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2008年6月29日 (日)

心臓病は子ども時代から密かに進行している。その1

  話が長いので連載にします。

 心臓病の予防について、たいていの人は中年になるまであまり考えません。けれども、その頃はすでに心臓はたいへん傷んでいます。新しい調査によれば、子どもにさえ、プラーク(斑点)ができ始めていることがあります。プラークとは、アテローム性動脈硬化性にかかった動脈内膜に見られる斑で、ゆくゆくはそれが心臓発作の原因となる場合もあります。

 「つまり、40、50、60歳で心臓発作が起きるのは、たいてい数十年かかって大きくなったプラークが、末期症状を呈したときです」というのは、オハイオ州クリーブランドにあるIntravascular Ultrasound Laboratory at the Cleveland Clinic Foundation (クリーブランド クリニック財団の血管内超音波研究所)の所長、E. Murat Tuzcu博士です。

 「私たちは、かかりつけの小児科医に駆けこんで、子どもを検査してもらうよう勧めているのではありません。子どもがもっとバランスの良い食事をし、十分な運動をするよう、両親に手段を講じていただきたいのです」

 Tuzcu博士と同僚の研究者たちは、心臓移植を受けた181人の心臓の動脈を、2週間から6週間、追跡検査しました。移植した心臓は、13歳から55歳までのドナーから取られたものです。いずれも自動車事故などが原因で死亡した人で、病死ではありません。

 超音波を使用して、研究者はこんな発見をしました。10代のドナーの心臓では、6つに1つの割合(約17%)で、心臓に血液を供給する冠状動脈の少なくとも1本が、かなり大きな障害物、すなわちプラークに冒されていました。

 「だからといって、この10代の若者たちが、すぐにも心臓発作を起こすというわけではありません」――この研究論文の主な執筆者であるTuzcu博士は、American Heart Association(アメリカ心臓学会)の会合で発表しています。「病気は子どもが小さい頃、おそらく10代にならないうちから始まり、何十年もかけて進行するのです」

 年を取ると、プラークができやすくなります。研究によれば、20歳から29歳のドナーの37%、30歳から39歳のドナーの60%、40歳から49歳のドナーの71%、50歳以上のドナーの85%の心臓にかなり大きな障害物ができていました。

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2008年6月27日 (金)

健康食品に外部認証制を 厚労省検討会が提言

 厚生労働省の専門検討会は24日、健康食品の安全性確保策について、第3者機関の安全確認と認証制度の導入を柱とする提言をまとめた。

 原材料の安全性確保や製造・品質管理はこれまで、製造業者による自主点検に委ねられていたが、提言は第3者機関が認証し、消費者が分かりやすい認証マークを取り入れるべきだとした。

 認証する団体によって基準や表示にばらつきが出て消費者を混乱させないよう、専門家や消費者、製造業者らで構成する認証協議会が統一の基準を定めることも求めた。

 また認証制度とは別に、健康食品による健康被害の拡大防止や再発防止のため、過去の被害事例や、市場に出回っている健康食品の情報について医療機関に提供するよう提起した。

 と言う記事がありました。
 今頃かい?と言う話です。
 口に入れるものなんだから、こんな話、常識で、始めからやれよって思いませんか?
 でも、冷静に考えたら、こういう規則を作らなければいけないほど、いい加減なものがあるということですよね。へぇ~だけではすまない、深い部分がある話だと思います。

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2008年6月25日 (水)

私の子育て論 その1

 私には中学二年生の息子がいるのですが、最近色々と思い悩む時期に来ているみたいです。
 先日、ある同級生のお母さんから私と嫁さんと二人呼ばれて、食事をしてきました。話の内容は、むこうにとっては大きな問題がおきたと言う話でした。私はそれほど大げさな話ではないと思ったのですが、むこうは納得できないと言う感じでした。幼稚園時代から付き合っていたので、子供同士では仲が悪くないのですが、多かれ少なかれ嫌なことがあるものです。

 向こうのお母さんが言うには、自分の息子は他人の事を悪く言ったりすることをしたがらないし、家でもほとんど学校での話をしないようで、何か大きなことをされたときに話してくるみたいなんですね。
 そこで、今回は私の息子の方が悪いと・・・。

 逆にうちの子供は小さいことまで何でもよくしゃべるなと思うくらい話す子供で、私はその友達に対する気持ちの移り変わりがわかっているつもりでした。だから今回の問題についても、それくらいの問題になっても当然だろうと思っていましたが、むこうはそれまでの経緯をほとんど話していないので、一方的にうちの息子が悪いと言う話でした。

 悪いことは悪いで私は頭を下げますが、問題はなぜそんなことになったのかが重要ではないかと思いました。親子で会話が出来ていないということは、コミュニケーションが取れていないか、親が信用されなくて話してもらえないと言うことではないかと思います。うちの子供が特別だとは思いませんが、我が家の環境と言うものは大きいと思います。というのは、うちは3世代6人家族で、その中でも特に大きな権限を持っているという存在がいません。何かあった時はみんなで話し合って決めます。その時に子供に相談することもあります。子供だから意見を聞かないで勝手に大人の判断で決めるということはあまりしません。このことが悪いことか、良いことかは、今の私にはわかりません。しかし、今回のお母さんの家庭では、2世代4人家族でお母さんの意見がものすごく強い家庭です。これは考え方というか、価値観の問題で、リーダーがいるということは悪いとは思いませんが、逆に言うと恐ろしい感じがします。
 私は自分が絶対的な自信がないというのと、たとえ子供でも意見を持っているから、それを尊重したいということで、家族会議をしています。自分で何でも決めることは簡単ですが、それで世の中通用できるとは思いません。

 こーしなさい、あーしなさいと、子供に言って、その通りになっているうちはまだ良いですけど、子供だって自分の意見を持ってくる時期が来ますし、その命令が本当に世の中を生きていくための教育になっているのかと考えると、子供を命令で動かすのは、恐ろしい気がしています。これは私の経験上そう感じていることです。

 まぁ、こういう話は長くなるし、今回はどちらが悪いとか、私は正しいと言うことを主張したいわけではありません。ただ、つぶやいてみただけです。また、機会があったら、つぶやきたいと思います。お時間があれば、お付き合い下さい。今回はありがとうございました。

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2008年6月23日 (月)

若い男性のための「ニキビ治療バイブル」その2

ピーリング後は日焼けに注意

 ケミカルピーリングは1回ではあまり効果がなく、1週間以上間隔をあけて3~8回施術(薬の濃度と、皮膚やニキビの状態によって異なる)してもらった方が効果的です。ただし、保険が適用されず、1回5,000円~2万円程度かかります。時間は、ピーリングだけなら1回あたり15~30分ぐらいです。
 施術後に一時的に皮膚が赤くなることがありますが、数日経つとおさまります。また、ケミカルピーリングをした後に紫外線を浴びると、黄色人種は色素が沈着しシミになることがあります。ですから、ピーリング後は必ず顔に日焼け止めクリームを塗りましょう。特に、ピーリングの後に面皰圧出(器具を使ってニキビの皮脂を毛穴から排出させること)をおこなった場合は、厳重に日焼けを避けましょう。

ニキビ跡のくぼみを目立たなくする

 クレーターのようにくぼんでいるニキビ跡を目立たないようにしたい場合は、レーザー治療が効果的です。標準的に用いられているCO2レーザーは、くぼみを目立たなくする効果は高いのですが、くぼみの部分の表皮と真皮の境界まで皮膚を焼いてはがすため、かさぶたができて治るまでに1週間ほどかかります。一方、最新の「クールグライド」というレーザーは、皮膚がはがれず、出血もありませんが、効果はCO2レーザーに劣ります。両方とも、保険の適用はなく、片ほおで1万円~5万円程度です。
 また、ケミカルピーリングのうち、中程度の深さまでピールするトリクロロ酢酸を用いることでデコボコを目立たなくする方法もあります。このタイプのピーリングは顔全体に施行すると(ブルーピーリング)、1週間ほど皮膚がむけた状態になり、その期間は人前に出るなどの社会生活が送れません。しかし、ニキビ跡の部分だけにおこなう方法もあり、それはそんなに目立ちませんので、施行しているクリニックに相談してみてください。

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2008年6月21日 (土)

若い男性のための「ニキビ治療バイブル」その1

 20代~30代前半になっても、食生活の乱れやストレスなどが原因でニキビができる男性が増えています。市販の外用薬を塗って自分でニキビを治そうとする人が多いのですが、皮膚科や形成外科を受診すればニキビが早く治り、ニキビ跡をほとんど残さずに治療することができます。症状の度合いによってニキビの治療法はいろいろありますが、ニキビ全般に効果があるのはケミカルピーリング。また、ニキビ跡を目立たなくしたい場合はレーザー治療や、深めのピーリングが有効です。

毛穴の角質をはがすケミカルピーリング

 ケミカルピーリングは、皮膚に薬を塗って皮膚の表面をはがす治療法です。ニキビには乳酸やグリコール酸などのフルーツ酸を用いて、角質をごく薄くはがします。ニキビの原因は、古い角質でふさがった毛穴に皮脂がつまることにあります。ケミカルピーリングをすると毛穴の角質が取り除かれ、中に詰まっていた皮脂が排出できるようになります。すると、すでにできているニキビの治りが早くなるうえ、新しいニキビができにくくなるのです。ケミカルピーリングは、ニキビ治療のほか、くすみや毛穴の引き締めにも効果があります。

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2008年6月19日 (木)

便秘を改善する食べ物

  ホルモンの関係で、一般に生理直前に便秘しやすいと言われています。食物繊維の多い食品はもちろん、さまざまな食品をバランスよくとることを心がけましょう。

食物繊維には2種類ある

 女性に多くぜん動が弱いためにおこる下腹ぽっこり型の弛緩制便秘と、高齢者に多い腸の機能が衰えたためにおこる直腸型便秘には、食物繊維が効果的です。よく水を含むため便をやわらかくし、また便の量を増やす働きがあります。
 食物繊維には、海藻類、こんにゃく、りんごやいちごなどの果物、ココアなどに含まれる「水溶性食物繊維」と、ごぼう、にんじん、セロリなどの野菜、はと麦、玄米などの穀類、芋類、大豆や小豆などの豆類に含まれる「不溶性食物繊維」があります。
 水に溶けやすい水溶性食物繊維は、水分をたくさん取り込み、コレステロールの排出を助ける働きがあります。水に溶けにくい不溶性食物繊維は、コレステロールを排出して血圧を下げたり、有害物質の排出を助けます。2種の食物繊維をバランスよく摂取することが大切で、不溶性食物繊維が多く、水溶性食物繊維が少ないと便が硬く出にくくなります。
 特に、バナナやとうもろこしなど、両方の食物繊維をあわせもった食品はおすすめです。
 ただし精神的なストレスになどが原因で、便秘と下痢を繰り返すけいれん性便秘には、食物繊維は逆効果です。消化の良い食品を選びましょう。

乳酸菌、プルーンも効果的

 ヨーグルト、納豆、キムチ、糠漬けなど、発酵食品に多く含まれている乳酸菌は、腸内で「善玉菌」を増やすため整腸作用が期待できます。ヨーグルトとバナナなど、食物繊維豊富な食品と組み合わせて朝食時に食べるのがおすすめです。
 乾燥プルーンも便秘に非常に効果があります。鉄分、ミネラルも多く含むので、女性なら積極的に食べたい食物のひとつです。

普段の生活も…

 朝食抜き、過激なダイエット、水分不足は便秘を招きます。規則正しい生活をして便秘を撃退しましょう。

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2008年6月17日 (火)

あなたは大丈夫? 薬の使い方 ポイント集  薬の話その2

副作用が疑われる症状が出たときは

 薬を使っている間に、発疹、発熱、だるさ、黄疸などの副作用が疑われる症状が出る場合があります。それは薬が効きすぎている、病気が悪化したなどのいろいろな原因が考えられます。危険なのは、自己判断で勝手に薬を中断したりすることです。
 すぐ医師や薬剤師に相談し、指示を仰ぎましょう。医師は、症状が副作用によるものかどうかを判断し、必要に応じて、薬の量を減らしたり、他の薬に変えたりします。

診察時、薬局にて、医師、薬剤師に確認することは

 副作用を避けよい治療をするためには、正確な情報を伝えることが肝心です。現在使っている薬や健康食品、アレルギーの有無などを詳しく伝えます。
 一方で自分の薬についての情報を得ることも大切です。薬の名前はもとより、効果、服薬時間、飲み忘れたときの対応、飲み合わせや食べ合わせ、副作用についても確認しておきましょう。

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2008年6月15日 (日)

あなたは大丈夫? 薬の使い方 ポイント集  薬の話その1

  複数の薬をいっしょに飲むと、薬の作用が強くなったり、逆に弱くなったりすることがあります。これを薬物相互作用といいますが、注意すれば防げるものです。
 そのためには医師や薬剤師に、現在自分が使っている薬について、あらかじめ話しておくことが大事です。薬の名前がわからない場合は、服用している薬をもっていって、診察時に見せるとよいでしょう。複数の医療機関にかかっていて多くの種類の薬を処方されている場合には、それぞれの医療機関でどんな薬をもらっているのかを、すべての主治医に伝えてください。
 なお、漢方薬についても伝える必要があります。最近流行の健康食品や栄養補助剤についても伝えておきましょう。
 また、薬の飲み方の基本、経口薬はかならず水で飲むことを守りましょう。

<飲み合わせのタブー例>
×お酒…薬が強く効きすぎてしまう。
×コーラ、コーヒー、チョコレート、お茶…多くの風邪薬にもカフェインが含まれているため、カフェインの取りすぎになり、気分が悪くなる場合が。
×お茶…タンニンが薬の吸収を抑えてしまう。
×ファーストフードや中華料理…脂っこい食事は、薬の成分により、吸収を阻害したり、逆に吸収率を必要以上に高めてしまうこともある。
×ドリンク剤…なかにはアルコールを含むものがあるので注意。
×グレープフルーツジュース…薬の吸収をよくしすぎて、逆効果になる場合がある。
×納豆…ビタミンKが、血の塊を防ぐ薬の作用を邪魔してしまうので、とりすぎに注意。
×セントジョーンズウォート(健康食品)…抗HIV薬、強心薬などの吸収を阻害する恐れがある。

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2008年6月13日 (金)

体力の源、アミノ酸とたんぱく質

アミノ酸とたんぱく質の関係

 たんぱく質はアミノ酸の分子がつながって構成されている物質です。一般的に、アミノ酸の分子が100以上結合しているものを「たんぱく質」とよんでいます。分子が100より少ない結合状態は「ポリペプチド」、10以下の結合状態は「オリゴペプチド」とよばれます。つまり、アミノ酸は結合の多さによって、3つに分類されているのです。

 人間の体を構成する成分中、水分の次に多いのがたんぱく質で、体重の約20%を占めています。50kgの体重の人は10kg程度がたんぱく質だというわけです。体のたんぱく質は約10万種類あるといわれ、心臓をはじめ、各種臓器や筋肉の構成成分となり、ホルモンや酵素などになって生命活動をつかさどっています。
 意外にも、この10万種類のたんぱく質の最小単位であるアミノ酸は、わずかに20種類しかありません。それぞれのアミノ酸には、人の体をつくるためのさまざまな生理機能があり、20種類の組み合わせによって、脳をつくるもの、ホルモンをつくるものなど、10万種類すべての異なるたんぱく質が生まれるのです。

アミノ酸とたんぱく質の働き

 たんぱく質は、体内で分解されては合成されるという新陳代謝を繰り返しています。つまり、摂取する食品を反映して、人間の体は絶えずつくり直されているのです。食事から摂取されたたんぱく質は、消化される過程でアミノ酸に分解され、体内へ吸収されていきます。アミノ酸の組み合わせによっていろいろなたんぱく質になるので、食事の際にはアミノ酸バランスを考えて食品を選択することで、特定の生理機能をアップさせることが可能です。
 例えば、ロイシン、イソロイシン、バリンといったアミノ酸は、その構造から分岐鎖アミノ酸(BCAA)とよばれ筋肉に蓄えられるアミノ酸で、長時間の運動時には筋肉でエネルギー源に変わります。分岐鎖アミノ酸には、運動による疲労を予防し、スタミナを持続したり、筋肉痛を軽減する効果があるので、特にスポーツ選手には欠かせないアミノ酸です。

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2008年6月11日 (水)

子どもを食中毒から守るために その2

下準備をするときは?

 最初に必ず手をよく洗いましょう。とくに魚や卵、生肉をさわった後の手洗いは大切です。タオルやふきんは、まめに交換して清潔なものを使います。
 生肉や魚の汁が、果物や生で食べる野菜につかないようにします。生野菜も、よく洗ってから使うことが大切です。
 冷凍してある食品を調理台やまな板の上に放置して解凍すると、室温で食中毒の原因菌が増える心配があります。解凍は冷蔵庫の中か電子レンジでおこないましょう。

調理をするときは?

 十分な加熱調理が、食中毒予防の基本です。熱の伝わりにくいものを電子レンジで調理をする場合は、ときどきかき混ぜて熱が全体にいきわたるようにしましょう。

食事をするときは?

 食卓につく前には必ず手を洗います。子どもがきちんと手を洗うように、目をくばりましょう。温かい料理は65度以上に、冷やして食べる料理は10度以下にしましょう。調理後の食品は早めに食べきるようにしましょう。

残った食品は?

 残った食品は早く冷えるように、浅い容器に小分けして冷蔵庫で保存します。温め直すときは、75度以上になるよう十分に加熱します。汁物は沸騰するまで加熱しましょう。時間がた過ぎたものは、思い切って捨てましょう。

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2008年6月 9日 (月)

子どもを食中毒から守るために その1

 食中毒は、レストランや旅館などの施設で起こることが多い印象がありますが、学校給食で多発したO157も、家庭での食事が原因と考えられる例が少しずつ出ています。
 子どもの食中毒を予防するには、まず保護者が率先して衛生管理をすることが、一番大切です。調理の前に、必ず手を洗いましょう。手にけがをしているときは、傷口が食品にふれないよう指サックを利用するのも効果的です。
 調理器具の管理も大切です。食中毒菌がいる可能性のある、肉や魚を切った包丁やまな板は、洗って熱湯をかけてから野菜や果物を切ります。食中毒の菌は加熱調理によって殺すことができます。肉や魚は十分に火を通しましょう。ちなみにO157でも75度で1分間以上加熱すれば死滅します。
 そのほか、食中毒を防ぐ上での基本を解説しました。子どもの食中毒予防に役立てましょう。

食品の購入は?

 肉、野菜、魚は新鮮なものを買いましょう。消費期限の表示がある食品は、その確認も大切です。また、冷蔵や冷凍で保管する必要のある食品は一番最後に買い、寄り道をせずにすぐに持ち帰るようにしましょう。肉や魚は、汁が漏れてほかの食品につかないように、ビニール袋などに小分けして入れることも忘れずにしましょう。

家庭で保存をするときは?

 冷蔵や冷凍の必要な食品は、買い物から帰ったらすぐに冷蔵庫に入れましょう。細菌の増殖は10度以下で遅くなり、-15度以下で停止します。庫内の温度がこの温度に保たれるよう7割ぐらいを目安にして、詰めすぎに注意しましょう。冷蔵庫内でも菌は死なない場合が多いので、冷蔵保存に対する過信は禁物です。
 肉や魚は汁が他の食品にかからないように、容器やビニール袋に分けて入れて保管しましょう。

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2008年6月 7日 (土)

シニアの食事

低インシュリンダイエットとは?

 低インシュリンダイエットの概念は、インシュリンの分泌を低く抑える食品を選んで摂ることで血糖値を抑え、インシュリンの脂肪合成を阻止し、脂肪燃焼を進めるというもの。
 インシュリンには、血液中の糖がエネルギーとして消費されるのを促進する働きと、消費されずに残った糖を脂肪細胞の中に蓄積する働きがあります。インシュリンの分泌量を抑えれば、糖が脂肪細胞に運ばれにくくなるだけでなく、すい臓からグルカゴンが分泌されることで、脂肪細胞に蓄えられたエネルギーが消費されるのです。
 つまり、インシュリンダイエットとは、食品のカロリーを意識するのではなく、GIにより、食べていい食品(GIが60以下)と避けた方がいい食品(GIが高い)を分類し、それを意識して食事を摂るというダイエット法なのです。

※GI(グリセミック・インデックス指数)… ブドウ糖を100とした場合の血糖上昇率

 

低インシュリンダイエットの問題点は?

 このダイエット法に対しては、「運動は必要ない」、「GIが低い食品なら、どれだけ食べてもいい」という点に批判が集中。もともと、GIを意識した食事療法は、20年以上前から糖尿病患者で行われていました。血糖値をコントロールすることは、糖尿病を防ぐだけでなく、ダイエットにも効果があることはまちがいありません。ただし、運動をまったくしなければ筋力は衰え、基礎代謝量も低下します。また、食べ過ぎればGIの低い食品でも血糖値は上昇します。また、食事はいろいろな食材を組み合わせますし、GIは調理法によっても変わってきます。たとえば単品でGIが高い食品には食物繊維の多い野菜を組み合わせることで献立全体のGIを下げることができます。GIが高いものは食べないのではなく、上手に組み合わせる工夫もダイエットを考えるうえでは必要です。
 適度な運動を行い、食べ過ぎに注意しながらGIを意識すれば、カロリー制限だけのダイエットよりも、はるかに効率よく減量ができるでしょう。

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2008年6月 5日 (木)

DHA・EPAを含む魚料理は脳に役立つ

 個人的な話ですが、最近年齢とともに物忘れと言うか、物覚えが悪くなったと言う感じがしていて、色々調べてみたのですが、DHA・EPAをサプリメントから摂取するようにしています。そんな時に、こんな情報が入ったので、転送します。

 頭をよくする栄養素として話題になったDHA(ドコサヘキサエン酸)や、EPA(エイコサペンタエン酸)。私たちの体や脳に役立っている栄養素です。

DHA・EPAは記憶力を高める

 DHA・EPAは血圧降下作用をもち、さらにコレステロールを低下させ、心筋梗塞や脳梗塞も予防できるといわれています。特に胎児や乳児の脳の発育には必要不可欠で、育ち盛りの子供から大人に至るまで、脳の機能を高める効果を持つ重要な栄養素です。脳の機能に対する効果にとしては、情報伝達機能をもつシナプスを活性化させる働きがあることが、多くの研究結果からわかってきています。つまり、DHA・EPAを摂取することで、記憶力が高まるのです。

魚料理を中心にDHA・EPAを摂取したい

 この栄養素も、食事から十分な量をとりたいものです。DHA・EPAは魚介類、海草類に含まれる特有の脂肪酸です。この2つの成分を摂取するには、マグロや、秋刀魚、鰯、鯵などの魚がもっとも適しています。マグロのトロなら50g程度、秋刀魚なら大きいものを1尾摂取すれば十分です。食卓に魚料理を加えることで、DHA・EPAを確保できるほか、飽和脂肪酸が多い肉料理を減すことができるので一石二鳥です。

秋刀魚におろし大根の組み合わせは理想的

 そのほか、DHAは野菜からも摂取することができます。野菜のなかに直接DHAが含まれているわけではありませんが、そのなかに存在するα-リノレン酸が、体内でDHAに変化するのです。α-リノレン酸を多く含む食品は、大根、小松菜、ほうれん草などです。
 とはいうものの、ほうれん草のお浸しに焼き魚というメニューはあまり好ましくありません。ほうれん草などの青菜は、ショウ酸塩を多く含みます。このショウ酸塩が魚に含まれるアミン類と結合することで、ニトロソアミン類という発ガン性物質が生成されるためです。この物質は、ビタミンCを共に摂取することで、働きが抑制されるといわれています。また、魚の焦げにも発ガン性物質が微量に含まれているので、秋刀魚にビタミンCを含むおろし大根を組み合わせたメニューは、理想的といえます。

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2008年6月 3日 (火)

がんを防ぐ12か条

  がんを防ぐための12か条(国立がんセンター監修)

 がんの発生は、食生活や喫煙などのライフスタイルと多かれ少なかれ関係していることがわかっています。以下は国立がんセンターでまとめられた「がんの予防12か条」です。生活習慣における心がけが、がんの予防に大きくつながります。

1.バランスのとれた栄養をとる
 発がん物質を含む食品、それを抑制する物質を含んだ食品があるので、まんべんなくいろどり豊かな食卓にしましょう。

2.毎日、変化のある食生活を
 同じ食品ばかり摂取していると、発がん物質の影響を受けやすくなります。ワンパターンにならないように心がけてください。

3.食べすぎを避け、脂肪は控えめに
 脂肪のとりすぎは乳がん、大腸がん、子宮がん、前立腺がんなどの原因になります。

4.お酒はほどほどに
 過度の飲酒は、肝臓がん、喉頭がん、食道がん、口腔がんなどの原因になります。

5.タバコは吸わない
 喫煙はがんの原因の30%を占め、肺がん、喉頭がんの原因になります。1日25本以上たばこを吸う人は、吸わない人と比べて、喉頭がんによる死亡リスクが90倍以上、肺がんは7倍になることが分かっています。ただし、禁煙すれば5年ほどで、ほとんど吸わない人と同程度の状態に近づきます。

6.食べ物から適量のビタミンと繊維質のものを多くとる
 ビタミンA・C・Eは発がん抑制効果があり、食物繊維は発がん物質を吸収して体外へ排出します。緑黄色野菜を多く摂るようにしましょう。

7.塩辛いものは少なめに、熱いものは冷ましてから
 塩分のとりすぎは胃がんの原因、熱い食べ物は食道がんの原因となります。1日にとる食塩の望ましい量は、10g以下とされています。全国平均1人1日あたりの食塩摂取量をみると、年々控える傾向にはあるものの、すべての年代において未だ1.5~3gも多く、特に男性において高くなっています。

8.焦げた部分は避ける
 魚や肉の焦がすと、細菌などの突然変異を引きおこす物質が発生することが明らかになっています。でんぷんや糖など炭水化物の焦げも同じなので、焦げを大量に食べることは避けましょう。

9.かびの生えたものに注意
 かびにはいろいろは種類がありますが、ピーナッツなどのナッツ類やとうもろこしにつくかびは、特に強い発がん性があります。
ある種のチーズのように意図的にかびを生やしたものは、発がんの心配はありません。

10.日光に当たりすぎない
 日焼けは一種のやけどであり、紫外線による炎症が続くことで皮膚細胞の遺伝子が傷つけられ、皮膚がんの原因となります。

11.適度にスポーツをする
 スポーツはストレスや肥満の解消にもってこい。ストレスは、がんの発生率を高める研究結果もでています。「栄養」「運動」「休養」は健康な生活のキーワードです。

12.身体を清潔に
 毎日の入浴やシャワーで身体を清潔に保つことにより、皮膚がん、子宮頸がん、陰茎がんはある程度予防できます。

定期的に検診を受ける

 高齢化社会の現在、がんは死亡原因の第1位という不動の地位を占めています。治るがんも多いことを考えると、日本人の半分以上は一生のうちに何らかのがんにかかる可能性があります。
 がんは子どもから大人まで、すべての年齢で発症しますが、加齢にしたがってがんにかかる危険度は高まっていきます。そこで、女性では30歳、男性では40歳を過ぎたら、定期的にがん検診を受けることをおすすめします。がんの検査技術は年々進歩し、発見率も高くなってきています。できれば毎年、定期的にがん検診を受け、早期発見、早期治療を実践したいものです。

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