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2008年5月31日 (土)

今、横浜です。

 ただ今、31日になったばかりですが、私は横浜にいます。旭川より温かい感じがしますが、私晴れ男なのに雨降ってる。家にいるといつも家族がいてバタバタして落ち着かない気がしていたんですが、今はホテルの部屋で一人というのも、静か過ぎて落ち着かないものです。

 横浜にはイベントに参加する目的で来ました。私が個人的に愛用しているサプリメントの会社の新製品発表などのイベントなのですが、ここの会社のサプリメントの力と言うのはすごいものだと思います。今回発表になったものは、私がちょうど気にしている「年齢」に対する体の衰えを何とかしようと言うもので、ナノテクノロジーを駆使して、吸収力を上げてるというもので、すごいなぁと思います。私が知っている限り、他の会社のもので色々な栄養素が入っていると言う話は聞きますが、体に対しての吸収力があるというところにこだわっている話はこの会社だけです。これは実はとても重要なことだと思います。

 前にも書いたんですが、食事の定義と言うか、なぜ食事が必要なのかと言う、本来の食事の必要性ということが見直されてくると思いますね。私の友人の動物園の飼育係も言っていますが、食べ物は食欲を満たすものだけど、本来は動物にとって必要な栄養を体に吸収させなければいけない役割があるということですね。食べたいものを食べるとか、簡単に食事を済ませるなどの、いわゆる便利になった時代に比例するように、生活習慣病も増えてきています。なぜ病気になるのかは、食事だけではないですが、生活習慣病を防ぐと言うことでは、食事は大きなポイントであることには間違いありません。食事と言うより、栄養を摂取し、それが体に吸収されることが重要なことです。いくら、その食べ物や飲み物にビタミンが多く含まれているとか、カルシウムがたくさん入っていると言っても、吸収されなかったり、それ以上に体に害があるものが入っているようでは、せっかく口に入れても意味がありません。
 また最近では体の栄養状況を測定する機械も出てますし、それがテレビや雑誌で取り上げられたり、このブログでも何度か紹介しています。旭川でも月に一度の割合で測定会をしていますから、一度自分の体の健康状態をチェックして、その結果、今のままで良いのか、ベクトルを変えるのかを判断した方がいいと思います。
 健康管理士として病気予防には栄養を有効に摂取し、吸収させることは重要だと断言します。

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2008年5月29日 (木)

漢方についての基礎知識その2

  ◎漢方薬の種類
 
 漢方薬の材料は生薬です。生薬とは、木や草の根、茎、葉、樹皮、花、種子などで、薬効成分のあるものを指します。およそ200種類の生薬が漢方として使われています。
 漢方の種類には次のようなものがあります。

・湯剤…生薬を土瓶で煎じて飲むもの…ex. 葛根湯(かっこんとう)、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)など
・散剤…生薬を粉にしたもの…ex. 香蘇散(こうそさん)、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)など
・丸剤…生薬を粉末にしてはちみつなどで丸く固めたもの…ex. 八味地黄丸(はちみじおうがん)、桂枝茯苓丸(けいしぷくりょうがん)など
・エキス剤…湯剤をフリーズドライ加工したもので、細粒、顆粒、錠剤、丸薬、カプセル剤などがある

◎使い方と副作用
 
 身体の証を診てもらったうえで、漢方薬を処方してもらいます。「証」には、陰陽虚実あり、陰は手足が冷えて身体に元気がない状態、陽は逆に熱感がある状態、虚は力がない空虚な状態、実は充実していて力が強い状態です。漢方ではこの「陰陽虚実の証」を診断することから始めます。
 ケースバイケースですが、漢方薬の効果は、風邪などの急性疾患なら1~2日であらわれます。慢性疾患でも2週間もすれば、なんらかの効果や反応があらわれるはずです。そうでない時は処方された薬が証に合っていないと推定されますので、医師にその旨を伝えて相談してください。もちろん、体調が悪くなったり、症状が悪化したりした時はすぐに服用を中止し、病院を受診しましょう。
 一般に、漢方は副作用がないといわれていますが、一概にそうとは言えません。胃腸障害、湿疹、めまい、動悸などが起こることもあります。一過性のこともありますが、不快な症状が出た時は必ず受診してください。

◎漢方での食事の考え方
 
 漢方医学では食養生を最も重視しています。食事が命の源になるので、何をどのように食べるのかが肝心です。体調、季節、病状によって適切な食べ物を選び、バランスをとりましょう。「医食同源」という言葉をよく認識し、健康なライフスタイルを心がけるようにしたいものです。

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2008年5月26日 (月)

漢方についての基礎知識その1

  ◎漢方の考え方
 
 現代でもニーズが広い漢方は、本来、伝統的な東洋医学に基づく治療法をさします。漢方イコール漢方薬と思う方が多いようですが、鍼灸などの治療も含まれます。
 わが国でも漢方の歴史は古く、中国から伝わったものがしだいに改良され、日本独自の伝統医学として発達してきています。漢方には、「病気として症状の出てくる前に心身のバランスを整え未然に防ごう」という理念があります。

◎西洋医学との違い
 
 西洋医学はどちらかといえば、診断(病名)を重視します。身体のどこにどんな異変が起きたのかを調べるために、さまざまな検査を行い、診断し、治療を開始します。病名が明確にわかる病気や、外科的な治療が有効な病気には最適な力を発揮することができます。
 それにひきかえ漢方医学は、病気は心身のバランスの崩れや自然界との交流の不調、気の滞りなどから起こると考えます。治療も先人の経験を重んじる経験医学を大事にしています。本来人間がもっている自然治癒力を高め、心身のバランスを整えることによって病気を治そうという考えです。

◎上手な治療の受け方
 
 ポイントは次の3つです。
1.漢方にくわしい医師のいる病院で診てもらうこと。または、漢方薬も専門店で処方してもらう。自己判断は危険。
2.自覚症状や病気の経過は、あらかじめメモしておき、説明ができるようにしておくこと。
3.漢方治療は長く継続して行うこともあるので、医師とのコミュニケーションを図ることが大切。

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2008年5月24日 (土)

中国産食品

 冷凍食品や野菜が問題になっていますね。なんでも農薬が入っていて、中毒になったとか。あら!と思ったら、どんどん不調を訴える人が増えて、誰が悪いんだとか、もう中国製品は買わないだの、大変です。
 以前、このブログでも書いた時にお叱りを受けたことがありましたが、私はいろいろな角度からある程度情報を得て、これに書き込みます。一つの話を聞いて、これだと思って載せているわけではありません。
 日本は皆さんも知っている通り、食べ物の自給率は低いです。つまり外国からの輸入に頼っていると言うことです。しかしですね、皆さん冷静になって考えてみてください。
 もしも皆さんが食べ物を外国まで送ろうと思った時にどうしますか? 相手に届くまで何日かかると思いますか? そう考えて逆算したら、今日作ったものをそのまま送ったって、相手に届く頃には、腐っていたり、虫がついていたりするんじゃないでしょうか?
 だから国では農薬は認めないけど、同じ薬でも食品に添加する「食品添加物」としてなら認めるよという、ザル法が存在するのです。

 私は実際に写真やビデオで見ましたが、野菜や果物には、虫がつかないとか、虫が食べないようにするもの、かびが発生しないようにするもの、腐らないようにするもの、新鮮そうに見せるものなど、たくさんの農薬・・・ではなく「食品添加物」と言わなきゃいけないんですけど、そういうものが使われているのが現状なんです。果物や野菜は収穫したらその時点で何もしなくなるわけではなく、まだ生きています。根がなくたって葉や皮から何かを吸収したり、必死です。だから体に付いたものでも吸収したりするんです。
 中にはその果物を皮をむかないで、そのまま金魚を入れたコップに入れると、食品添加物が溶け出して金魚が死んだと言う例があります。

 冷凍食品だって、凍らせれば良いのかというと、そうではなく、物は劣化します。そうなると、食中毒などが出て信用がなくなるために、使用しているのです。
 食べてすぐ症状が出たら、大きな問題になります。でも、一度食べて体の不調がないからといっても、長年食べ続けて、そういうものが体に蓄積されて、生活習慣病になると言うことが、すでに大きな学会や大学では研究が発表されていたり、調査されていたりします。なぜ、そういうことは大きく取り上げられないのでしょうか? 私は怒りさえ感じています。

 でも、そういう情報を皆さんが知らないのも無理はないことですし、私たち健康管理士や、知っている人が皆さんに教えていくと言うのが、私の使命なんだと思っています。

 生活習慣病はもっと大気汚染や環境汚染など、他の角度から見て、食品添加物だけの問題ではないのですが、この話題はほんの氷山の一角だと思った方がいいですよ。

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2008年5月21日 (水)

赤ちゃんはママの飲酒がお嫌い

 赤ちゃんを母乳で育てる母親は、ワインの瓶に手を伸ばすのをためらうようになるかもしれません。ラットを使った新しい実験の結果が信頼できるとすれば…。

 『Alcoholism:Clinical & Experimental Reserch』掲載の研究によると、アルコールを飲ませた母親ラットに育てられたラットの子どもは、実験開始からストレスの症状を見せ、数週間後にはアルコールと結合させた刺激剤に嫌悪反応を示したそうです。
 研究では200匹の新生ラットを使い、その半数を、血中アルコール濃度が0.15%になるまでアルコールを与えた母親の母乳で育てさせました。この濃度は人間がマティーニを大きなグラスで1杯飲んだときに相当します。

 研究報告書の責任者で、ビンガムトン大学(ニューヨーク州ビンガムトン)の著名な心理学教授でもあるNorman E. Spear氏によると、酔った母親ラットは不快そうではなかったものの、動作が鈍くギクシャクしていました。そのうえ体温が10℃以上も低下していました。これでは赤ちゃんは母親に抱きつきたくなくなります。また、赤ちゃんが徘徊しはじめると、母親はあまり積極的に抱き寄せて授乳しようとはしませんでした。
 また授乳直後に母親から引き離すと、アルコールを飲ませた母親の赤ちゃんは、水を飲ませた母親の赤ちゃんよりはるかに強い苦痛感を示したとのことです。動きも激しくなり、甲高い泣き声を発しました。その周波数は、普通の母親の赤ちゃんが平均22kHzなのに対し、40~45kHz達するほどでした。
 「赤ちゃんラットは不快さを訴えているようだった」とSpear氏は言います。「母親の振る舞いが原因だと考えられます」
 研究結果を人間の場合に当てはめると、酔った母親は赤ちゃんのニーズに適切に応えられない恐れもあると専門家は指摘します。そして酔った母親に育てられた赤ちゃんは、アルコールへの嫌悪感を強める可能性があり(また逆に欲求を強めるという研究もある)、それが何年もつづきます。

 エモリー大学医学部(ジョージア州アトランタ)Claire D. Coles教授は、成長初期に母親の思いやりがいかに大切か、心理学の研究で証明されていると言います。母親が無関心だと子どもの成長にきわめて有害な影響を与える恐れがあります。
 Coles教授は「アルコール好きなどという特殊な行動は、赤ちゃんに強烈な影響を与える」と言います。頭脳は新生児の段階で発達しつづけるため、ストレスへの対応といった因子は母親の飲酒癖などの影響を受けます。「人間の赤ちゃんの場合、誕生初年に愛情を注ぐことがきわめて重要で、十分な愛情と思いやりがないと精神的なダメージを負う恐れがある」とColes教授は付け加えます。

 研究の第2の部分では、酔った母親ラットが授乳した赤ちゃんをサンド ペーパーの上に置き、頭上にアルコールのパイプを通してその匂いをかがせました。数週間後、成長過程にあるこのラットをサンド ペーパーの上に置くと、普通の母親に育てられ、同じようにサンド ペーパーの上に置いてアルコールの匂いをかがせたラットに比べ、強い不快感を示しました。
専門家によると、これは感覚刺激が記憶と習慣を呼び戻すことを示す研究結果を裏付けています。肯定的な経験は感覚的記憶に肯定的な意味を与え、否定的な経験は否定的な意味を与える可能性があるとcoles教授は言います。

アドバイス

今の段階では、この研究を絶対に正しいものとは思わないでください。ラットは人間ほど長く生きたり育児をしません。動物の研究では正しくても人間にすべて適用できるとは限りません。

歴史的には、女性は授乳の際に母乳の出をよくするためにアルコールを飲用することもありましたが、これについては考え直した方がいいかもしれません。La Leche League InternationalのKimberly Cavaliero広報部長によると、体重約54kgの女性の場合、1回の飲酒後に完全にアルコールが分解するのに2~3時間かかります。
「ほかのことでもいえるように、常識を働かせればよいことです」とCavaliero氏は言います。「パーティーや結婚式に参加した母親が、1杯のワインを飲むことはあるでしょう。しかし毎日のように飲酒するとなると問題になります」

※※※
「人間の赤ちゃんの場合、誕生初年に愛情を注ぐことがきわめて重要で、十分な愛情と思いやりがないと精神的なダメージを負う恐れがある」――Claire D. Coles、エモリー大学医学部

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2008年5月19日 (月)

ワンクリック詐欺

 個人的話ですけど、今週だけでお通夜と葬式を二件無事に終えました。疲れましたね。でも遺族の方の方が大変でしょう。一件目はうちがお呼びする方だったので、疲れました。二件目は参列だけだったので、まだ良かったですね。それにしてもこう続くと、不安です。それにしても二件とも、無事滞りなく終わりました。

 さて話題は変わりますが、よくわからないんですけど、私のところにも来ました。変な請求書。
 私は全く身に覚えがないんですけど、これをワンクリック詐欺とでも言うんでしょうね。知り合いのところにも来たことがあるそうですが、話を聞くと全く知らないところから請求メールが来たとの事。そんなことがあるんだなぁとか思っていたら、私のところにも来ました。

 題名を見るとエロ系のサイトに登録されたとかで、98000円の請求が来ています。もちろん、知らないし、無視していますが、もう10日になりました。入金期限を過ぎたので、だんだん過激な内容になってきました。

 知り合いの人が話していたけど、これで怖くなって電話したり、メールしたりすると個人情報を知られることになり、良くないそうで、無視するのが一番だそうです。まぁ、よっぽどひどくなったら警察にでも相談しようかと思っていますが、そこまではならないでしょう。その知り合いに聞いたら、無視していたらそのうち来なくなったそうです。

 ネットで調べてもそんな様に書いてありますね。
 でも、私の場合クリックした覚えもないんですよね。それなのにどこからか調べてメールが送られてきたんでしょうね。

 そんなヒマと知識があるんなら、もっと違う方向で社会貢献しろよ!って思います。

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2008年5月16日 (金)

何と言っていいのか・・・

 今週は不幸が二件もありました。
 このブログで今年の3月10日に遺言状と言う題で書いていた、おじさんが亡くなりました。実は足がもつれるとかで、今月の初めに入院したのですが、6日の夜に急変して、意識がなくなったということで、夜中に深川まで車を飛ばしました。その時は一度持ち直したのですが、それから意識が戻らなくて、14日になった夜中の1時ごろ息を引き取りました。次の日はおじさんの満80歳の誕生日と言う、79歳最後の日の訃報でした。おじさんは身寄りもなく、本家であるうちが身元引き受けになっていたので、私のお袋と私で昨日は通夜と、今日は葬式を行いました。お通夜の時に住職さんと遺言状の話をしたら、それは聞きにくいことだけど、実は重要なことなんだと言われました。
 しかし、今朝、早い時間に私の携帯が鳴りました。なんとお袋の実家を継いでいた弟の嫁さんが突然亡くなったとの報告でした。こんなに身内の訃報が続いたのは初めてのことでした。おばさんは糖尿病を患っていて、一日おきに透析を行っていました。最近ではあまり具合は良くないと言っていましたが、いつもの話かな程度に捉えていたので、一目顔を見に行っておけば良かったと思いました。本来ならすぐにかけつけたかったのですが、これからおじさんのお葬式と言う状況ですので、とにかく落ち着いて、一つの仕事を終わらせてから、向かうしか方法がなくて、歯がゆい、でもおじさんもしっかり送ってあげたいと言う時間が流れました。
 おばさんの方はおじさんの繰上法要が終わった後で、とりあえず顔を見に行って来ました。心筋梗塞だったそうです。明日お通夜で、明後日葬式になりました。お袋のショックはかなりなものだと思います。寝不足や精神的なストレス、親戚への心使いなど、ヘトヘトになったあと、まだ続くんだと思うと、子供としては心配です。
 もちろん私も、おばさんには家族でお世話になっていますし、心をこめてあらためてお別れをしに行きたいと思っています。

 しかし、人の人生ってわからないものですね。こればかりは年齢の順番と言うわけではないですし、一度にこんなに起こると、パニックになりますし、ショックです。
 お二人の方のご冥福をお祈りしています。

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2008年5月14日 (水)

妊娠中は、コーヒーを1日4杯までに その2

血液のなかに真実がある

 前出の協会は、カフェインに関する権威者の意見をいくつか引用しながら、自らの見解を裏付けようとしています。その一つに、メリーランド大学家庭医学部のHerbert Muncie Jr.博士のものがあります。博士は「ほどほどの摂取ならば、これから妊娠する女性、あるいは妊娠中の女性の体内で、カフェインが深刻な問題を引き起こしているとは認められないという意見に賛成だ」と述べています。

 Muncie博士はまた、この研究を「問題を考えていくうえで、私がこれまでに読んだ研究発表のなかでもベストのものだ」と賞賛し、なかでも、NICHDの疫学、統計学、予防調査部門の部長Mark Klebanoff博士が率いる研究グループが、カフェインの消費についての計測方法が優れているとしています。

 これまでの研究の大部分は、コーヒー愛好者による自己申告に基づいた研究でした。しかしKlebanof博士のグループは、カフェインの物質交代で最終的に生じる物質paraxanthine(パラクサンシン)の血中濃度を測ったのです。

「われわれは血清中のカフェイン濃度は調べませんでした。というのは、カフェインの数値は摂取後にあっという間に上昇して、すぐにまた下降してしまうからです。パラクサンシンに注目すれば、濃度はそれほど大きく変化せずにすみますから」とKlebanof博士は語っています。

 研究者たちはその方法を、あるクリニックで、流産してしまった591人の女性と、実際に出産した2558人の女性患者に当てはめてみました。そこから「極端にパラクサンシン濃度が高い場合だけ、自然流産に結びつく」という結果を導き出したのです。

 このことは、Klebanoff博士の言葉で言い換えれば、1日に5杯以上のコーヒーを飲むのは危険なレベルだということになります。さらに、ソフトドリンクに含まれるカフェインの量は、おそらくコーヒーの2分の1ないし3分の1なので、缶入りソーダならば6本ないし10本まで許されることになります。また博士は、たとえカフェインを摂りすぎたとしても体内で特別な信号が発せられ、安全な基準値に収まるよう調節できるとしています。

 ところが、Eskenazi所長の論文は、1日に1杯か2杯しかコーヒーを飲んでいない女性にも、流産や低体重児出産がわずかに増加する傾向が見られる、という研究を引用しています。

「ヘルスケアの指導員は、妊娠中あるいは授乳中の女性に対して、カフェインの摂取量を制限するよう指導をした方がいい」というのがEskenazi所長の結論です。

 しかし、KlebanoffとMuncieの両博士は、それほど厳密に論じる必要はない、と言っています。「コーヒーを飲んでいる大半の妊娠女性のレベルで見ても、カフェィンのせいで流産の危険が増したという情報は、われわれのデータにはありません」とKlebanoff博士は言います。

アドバイス

 もしもあなたが妊娠していたり妊娠する可能性がある場合は、とにかく、コーヒーは1日4杯以下に抑える方がいいでしょう。カフェイン入りのソーダなら6缶までにする、ということです。

※※※

「カフェインを摂りすぎたとしても体内で特別な信号が発せられ、安全な基準値に収まるよう調節できます」――Mark Klebanoff博士

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2008年5月12日 (月)

妊娠中は、コーヒーを1日4杯までに その1

 今回も妊娠ネタです。2回に分けます。

 1日にコーヒーを4~6杯、さらに缶入りソーダを何本も飲む、つまりカフェインが流産の危険性を高めることを少しも気にしていない妊婦がいる、とある研究者は報告していました。

 このリポートでは、妊娠している女性はカフェインを全く摂らない方がいい、なぜならカフェインは生まれてくる子どもの先天性欠損症の危険性を高めることがあるからと警告しましたが、この警告はすぐに、業界の助成を受けたグループによって反論されました。

 先の研究はNational Institute of Child Health and Human Development (NICHD/子どもの健康と発育のための国立研究所)の研究員が発表したもので、『New England Journal of Medicine』に掲載されたものです。

 警告の基本になっているのは、いっしょに掲載された、カリフォルニア大学バークレー校内のCenter for Children's Environmental Health Research(子どもの環境と健康に関する研究所)のBrenda Eskenazi所長の論文に基づくものです。

 一方の反論の方は、The International Food Information Council(国際食料情報協会)から出されたもので、これは非営利の消費者教育組織と自称していますが、食料、飲料、農産物の企業によって助成されている組織です。この組織が出したプレス リリースでは、「カフェインもほどほどに摂取するなら、妊娠中の女性に自然流産や早産、あるいは胎児が低体重で生まれる原因にはならない、と数多くの研究が裏付けている」と述べています。

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2008年5月10日 (土)

妊娠したら、肉によく火を通しましょう その2

 前回の続きです。

 ただし、健康な人はこの感染症はほとんど心配する必要がありません。まれに、感染によって発熱やリンパ節の腫れなど風邪に似た症状が出ることがある程度です。唯一問題が起こるのは、妊娠中の女性が感染した場合です。Gilbert講師によれば、米国では、妊娠中にトキソプラズマ症に感染する女性は1000人中に1人以下の割合とのこと。そのうち、感染が胎児に伝達されるのは4分の1。そして感染した胎児の2~5%に脳や目の深刻な損傷が、約15%に軽度な脳の損傷や目の問題が起きています。

 研究の結果、感染したケースの30~68%は、十分に加熱していない肉や生肉、塩漬け肉を食べたことが原因だと分かりました。汚染された土に触ったのが原因の感染は17%、14%は低温殺菌をしていない牛乳を飲んだことが原因です。なお、猫との接触は感染の要因とはならないことがこの調査でわかりました。

 十分加熱しない肉や生肉を食べたと答えた女性が妊娠中にトキソプラズマ症に感染する割合が、食べない女性の2~3倍となっています。Dubey博士によれば、アメリカでは毎年トキソプラズマ症に感染した子どもが300~3000人生まれています。Gilbert講師の調査は記憶を頼りにしたもので、偏りが出ている可能性があるとしつつも、それが十分加熱していない肉の危険性に目を向けさせたことは認めています。

 ヨーロッパの一部の国では、妊娠中の女性に対する通常の手続きで、この感染症の検査が行われているとGilbert講師は指摘しています。一方、英国とアメリカでは費用のほか、この感染症の治療に使用される抗生物質の安全性や効果に問題があるという研究もあり、検査が行われていません。

アドバイス

 Dubey博士は、妊娠中の女性が肉を食べるときは、必ず完全に火を通すように注意を呼びかけています。調理用温度計を使って、肉の中心部が67度以上になっていることを確認しましょう。飼い猫から感染する恐れが少ないとはいえ、妊婦が猫用トイレの砂を掃除することは避けるべきでしょう。

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2008年5月 8日 (木)

妊娠したら、肉によく火を通しましょう その1

 少し妊娠ネタを連載します。2つの話がありますが、長いので連載にします。

 妊娠したら、肉によく火をよく通した方がいい、という最新の調査結果が出ています。

 『British Medical Journal』に掲載された調査によれば、十分加熱していない肉や生肉、塩漬け肉を食べると寄生虫による感染症にかかるおそれがあり、場合によっては、胎児に深刻な脳の障害をもたらす可能性があるとのことです。

 調査は、妊娠中にトキソプラズマ症にかかった女性252人とかからなかった女性858人への面接によって進められました。対象者はヨーロッパの6つの都市に住む女性で、生肉を食べたか、土や猫と接触があったかなど、ライフスタイルや食習慣について質問が行われました。

 調査のまとめ役であるロンドンのInstitute of Child Health(子ども健康研究所)臨床疫学専攻、Ruth Gilbert上級講師によれば、寄生虫トキソプラズマの生態は複雑なものです。トキソプラズマは猫の体内で繁殖し、猫の糞便に混じってシスト(嚢子)が排出されます。シストは土の中で1年間も生存することができ、齧歯類や、牛、鹿、豚、鶏、羊などの動物がそれを経口摂取するのです。屋外で育てられた動物の方が感染の可能性が高いといいます。

 この感染症は想像以上に広まっているようです。Gilbert講師によれば、英国人の10~20%がトキソプラズマ症にかかっています。ヨーロッパでも、フランスなど生肉を食べることが一般的な国では感染率は55%にも上るという調査があります。

 また、メリーランド州ベルツビルの米国農務省(USDA)研究所の微生物学者J.P. Dubey博士によれば、アメリカ人の感染率は英国と同じくらいだといいます。

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2008年5月 6日 (火)

妊娠中、あるものを無性に食べたくなる理由。

  妊娠している女性が、特定の食物を訳もなく食べたくなるというのはよく知られていることですが、なぜこのようなことが起こるのか、医学的な解明はまだ途中段階です。

 多くの理論が、このような通常とは違った食欲について説明を試みています。なかでも最も説得力のあるものとして、ホルモンによって誘発される味覚や嗅覚の変化がその原因だとする科学理論があります。

 多くの研究者たちは、特別なものが食べたくなるのは、身体が失われた栄養素を補おうとすることを表していると考えています。この説は、一見、説得力のある理論として信頼できそうですが、「そんな理論は女性に、妊娠中は好きなものだけを食べればいいという考えを植えつけてしまい、胎児に悪影響を及ぼす」と危惧する意見もあります。

 英国の『Electoronic Telegraph』の連載記事は、ピクルスやアイスクリームは、それを食べても気持ちが悪くならない人たちにとっては安全だろうが、多量のレバーや多量のパテの場合はどうなのだろう、ソーセージに含まれる高濃度のビタミンAが原因となって先天性欠損症の危険性が高くならないだろうか、と注意を促しています。ソフトチーズ、あるいは生もの、火を十分通していない食材もまた、感染症を引き起こすことがあるため、それが妊娠に影響を及ぼすこともあるのです。

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2008年5月 3日 (土)

ある同僚のお話(うつ病の好転)

 最近は歓送迎会のシーズンで、私も職場の移動がありました。移動があるということは、元いた職場、新しい職場など、それぞれで歓送迎会が行われるわけですが、大きな組織なので、他にもなんだかんだの飲み会があります。
 私は前にも書いた通り、アルコールアレルギーなので、この時期は憂鬱な時期なのですが、それでも元職場からは私ともう一人の男性が出ることになりました。
 その男性と言うのはうつ病で長く仕事を休んでいた人ですが、社会復帰のためにということで、うちの職場でリハビリをしていた人でした。

 何年も前に東京に就職した親友が「うつ病になって仕事辞めてきた」と言って旭川に帰ってきたことがありました。その時、私はうつ病と言う病気を知らなくて、話を聞いて「考え方の問題なんじゃないか」と感じたものでした。後になってうつ病を調べた時に、その時、親友に対して力になってあげられなかったと言うか、気持ちをわかってあげられなかったことが悔しくなりました。だから、うつ病の人が職場に来ると言われた時に、なんとかわかってあげたいと感じて、接してきました。辛そうな顔をしていた時は、笑顔で「有休取って休んだら?」と言ってあげたり、仕事を焦らせたりしないように、私なりに接してきたつもりでした。その人のために頑張ったというほどではなかったんですが、目を合わす時は、とにかく笑顔で接していたと言う程度でした。

 そんな彼が送迎会の後で、24時間やっているあるお店の前を歩いていたら「優さんにコーヒーご馳走したい」と私を誘ってきました。二次会まで残って、疲れているはずなのに、なぜ私に声をかけてくれたんだろうと思いながらも、「私も飲みたかった!」と言って、一緒に三次会(?)を二人で始めました。
 彼は元々言葉が少なく、生真面目な人です。お店に入って、コーヒー飲みながら「違う職場になるのは寂しいねぇ」と私が言うと「はい」と答えてくれました。少ししてから彼が「ボクは優さんに助けられたんです」って言いました。彼が言うには私の笑顔と優しい声掛けが病院で処方される薬よりも、病気が良くなる効果があったと言われました。私がいるから安心して、職場に来れたと言われました。そう言われた時に「え~?」と思いました。彼は言葉少なに「薬でボーっとしていて、ミスした時でも、大丈夫だよと言ってくれたことや、いつも笑顔でいてくれたことが、安心できて、自分は大丈夫なんだ」と思ったそうです。

 うつ病の人って、たくさんの事をするのではなく、温かく見守ってあげて、笑顔で接してあげるだけの事で、違うものなんだって感じました。私は彼に対して気を使ってきたと言う感覚ではなくて、とにかく大丈夫だよという感覚でした。

 もしかして、このブログを読んでいる方でうつ病の方がいるかも知れませんが、大丈夫なんですよ。そんなに気にすることないし、頑張らなくても良いんです。つらかったら休んだって良いんですよ。仕事をしていれば、少しの事でもやっていれば、戦力になっているというか、貢献していることですし、自分が考えている自分とは違うかも知れませんが、でも、それでも良いんですよ。平気です。大丈夫です。心だって疲れます。疲れたら休みましょうよ。人生はまだあるんだから、今少しぐらい休んだって平気です。少しサボる勇気を出してみても良いんです。ゆっくり焦らずに、です。
 大丈夫なんですよ、皆さん!

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2008年5月 1日 (木)

男は熟睡しないと老化が早まる。

 このほど行われた研究によると、男性の場合、早くも35歳にして老化現象が始まっているそうです。

 従来の研究では、男女を問わず高齢者の成長ホルモン欠乏に焦点が当てられてきました。肥満が進み、筋肉の量が減り、運動能力が低下していくのに伴って、成長ホルモンの分泌レベルも低下していきます。しかし、すでに中年期において、睡眠パターンの変化によって老化を防ぐホルモンが75%も減ることがわかったのです。

「われわれ医師が高齢者という場合、普通は65歳を過ぎている人たちのことを指すわけです。したがって、30~50歳というのは、一般的にはとても高齢者には入りません」男性は30代からホルモンが減り始めるという調査結果は予想外だったと、今回の研究の責任者を務めたVan Cauter教授(シカゴ大学医学部)は述べています。

 この研究は、16~83歳までの健康な男性を被験者として行われました。被験者には睡眠障害に悩んだ経験がある人や、薬物使用歴のある人は含まれていません。研究者たちが、年齢と睡眠時間の変化との関係を表にまとめたところ、男性の場合、25~45歳の間に睡眠の質が低下する第1段階が訪れることがわかりました。中年期に入っても睡眠時間そのものには変化が見られないのですが、熟睡している時間の割合は、25歳未満の男性が睡眠時間全体の20%であるのに対して、35歳を過ぎた男性の場合には5%にまで低下。同時に、熟睡中に分泌される成長ホルモンの量は約75%減少します。

 睡眠障害に悩む患者の治療に当たっている、ニューヨーク州ホワイトプレーンズの耳鼻咽喉科医Hyman Ryback博士も、男性の場合、年齢とともに睡眠の質が低下するというVan Cauter教授らの調査結果に賛同しています。「具体的な数値については何とも言えませんが、たくさんの患者さんを診てきて、確かに男性の場合、年齢とともに睡眠が不足していくように思います」

 しかしRyback博士は、こうした調査結果が出たからといって、即座に成長ホルモン補充療法を開始することには疑問を感じています。「この件についてはいろいろな議論があります。成長ホルモンは男性にとって若さの源泉だとか、筋肉の形成を促進し、更年期障害の改善にも効果があるなどと考えられているのですが…。本当のところはまだ誰にもわかっていないのです」

 さらに男性は、50歳を過ぎると再び睡眠の質が低下します。これは老化による第2段階です。これについても調査が行われたところ、50歳を過ぎて80代に入るまで、10年ごとに約27%ずつ睡眠時間が減少していくことが明らかになりました。夜中に目覚める回数が増え、急速眼球運動睡眠(REM)、すなわち夢を見る状態であるレム睡眠が著しく減っていくのです。

 専門家によると、熟睡とレム睡眠は別種のものと考えられています。脳波と急速眼球運動の状態によって、この2つは区別されます。レム睡眠の減少は、注意力や警戒心を高めるストレス関連ホルモンであるコルチゾールの分泌量と反比例しているようです。コルチゾールの分泌は、人の睡眠パターンと一致しており、通常は午前中にピークを迎え、夜間には低下します。ところが、レム睡眠が少ない人は、夜でもコルチゾールの分泌レベルが高いようです。

 コルチゾールが睡眠に影響を及ぼすことは以前から言及されていました。「私たちが得たデータからも、ストレス反応系の過度な活動を原因とする消耗が、睡眠の質の低下によっていっそう助長されることがわかります」と、Van Cauter教授もこの説を裏付けていますが、個人差によるところも大きいと、Ryback博士は慎重です。「人によってコルチゾールの分泌量は違いますし、分泌がピークを迎える時間も違います。早起き、朝寝坊、宵っぱりなど、いろいろな人がいることから明らかです」

 女性の睡眠とホルモンの関係についての調査も待たれるところですが、まだ行われていません。月経、更年期に起こる一時的な熱感、ホルモン補充療法など、睡眠の質に影響を及ぼす要因がほかにもいろいろあるためです。

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「具体的な数値については何とも言えませんが、たくさんの患者さんを診てきまして、確かに男性の場合、年齢とともに睡眠が不足していくように思いますね」

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