴の形でつかってもらった。この施設では普段、入所者は日中に入浴していたが、夜に入浴した日は寝つきが良く、夜間に目が覚めることも減った。
 体が体温を下げようとする放熱作用が強い時ほど、眠りは深くなる。この研究で参加者の体温を測ったところ、入浴で上がった体温が急速に下がり、睡眠時も体温低下が通常より3時間ほど長く続いていた。
 お勧めは、37~40度のぬるめのお湯に20~30分、半身浴で。入浴後に汗がひき、ほてりが治まるころに眠るのがいい。ほてりが治まるまでの時間には個人差があり、その時間から逆算して入浴時間を決めたい。

 【酒】睡眠薬を飲むぐらいなら、寝酒を飲んだ方がいい――。そう考えがちだが、三島さんは「大きな間違い」と断言する。
 確かに、酔うと神経の興奮が抑えられ、寝つきは良くなる。しかし、アルコールは効き目が切れるのも早く、かえって普段より早く目が覚める。利尿作用のために尿意も強くなり、夜中にも目が覚める。
 アルコールは、のどの筋肉を緩ませ、舌が落ち込みやすくなる。気道が狭くなり、睡眠時無呼吸症候群になりやすい。筋肉が衰えている高齢者では、いっそう発症の危険が高まる。
 さらに、アルコールは耐性ができて徐々に効果が薄れ、酒量が増える欠点がある。お酒を飲むなら、夕食時に少量がよいようだ。

 【行動療法】不眠が長引いた結果、「寝床で眠れなかった」という記憶が脳に刷り込まれ、寝床ではかえって目がさえる――。そんなタイプには、認知行動療法の一つ「刺激制御療法」が勧められる。
 本来は専門家の厳密な指導が必要な治療法だが、「寝室=不眠」というイメージを断つための参考として、要点を別表に掲げた。
 三島さんは「高齢者の不眠は長引くことが多い。様々な工夫をこらしても良くならないなら、専門医のいる医療機関を受診してほしい」と話している。

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2007年5月26日 (土)

右脳と左脳の使い方 その2

■右脳と左脳の使い方にも男女差が

 右脳と左脳の使い分けが男性と女性で大いに異なります。

 男性は左なら左、右なら右と片寄った使い方をしている人が多い傾向にあります。左脳を極端に使った人は例えばニュートンですね。リンゴが落ちるのを見ただけで、万有引力の法則が左脳からでてきました。

 右脳を極端に使った人はピカソなどの芸術家です。しかしこれらの天才は脳をバランス良く使っていなかったため、私生活はめちゃくちゃの人が多かったようです。

■夫婦喧嘩で女性が勝つ理由

 男性に比べて女性は、右脳と左脳を実にバランス良く使っているんですね。驚くべきことに、女性は右脳でも言葉を話すことが出来るんだそうです。左の脳梗塞で言葉が話せなくなっても、女性の方が回復が早いことが知られています。

 脳の働きから言っても夫婦喧嘩は負けるようになっています。ご主人がぎゃふんと言わせようと一生懸命に考えたことでも、女性はうまく両方の脳を使って「あゝいえば、こういう。こういえば、あゝいう」となって最後にご主人は言葉に詰まって、お皿を投げるしか残されていません。

■未練がましい男性とさっぱりした女性

 映画「失楽園」の原作者として有名な渡辺淳一氏に、私の母校である岡山大学の大学祭で講演をしていただいたことがあります。渡辺氏は失恋をしたときにどうして男性と女性で違いがあるのかという質問に対して、「失恋をしても男性は30%くらい未練が残るが、女性は100%ダメなら、大泣きをしてやけ食いをした後に0%になる」と答えておられました。これは脳の使い方に差があるからです。男性は脳の使い方が片寄っているためになかなか方向転換できませんが、女性は簡単に右から左、あるいは左から右ヘと切り替えが出来るようです。

 このような観点から右脳と左脳をバランスよく使うためには男性はいろんなことに興味を持って視野を拡げて、女性は一つのことをじっくり究めるとよいと思います。

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2007年5月24日 (木)

右脳と左脳の使い方 その1

 長いので2回に分けますが、右脳と左脳の使い方ということです。佐賀大学医学部の脳の働きの研究を聞いてなるほどと思うことがたくさんありました。

■脳は右と左で働きが違う

 脳はボールのように一つの球ではなくて、前から見ると二つに分かれています。あたり前ですが、右にあるのを右脳、左にあるのを左脳と呼びます。昔はどちらの脳も同じように働いているのだろうと考えられていましたが、最近の研究で、右脳と左脳とでは大きくその働きが違っていることが分りました。

 まず一番基本的なことですが、左脳は右の手足の運動と感覚を、右脳は左の手足の運動と感覚を担当しています。全く逆なんですね。どうして脳はこんなに面倒なことをしているか正確なところは分かっていません。ただ交叉をしている方が情報を広く脳全体に伝えるために効果的なようです。

■理論の左脳、イメージの右脳

 まず左脳ですが、皆さんはほとんど左脳で言葉を理解し、言葉を話しています。また左脳は理論的な考えや数字などを扱う思考を主に担当しています。時計に例えると表示されている数字を見て時刻を知るデジタル時計に相当します。

 それに比べて右脳はイメージを捉える脳です。時計でいうと針の向きによって時刻を知るアナログ時計に例えることが出来ます。

 さてここに松尾芭蕉がやってきたとします。すると目の前でカエルが他に飛び込んだんですね。それを右脳でイメージとして捉えたわけです。我々だと「なんだ、かえるか?びっくりした」で終わりですが、さすがに松尾芭蕉は右脳のイメージを左脳につないで「古池や 蛙飛び込む 水の音」と左脳から言葉がでてきます。

■絵を描いて理解する

 日本の知識を詰め込む教育は、言葉や記号の羅列を記憶させるだけですので、左脳のみの教育となってしまっています。実は社会に出て答えのない問題に直面したときに、本当に必要なのは左脳の知識ではなくて、右脳のイメージの力なのです。右脳に関する本が良く売れている理由がうかがえます。それでは右脳を鍛える簡単な方法はあるのでしょうか?あるノーベル賞受賞者が、「物事を言葉で理解してもそれは理解したことにならない。絵が描けないと本当に理解したことにはならない。」と話しています。 『言葉で理解する』これは左脳です。

『絵を描いて理解する』これは右脳です。

 子供はよく落書きをしますが、それは右脳を鍛えているのです。みなさんもところかまわず絵を描いて、考えながら理解する癖をつけてください。それが一番簡単な右脳の鍛錬法です。

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2007年5月22日 (火)

男性も肌・髪ケア…アンチエイジング化粧品人気

 男性向けの化粧水や美容液、自然素材のシャンプーなど、肌や髪を美しく整える「メンズコスメ」が人気だ。特に肌のしわやシミなどを改善する「アンチエイジング」効果のある化粧品が30代以上に支持されている。内面だけでなく外見も若々しく保ちたい男性が増えているようだ。

 阪神百貨店本店(大阪市)は3月に売り場を拡大し、12ブランドをそろえた。カウンターで頭皮チェックなども実施しており、髪質で選べるシャンプー(3465円から)や、フルーツ酸配合の美容液(8400円)などが売れ筋だ。阪急百貨店大阪うめだ本店(同)では肌に張りを与える美容液「ビオテルムオム・ハイリチャージ」(6825円)が、月40本程度売れ続けている。

 一方、メンズコスメ売り場を本格オープンさせて3年半になる伊勢丹新宿店(東京)では、販売額は当初比2ケタ増と好調だ。「一度相談に来られた方の再来店が多い」(広報)と男性顧客への浸透ぶりがうかがえる。化粧品以外では、まゆ毛サロンに通う男性も増えている。日本人は欧米人に比べてまゆ毛が目立ちやすいということもあり、輪郭を際立たせ、顔に立体感を与えるまゆ毛サロンが注目されているようだ。

 という内容ですが、化粧品選びと言うのは、慎重にしないと、アンチエイジングと全く逆になる場合だってあるんです。これは今回男性の記事ですが、女性にも言えることです。スキンケアやヘアケア製品選びは、毎日使うものだからこそ重要なんですよ。

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2007年5月20日 (日)

緑茶1日5杯で危険低下 脳梗塞死亡で差

 緑茶を1日5杯以上飲むと脳梗塞(こうそく)の死亡リスクが男性は42%、女性は62%低下するとの研究結果を栗山進一東北大准教授(公衆衛生学)らが4日までにまとめた。

 栗山准教授らは平成6年から宮城県内の40~79歳の男女約4万500人を追跡調査、1日に緑茶を飲む量で4グループに分け分析した。

 その結果、脳や心臓など循環器系の病気の死亡リスクは、緑茶を飲む量が多いほど低下。1日に1杯未満の人に比べ、5杯以上飲む人は男性は22%、女性は31%低下した。脳血管障害では男性は35%、女性は42%低下。特に脳梗塞はリスクが低かった。

 一方、がんによる死亡のリスクとは関連はなかった。紅茶やウーロン茶を飲む量とこれらの病気の死亡リスクに関連はなかった。

 栗山准教授は「予想以上の差があり驚く結果だ。緑茶に含まれるカテキンなどが体に良い影響を与えている可能性がある」と話している。

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2007年5月18日 (金)

「体かゆい」と苦情80件 小林製薬の栄養補助食品

 産経ネット版の記事です。

 小林製薬は、アレルギー物質として表示義務のある原料名を表記せずに、約5年半にわたって栄養補助食品約8万4000個を通信販売し、「全身に発疹(ほっしん)が出た」「かゆい」など苦情が全国から80件あったと発表した。同社は商品を自主回収し、代金を返す。

 回収対象は、肌に潤いを与える効果をうたって平成13年10月発売した「セラミド」と、アトピー症状の緩和に役立つという17年5月発売の「アトなしヘルプ」。原料名の「カゼインナトリウム(乳由来)」の表示が欠落していた。

 小林製薬は表示欠落の原因として「原料メーカーが成分表示していなかったため」と説明。小林製薬は苦情後も商品の成分調査を一度もしていなかった。

 また発売から約5年半後の回収について「原因が分からず、対応が遅れてしまった」と謝罪している。

 問い合わせは同社薬剤師お客さま相談室フリーダイアル0120・639876。

 と言う内容ですけど、製薬会社は安全と言うわけではないですね。これ、なぜもっと大きな問題にならないんでしょうね。このテの問題は、マスコミ自体の関心の少なさなのか、あまり大騒ぎにならないです。でも、ある意味では、ある一部の地域で起こった暴力事件や交通事故を大きく取り上げることよりも、もっと必要なことの気がするんですけどね。
 私個人的には、こういういい加減な会社は許せないと思っているんですけど、皆さんはどう感じましたか?

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2007年5月16日 (水)

<認知症ドライバー>

 認知症の記事をまとめて二つです。

医師の勧告拒み、8割が運転やめず

 高知大医学部精神科で認知症と診断され運転をやめるよう勧告された患者のうち、8割強が運転を続けていたことが、医師の調査で分かった。認知症診断後の運転状況を追跡した調査は初めてという。認知症ドライバーによる事故は各地で相次いでいるが、医師の勧告だけでは運転断念に結びつきにくい実態が浮かんだ。

免許取り消し257件 進まぬ危険防止

 全国の公安委員会が認知症を理由に運転免許を取り消した件数は、06年末までの4年半で257件にとどまることが警察庁の調べで分かった。認知症の免許保有者は65歳以上だけで推計30万人とされる。家族が取り消しを求めても警察が消極的なケースも多く、専門家や家族は、危険な運転を防ぐ新たな対策を求めている。
 道路交通法の改正で02年6月以降、認知症患者の免許を取り消せることになった。しかし、同庁によると、実際の取り消しは▽02年(6~12月)5件▽03年29件▽04年47件▽05年63件▽06年113件。別に、6カ月以内に回復の見込みがある患者の免許を停止した処分が4件あった。
 免許取り消しと停止を合わせた行政処分計261件について、そのきっかけを調べたところ、約3分の2にあたる170件が「家族からの相談」だった。次いで、事故処理の過程で当事者が認知症と分かった例が42件。高齢者講習や免許更新時に判明したのは、わずか16件だった。
 一方、国立長寿医療センター長寿政策科学研究部の荒井由美子部長らが04年、3県警本部(県名は非公表)に行った調査によると、患者の運転をやめさせたい家族が警察に相談しても、行政処分を避け、自主返納などを進める方針が採られていた。しかし、本人は病状を自覚していないため、拒否する例が多い。荒井氏は「法律で『認知症は免許取り消し』と定めているのに進まないのは、警察の現場レベルで具体的な指針がないことも一因だ」と指摘する。
 警察庁によると、65歳以上の免許保有者は05年末で約977万人。認知症の免許保有者の推計人数は、厚生労働省の年代別患者割合を基に推定している。同庁運転免許課は「免許は本人の権利なので、本人の協力が得られなければ処分は難しい。ただ、家族からの相談は危険な運転を把握する重要な機会でもあり、適切に対応するよう指導したい」としている。

 これは我が家での経験ですけど、我が家の父も現在認知症で、目が離せない状況になっています。今ほどひどくなかった頃、車の運転をしたがり、自分で車を運転してどこかに出かけていました。やがて、何時間も戻って来れなくなったり、帰ってきた車にぶつけた傷があったりで、本人に聞いても、何もなかったとか、何も覚えていないと言うばかりでした。そこで、これ以上は運転させることは危険だと判断し、車を売りました。自分の運転する車がなくなれば、問題がないことです。
 認知症の人が運転すると言うのは、本当に危険です。残念な話ですけど、社会的に見て本人に運転するべきかどうかの意識がもうないのですから、車を売ったり、車の鍵を家族がしっかり管理するようにするべきだと思いますし、それは家族の責任でもあると思います。事故にでもなったら大変ですし、まして人身事故になると、問題は大きくなります。本人が運転していたと言うだけの問題ではないと思いますし、もし自分が逆の立場なら、相手の家族に責任を求めるだろうと思い、我が家では車を売り、父の運転癖を止めました。
 記事にあった本人に言ってもやめないという問題ではなく、周りで止めさせるものだと思います。

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2007年5月14日 (月)

知っていますか「葉酸」 赤ちゃんの先天異常減らす栄養素2

妊娠初期に

 葉酸は、ビタミンB群の一種。タンパク質などの合成に作用し、細胞の生産や再生を助け、体の発育を促す働きがある。このため、胎児の新しい細胞がつくられる妊娠期のお母さんにとって、葉酸は不可欠な栄養素とされている。

 特に摂取が重要といわれる時期は、胎児の脳と脊髄(せきずい)の形ができ始める妊娠初期。この時期に葉酸を十分に取らないと、先天性の疾患を招く恐れがある。中でも、排泄(はいせつ)機能の障害や下半身まひを引き起こす二分脊椎(せきつい)症など神経管閉鎖障害を発症するリスクが高くなるとされる。また、妊娠後期の摂取不足により、低体重のリスクが高まるといわれる。国内では、1000人に1人が神経管閉鎖障害で生まれてくる。

 厚労省は平成12年12月、妊娠可能年齢期の女性に1日当たり0.4ミリグラムの葉酸の摂取を促すよう都道府県などに通知。ところが、16年の国民健康・栄養調査によると、摂取量は20~29歳0.244ミリグラム、30~39歳0.285ミリグラムにとどまっている。

進まぬ認知

 今年3月には、東京慈恵会医科大学病院総合母子健康医療センター教授の大井静雄さん(小児脳神経外科)を発起人に「葉酸と母子の健康を考える会」(事務局・東京)が発足した。葉酸を使った健康食品を開発する企業も加わっている。

 考える会が20~40代の女性を対象に3月に行った調査によると、葉酸の認知度は、子供のいない未婚女性で40.0%、同既婚女性で54.0%にとどまっている。また、厚労省の通知以降で、妊娠期間中に意識的に葉酸を摂取した人は25.0%にすぎない。一方、患者に葉酸の摂取を勧めている産婦人科の医師や看護師、助産師は55.1%で、専門医らの間でも意識が低いことが分かった。

 17年度に改定された食事摂取基準では、サプリメントなど食事以外で葉酸を取る場合の摂取量の上限を18歳以上で1日当たり1ミリグラムに設定したうえで、妊婦に限り12年の厚労省通知時に0・04ミリグラムを追加し、同0.44ミリグラムの摂取を推奨している。

 葉酸の摂取が神経管閉鎖障害の発症を完全に防ぐわけではないものの、大井さんは「葉酸を体内に補うことで、神経管閉鎖障害を持つ子供が生まれるのを7割減らせることが、海外の調査などから分かっている。妊娠を考えていなくても、日ごろから葉酸を摂取する意識を持つことが大切」と話している。

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2007年5月12日 (土)

知っていますか「葉酸」 赤ちゃんの先天異常減らす栄養素1

 前にもこのブログで書いているんですけど、妊婦さんの葉酸の摂取は重要だと言うことです。長いので2回に分けます。

厚生労働省が作成した「妊産婦のための食生活指針」の表紙。詳細で葉酸の摂取を勧めている

 生まれてくる赤ちゃんの先天異常のリスクを減らす栄養素「葉酸」について、食品やサプリメントで積極的に取っている人は少ないことが、専門医らの調査で分かった。妊娠が可能な年齢の女性に対し、厚生労働省が摂取を呼びかけ始めて6年余り。専門医らは「認知が進んでいない」として、啓発を目的としたグループを新たに発足させ、葉酸を摂取する習慣を身につけることを呼びかけている。(頼永博朗)

錠剤で補う

 「妊娠して初めて葉酸を知った。子供のために必要な栄養素と聞いたので、ホウレンソウやイチゴをせっせと食べた」。こう振り返るのは、昨年8月に第1子の長女を出産した大阪府吹田市の女性(29)。

 「つわりで野菜が苦手な時期もあったが、ホウレンソウは白あえや炒(いた)め物、みそ汁など料理方法を変える工夫をして、食べるよう努めた」という女性。ただ、「錠剤は飲みたくなかった」と話し、サプリメントではなく食品から葉酸を摂取していたという。

 この女性のように、妊娠期に錠剤を飲むことに抵抗感のある人は少なくない。これが、葉酸の十分な摂取が進まない背景の一因とされる。

 葉酸は緑黄色野菜や果物、豆類、牛や豚のレバーなどに豊富に含まれており、米国ではシリアル製品に葉酸を添加することが義務づけられている。一方、国内では最近、葉酸を豊富に含んだ卵や茶飲料なども開発、市販されている。

 国立保健医療科学院生涯保健部母子保健室長の瀧本秀美さんは、「妊娠初期なら確実に葉酸を補えるサプリメントは効果的といえる。ただ、飲み続けることは難しいので、食品からも取るよう心がけてほしい」と話す。

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2007年5月 9日 (水)

野菜や果物が癌(がん)を撃退

 野菜や果物の摂取により、さまざまな癌(がん)のリスクが減少することを示した3つの研究が、ロサンゼルスで開催された米国癌学会(AACR)年次集会で報告された。

 米国立癌研究所(NCI)のNeal Freedman氏らによる研究は、成人49万802人を対象に、果物および野菜の摂取量と頭頸部癌の発生率を比較したもの。5年間に頭頸部癌と診断されたのは787人であった。喫煙およびアルコール摂取などの危険因子(リスクファクター)を調整後、1日1,000カロリー摂取につき果物または野菜を6皿分摂取する人は、1.5皿しか摂取しない人に比べ頭頸部癌リスクが29%低く、1皿分追加するだけでも6%のリスク低下が認められた。単独では果物よりも野菜の方が高い予防効果がみられたという。

 米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の研究グループは、ブロッコリーと大豆(ダイズ)蛋白(たんぱく)による乳癌および卵巣癌に対する予防効果のメカニズムについて、実験室レベルでの研究成果を報告した。ブロッコリーが消化されるとジインドリルメタン(DIM)という物質が、大豆が消化されるとゲニステインという物質が形成される。今回、これらの物質が、乳癌および卵巣癌の細胞の運動性に作用し、癌の拡散を抑制することがわかった。しかし、大豆にはエストロゲン様の作用があるため、エストロゲンにより促進される癌のある人は注意が必要だという。

 米ハワイ癌研究センターの研究グループは、カリフォルニアおよびハワイ在住の18万3,518人を対象にフラボノール摂取量と膵癌リスクを比較した。フラボノールは、タマネギ、リンゴ、ベリー類、ケールおよびブロッコリーなどに含まれる物質。フラボノール摂取量が最も高い人では膵癌リスクが23%低いことがわかったほか、喫煙者ではさらに効果が大きく、フラボノール摂取量が高い人は膵癌リスクが59%低いことが判明した。

 以上の3研究から、さまざまな種類の植物性食品を摂取することが癌予防には最良であるといえると、米国癌研究協会(AICR)のMelanie Polk氏は述べている。農家の直売所へ行ったり、食料品店で時間をかけて野菜を吟味したりするほか、野菜をおいしく食べられる料理法を見つけるなどの工夫も必要だとPolk氏はいう。

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2007年5月 7日 (月)

やりたいことを見つけた人が幸せ

 今日テレビを見ていてものすごく共感できる話があったので、その言葉について感じたことを書きたいと思いました。

 お笑いの大御所さんが「なにをしたいのかを見つけた人が幸せで、成功するとかしないはその次の話だ」と言っていました。それは私も共感できました。私も自分のやりたいことを見つけたのが、小学生の時で、その職業に付くまでにどういう勉強をして、どういう人脈を作るのかを考えていました。そのために自分のやっていることに対して、多くの人が意見を言って来ました。
 小学校の文集を見て、その時になりたいと言っていた仕事についている人は、私の知る限りですけど、100人以上の中で2~3人で、私を馬鹿にした人は未だにアルバイト生活や、ぷー太郎の人もいます。アルバイトと言っても、夢を追いかけながらのアルバイトならOKだと思うんですが、風の便りではどうも違うようです。

 何度も書いていますが、人間は100人いれば100通りの考え方を持っていると思います。だから一方的に、自分の意見を通そうとは思いませんが、よく「私は毎日一生懸命働いている」とか、「仕事が忙しくて・・」と豪語している人がいますが、そんなことは当たり前だと思います。だって、逆説的に「あなたの仕事はひまそうだし、楽そうだね」って聞くと、「はい、その通りです」って答える人って少ないと思うんですよね。
 でもやりたいことをしている人って、他人から見て大変そうでも、本人は逆境を楽しんでいたり、バネに変えたりする部分があります。
 うちの職場でも物事を否定的に話す人がいますが、私から見ると、草野球で野球が出来るつもりになって、「自分も大リーガーと大きな違いはない」と言っているように思えます。

 その芸人さんがやりたいことと言っていたのは、打ち込めることだと思うんですね。勤務時間が終われば、仕事は忘れると言うような状態では、打ち込んでいるとは思えないと、私は思います。それは仕事というレベルです。プロフェッショナルのレベルではないと思います。
 ボールを投げることは出来ても、お金をもらえるようなボールを投げることが出来るのか、冗談を言って面白い人でも、お金を払ってもその人の笑いを見たいと思えるような話術を持っているのか、カラオケで得意げに歌えても、お金をもらえるぐらいの歌唱力やステージングが出来る人なのかの区別が理解できてない人が多いような気がします。趣味や遊びも大切ですし、楽しむこともいいですけど、プロと一緒にするのは失礼ですよね。

 いくら好きなことをしていても、「壁」という苦悩は来ます。その時にやめてしまうか、続けるかがプロフェッショナルになる分起点だと思います。プロの人は多くの失敗をしています。私は草野球をしていたことがありますが、私よりも松井選手やイチロー選手のほうが、たくさん三振しています。でも、彼らは私が追いつけないどころか、レベルが違いすぎるプロフェッショナルな野球選手です。イチロー選手は試合に合わせて、栄養管理やトレーニングはもちろん、時間管理までしているそうです。起床してから何時間後が一番体が動くとか、試合が終わった後の身体のケア、翌日の試合に備えての準備など、野球に対する姿勢が多くの人よりも優っているから、あれだけの事が出来るんだと思います。

 やりたいことを見つけることって、人生にとってとても大切なことだと思います。

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2007年5月 5日 (土)

高齢者1人、現役何人で支える?

現在3人→45年後は1.4人

 高齢化や人口減少が続いた場合、高齢者1人を何人の現役世代で支えることになるか。厚生労働省の試算では、今後、団塊世代の高齢化を通じて現役世代の負担が急速に増大し、2005(平成17)年水準の「3人で1人」が2030年には「1.9人で1人」になると見込まれていることが分かった。2050年には「1.4人で1人」となる見通し。さらに政府の「悲観的予測」をあてはめると、2075年にはこの比率が「1対1」まで拡大する。

 試算は、年金世代の支え手となる現役世代(20~64歳)が受給者である高齢者(65歳以上)を支える社会保障制度に、今後の人口動態がどのような影響を与えるかを調べる目的で行われた。

 2002年にまとめた将来人口推計通りに人口が減り続けたとして、計算を行った。さらに(1)合計特殊出生率が将来改善されることを見込んだ楽観予測である「高位推計」(2)生涯未婚率などの全国平均に基づく標準的予測の「中位推計」(3)出生率全国最低の東京都を基準にした悲観的予測の「低位推計」-の3つのケースについて、それぞれ試算した。

 この結果、2005年には現役世代3人で高齢者1人の社会保障財源を支えれば済んでいたが、団塊世代が年金受給者に加わりはじめる2010年過ぎから現役世代が急速に減り始め、2030年には3つのケースともほぼ「2人で1人」の高齢者を支えざるを得なくなる。

 さらに、団塊ジュニア世代が高齢期に突入する2035年過ぎになると一段と現役世代が減少。2050年には(2)のケースで「1.4人で1人」となる。3人で2人の高齢者を支える時代を迎える。

 2050年以降は人口減少社会の進行で、出生数とともに高齢者数も減り始めることから、(2)のケース通りに人口が推移すれば、1.4人で1人を支える状況が続くことになる。しかし、(3)のケースでは高齢者数の減り方よりも現役世代の減少が進み、2075年には「1.1人で1人」という事態に突入する。

 厚労省は「2030年までは今後の出生動向に影響されることはないが、それ以降はどういう人口カーブを描くかで社会保障制度の在り方に大きな影響が出てくる」(幹部)と分析する。政府は新たな少子化対策に取り組んでいるが、近年の出生率は(3)の低位推計近くを推移していることから、さらなる対策を求める声が強まりそうだ。

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2007年5月 3日 (木)

特定保健用食品:利用58%に急上昇 「健康不安」背景に

 少し前の毎日新聞の記事ですが、特定保健用食品(トクホ)を「利用している」と答えた人が、この1年で3.7%から58.3%に急上昇--こんなアンケート結果を、医薬品やトクホの治験支援会社、ヒューマ(東京)が公表した。

 トクホは厚生労働省の許可を受け、特定の目的で健康の保持・増進に役立つと表示できる食品。調査は今月、同社の治験ボランティア登録者3万1454人にインターネットを通じて実施した。「どの種類のトクホを利用したいか」の問いには、女性が低骨密度、鉄分欠乏など。男性は高血圧、高血糖などを挙げ、男女差が大きかった。

 一方、「健康に不安があるか」の問いに「かなりある」と答えた人の割合も、昨年の16.2%から27.4%に急上昇。ヒューマの平野方史社長は「健康不安がトクホの利用者増につながった側面もあるようだ」とみている。

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2007年5月 1日 (火)

ストレス発散法

 ストレス発散法に関してなんですけど、私はどちらかと言うと苦手な方だと思います。なんとなく抱え込んでしまう方なんですよね。「むりやりプラス思考」に考えるんですけど、無理には無理があるんでしょうね。人に愚痴を言うのも好きじゃないですし、自分の中でモヤモヤしています。

 しかし、先日面白い情報が入って来ました。アメリカのペネベーカーという研究者がその効果について実証研究を行った話があるんですが、「書く」ことなんだそうですね。これは面白いと思い、仕事で嫌だったことなどを、直接上司には言えないですから、上司に言うつもりで書いてみたんですね。これが、スッキリなんですよ。誰かに話せばスッキリすると、嫁さんがよく言ってますけど、言えない人は書いてみてはどうでしょうか? 私は結構良かったです。

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