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2008年4月11日 (金)

水と油とダイエット

■体脂肪をためこまず、動脈硬化を防ぐ植物油

 ダイエットを成功に導くには、食事から油を減らすことが大切です。食生活の欧米化により、近年、日本でも動物性脂肪の摂取量が増加し、肥満のほか動脈硬化や高血圧なども増加傾向にあります。油のとり過ぎに気をつけるのはもちろんですが、体脂肪になりやすい動物性脂肪を控えて、植物性油脂に切り替えることもダイエットのポイントといえます。

 植物性油脂は、その脂肪酸バランスによって分類できます。α-リノレン酸が多い油はアレルギーや炎症を抑える働きがありますが、酸化しやすいので炒め物などにおすすめ。また、オレイン酸の豊富な油は酸化されにくいため、動脈硬化になりにくいといえます。特にオリーブ油は、抗酸化色素成分を含むため、体を酸化から守るといわれ、天ぷらやフライに最適です。リノール酸の豊富な油を過剰に摂取してしまうと、善玉コレステロールまで減らしてしまい、動脈硬化や心疾患、アレルギー過敏症やガンの原因となるので控えめに。

・α-リノレン酸の多い油(アマニ油、シソ油)
・オレイン酸の多い油(オリーブ油、紅花油、菜種油)
・リノール酸の多い油(綿実油、コーン油、ひまわり油)
・抗酸化物質が豊富で脂肪酸バランスのいい油(米ぬか油、ゴマ油、大豆油)

 とはいえ、太りにくいからといっても、油は油。使い過ぎは禁物です。上手に適量利用して、食事を楽しみながらダイエットに役立てるようにしましょう。

■食べても体脂肪になりにくい油

 摂取しても体脂肪として蓄積されにくい油も開発されています。通称「プレミアムオイル」。食用油は通常グリセリンという成分に3個の脂肪酸が結合した中性脂肪という構造になっています。中性脂肪は分解されて吸収された後、再び血液中で中性脂肪に戻ります。血液中の中性脂肪は、脂肪細胞に蓄積されやすいので肥満の原因になりますが、開発された油は、消化吸収後に血液中の中性脂肪を増やさず、脂肪酸に分解されたまま肝臓や筋肉に取り込まれエネルギー源となるため、体脂肪として蓄積されにくいというわけです。
 食べながらダイエットに役立つ新しい油は、ダイエットの力強い味方です。

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