自分の「体力」を見直してみよう
「体力」って一体なんだろう?
よく「体力が落ちた」とか「体力がある」とかいいますが、この体力とはどんなことをいうのでしょう。「体力」とは人の生命維持力を全体的にとらえた概念で、大きく「行動体力」と「防衛体力」の2つに分類できます。
「行動体力」とは、走ったり跳んだりという運動の基礎になる力のことで、さらに、筋力、瞬発力、筋持久力、全身持久力、平衡性、敏捷性、柔軟性の7つに分類され、相互に関係しあっています。例えば、「全身持久力」はいわゆるスタミナのことで、衰えると、階段を上るだけでも息切れするようになります。また、「柔軟性」が低下するとケガをしやすくなり、「筋力」がなければ重い荷物を運ぶだけで腰痛になってしまいます。特に、「全身持久力」の衰えは心肺機能と密接な関係にあるため、これをいかに高めるかが、体力アップの最大のポイントです。
一方の「防衛体力」は体温調節や免疫力、ストレスに対する抵抗力などのことをいいます。「行動体力」が測定可能な運動能力であるのに対し、これまで「防衛体力」は器機で計測できないものでしたが、近年、体力を免疫機能の面から数値で表そうとする研究が進み、血液免疫能検査によって自己の免疫能を知ることが可能になりました。現代人は常にウイルスや細菌、物理的・精神的なストレスによる攻撃の危機にさらされているため、それらに対する自己の免疫能を知ることは、免疫系のみならず、全身状態を把握できることになり、健康に対して積極的なアプローチが可能になるのです。
<簡単にできる「行動体力」チェック!>
1.柔軟性:片方の手を肩ごしに背中に回し、背中の後ろで両手を握る。…(左右できたらOK)
2.バランス:両手を水平に上げて片足立ちになり、目を閉じる。…(20秒以上できたらOK)
3.筋持久力:床に座って足を伸ばし、両肘を背後の床につける。そして両足をそろえた状態で上にあげ、足先で「へのへのもへじ」を描く。…(絵の完成でOK)
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