森林を歩こう
■森林浴で心と体をリラックス!
森林浴で心と体がリラックスできるのはなぜでしょう。それは、森が有害な菌類や植物が入り込まないように、植物が発散する揮発性物質フィトンチッドによって守られているからです。森の中で感じる清涼感は、このフィトンチッドの消臭作用によるもので、自律神経の安定に効果があり、肝機能の改善や快適な睡眠をもたらす作用があるといわれています。さらに、森の緑色には、人の心を落ち着かせる作用があることが知られています。
また、森林などの緑の多いところの空気中には、マイナスイオンが多く含まれているともいわれています。マイナスイオンを多く含む空気を体内に取り込むと、脳波のα波が増えて副交感神経に作用し、体のリラックス効果が得られるなど、人に快適感を与えることがわかってきました。しかし現段階では、マイナスイオンでなぜリラックスするのか、というメカニズムについては科学的には解明されていないというのも事実です。
いずれにしても、森林には新鮮な空気が漂い、人間の嗅覚は本能と直結しているため、香りとマイナスイオンの両面で心理的・生理的なリラックス効果があるのです。
■家族で楽しむ“森歩き”
ウォーキングを楽しむなら、春になったら緑あふれる森林を歩いてみましょう。1人なら、身近にある遊歩道が整備されている寺院や大きな公園、植物園などがお勧めです。ご家族で一緒に楽しむなら、観光協会などに問い合わせて、野山を楽しむハイキングコースなどに出かけてみましょう。可憐な草花や澄んだ空気、小川のせせらぎと野鳥のさえずりなど、大自然の中に身を置き、森林の持つエネルギーを心と体いっぱいに吸収しましょう。
履き慣れた靴で、歩く速度はおしゃべりができるくらいにゆっくりと。体力と時間を考えて、無理のないコースにすることが大切です。また、自然は急変するので、地図のほかに雨具、飴などの高カロリーの非常食、着替え、タオルなどの持ち物の準備も忘れずに!
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