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2009年2月28日 (土)

衰えない「美への投資」 超高級化粧品にシフト その1

 産経新聞の記事です。長いので連載にします。

 「感触が明らかに違う。効果が実感できるからほしくなる」

 東京・渋谷の東急百貨店。化粧品売り場のカウンターに座る女性が満足げな表情で試しているのは、価格が12万6000円の“超”高級クリームだ。

 資生堂が昨年9月に発売したが、「売れ行きは計画の1.7倍」と同社の担当者も驚く。

 化粧品は景気の影響を受けにくいと言われ、未曾有の消費不振のなかでも百貨店で取り扱う高価格帯商品を中心に、年末商戦も堅調に推移したもようだ。

 ≪販売員教育も徹底≫

 そうしたなかでも目立ってきたのが、化粧品の大半を占めるスキンケア商品の高級品シフトという需要の構造的な変化だ。

 化粧品の国内市場規模は約2兆円。近年、市場全体としては横ばいで推移しているが、5001円以上の高価格帯商品の2008年上期販売高は前年同期比5%増を確保。さらにスキンケア商品に限ると、2万円以上の超高価格帯品は、3年前と比べて約24%も伸びたとされる(いずれも業界推計)。こうした高級品志向が、化粧品各社の売上高減少を食い止めている形だ。

 「景気低迷下でも、真に求められる価値を打ち出すことができれば、美意識の高い消費者は『美への投資』をいとわない」。資生堂の前田新造社長は、そう言い切る。

 同社がこうした層をターゲットに、昨年9月に発売したのが「クレ・ド・ポー ボーテ シネルジックライン」。使用実感に明確な差がある超高級クリームをはじめとした全5種類のスキンケア商品をそろえると、20万円弱かかるが、シリーズ全体の販売実績が計画の1.4倍と予想を大きく上回る好調な滑りだしをみせている。

 販売が好調なのは超高級に位置付けられるトップブランド品だけにとどまらない。昨年10月、高価格帯の中核ブランドとして新たに投入した「リバイタルグラナス」の場合も、売れ筋はシリーズのうちで、もっとも高い1万5750円の美容液。スキンケア分野では、肌への効果を最優先し、価格は二の次であることをうかがわせる。

 実は資生堂は、07年度から美容部員が百貨店などで顧客に指導しながら販売する化粧品(接客ブランド)の強化を重点課題に掲げている。これに沿って高級ゾーンに属するブランドのラインアップ拡充に力を入れてきた。それだけ超高級品を含めた高価格帯商品の潜在需要は大きいとの分析だ。

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2009年2月26日 (木)

ネットワークビジネス その1

 前回、ネットワークビジネスの会社の話題が出たので、少し書きたいです。連載ではないですが、書きたいときにまた書くと思うので、「その1」をつけました。
 私は少なからずこの仕事に携わっています。まだ本業とは言えません。
 しかし、世の中にはネットワークビジネスに対する反対意見が多いのが現実です。それは、人それぞれ捉え方が違うからです。私はネットワークビジネスと言うのはこれ以上のすごいシステムはないと思っていますが、やる人によって大きく解釈が変わります。

 私がネットワークビジネスを始めたきっかけは「製品」でした。初めは製品を使わせてもらい、良さが体感できたので、製品が欲しくなりました。そこで紹介者から買うより、契約すると安く買えるというので、自分で自由な時に財布と相談しながら買えるように契約し、会員になりました。
 ここの会社はコマーシャルをしていません。サンプルも作っていません。つまり、余分なお金をかけていないと言うことです。会員になるということで、製品を自分で買うだけの人は、それはそれでも良いんです。通常価格より、安く買えるというメリットがあるからです。でも、製品の良さを伝えて、その人が買った時に教えた人にコマーシャル料が入金されます。これは本当に無駄のないコマーシャルの使い方だと思います。
 例えばこの女優と言えば、この化粧品とまで言われている人が、じつはそこの製品は使っていなくて、うちの製品を使っています。コマーシャルはイメージ先行させます。しかし、そこの化粧品やサプリメントを使って、その人と同じになれるんでしょうか? それより、それだけ綺麗になるために、昔から使っていて、コマーシャルしているんでしょうか? もし、皆さんが化粧品を作って売る時に、コマーシャルに使う女優さんはどんな人を選びますか? つまり、女優さんは色々なことをして、綺麗なわけですが、イメージとして綺麗な人のほうが良いわけですよね。それに、コマーシャルにかかるお金は莫大なものです。その分、製品の開発や成分を良くした方が良いのは、理屈からもわかるでしょう。でも、それより、コマーシャルした方が良い製品に感じられるわけです。

 しかし、口コミで正確に宣伝をして、製品が流通した時に流通した分だけコマーシャル料払うしくみの方が無駄もなく完璧だと思います。

 ところが、この宣伝を間違う人がいるから、ネットワークが勘違いされるんです。自分の儲けののためにとか、成績を上げるためとか、ネットワークビジネスを勘違いして、自分のものにしてしまうんです。

 製品は相手にとって必要なものと感じたら使うもので、必要のないものを売りつけたり、情報を強制的に教える必要はないんです。

 ネットワークビジネスは口コミです。口コミということは、伝達ゲームのようなもので、最初に話した人と最後に聞いた人では、話の内容が変わっていることがあります。だから一番重要なのは伝えてくれた人が何を言ってるかではなく、会社が何を考えているかです。会社からの情報を必ず直接聞くことです。
 あとは伝えてくれた人が、なぜ自分に伝えてくれたのか、なぜその仕事をしているのかを正確に聞くことです。

 ネットワークに関しては一度に伝えられる話ではないですから、これからも機会を見て、また書いて行きたいと思います。

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2009年2月24日 (火)

効かない健康食品を会員販売、大阪の業者を業務停止6か月

 読売新聞の記事です。コメントは後で。

 関東経済産業局は19日、大阪市北区の健康食品販売「フォーリーフジャパン」を、特定商取引法に基づき6か月間の業務停止処分にしたと発表した。

 発表によると、同社は2003年4月に設立後、全国の公民館などでセミナーを開き、参加者に「ガンに効く」「アトピーが治る」などと虚偽の説明をして会員を勧誘。「ファースト・リーフ」と称する健康食品を会員向けに販売したが、全国の消費生活センターなどに「効能がない」「クーリングオフができない」など1000件以上の相談が寄せられていた。個人会員は昨年6月末で約11万人、2007年度の売り上げは約205億円に上った。

 同局の調べに対し、同社は「ファースト・リーフに効能はない」と認めているという。

 私、この会社から勧誘受けていたんですよね。絶対儲かるからとか、がんに効くとか、2時間ぐらい3人ぐらいの人に囲まれて、話を聞いていました。私の印象では、レベルが低く、私をカモにしようとしているのかと感じ、断わりました。私はそれ以上の良いものを使っていたし、アメリカにまで行って確認して、勉強していましたからね。
 だけど、私も色々なネットワークの話聞いたけど、ニューウェイズにしても、ここにしても、新聞沙汰になってますよね。ネットーワーク自体は悪くはないシステムだと、私個人的には思っていますが、扱う製品の良さと、誰がどんな理由で勧誘してくるのかが一番の問題です。相手のニーズが第一なのか、自分の儲けが第一なのか、それによって、良い会社でも悪く聞こえてきます。
 私の家族もスキンケアやサプリメントはいわゆるネットワークマーケティングと言うシステムで買っていますが、効果効能は薬事法で言えないですが、それなりの効果や効能が実感できていますし、それを先端技術で機械的に測定する方法があり、結果が良好です。
 だから信用して使っています。ほとんどのネットワークの話を聞いても、逆にこちらから質問したりすると、答えられなかったり、とにかく使ってみなと言う意見ばかりで、裏付けの話は出てきません。

 これから、ネットワークはどんどん普及して、色々な話を聞くと思いますが、最終的には生き残る会社は一部です。断言します。それだけの化学力や報酬制度がしっかりしていませんし、裏付けを持っている会社もほとんどないです。気をつけてください。

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2009年2月21日 (土)

ガルバニック電流を美容に

1  今日は私のお仕事のちょっとした宣伝なんですが・・・!

 左の写真ですが、向かって左側をガルバニック電流で試したものです。目じりの下のシワがなくなっているものや、顔立ちがハッキリしているでしょう。たった一回の事でこれだけの効果があります。

 お肌に有益な成分を容易にもたらす働きがあるものとして、今日美容目的に使われる”ガルバニック電流”はイタリアの科学者ルイージ・ガルバーニから名前をとったものです。
 ガルバニック電流は一世紀以上もの間、治療目的で使われた安全で効果的な電流です。
50年以上もの間、エステティックサロンや美容の専門家は個別のクライアントに合わせてお肌をリフレッシュさせ活力を与えるケアのために使ってきました。
 これらのケアは、丁寧なマッサージも加える事により、細胞がもつエネルギーとお肌の血行を重点的に活性化します。
 問題はエステティックサロンで行われるガルバニック ケアが高価で長時間なことです。
 もしご自宅でも同じ結果が得られるとしたら素晴らしいと思いませんか?

 それを可能にした簡単で手軽な機械ができたんですが、興味ありませんか? ソフィア・ローレンなどハリウッド女優も使っていると言うものですけど!!ニコール・キッドマンはこれをを大いに推奨しています。この機械を使わないでスポットライトをあびることはありません。とまで言ってます。

 皆さんも検討してみてはいかがでしょうか?

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2009年2月19日 (木)

年金は2020年代に破綻、国庫負担率引き上げなければ

 読売新聞の記事です。大変な時代になってきますよ。

 厚生労働省は、基礎年金の国庫負担割合の2分の1への引き上げが実現しなければ、2020年代に年金積立金が枯渇して基礎年金が給付できなくなるとする試算をまとめた。

 試算には現在の世界的な金融危機の影響を織り込んだため、年金財政の破綻(はたん)が20年程度、早まった。こうした内容を盛り込んだ公的年金の財政検証を月内にも公表するとともに、今国会に提出している国庫負担割合を引き上げる国民年金法改正案の早期成立を目指す方針だ。

 試算ではまた、3分の1から2分の1への引き上げが実現すれば、夫が平均収入の会社員、妻が専業主婦というモデル世帯の給付水準(所得代替率)が将来にわたり、現役世代の平均収入の50%台を維持できるとした。04年の年金改革の際、政府・与党は「50%」以上の水準確保を約束している。ただ、2055年の合計特殊出生率は1・26、年金積立金の運用利回りは名目で4・1%を試算の前提としており、楽観的という指摘もある。

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2009年2月17日 (火)

有害物質、翌日も室内に 「サードハンドスモーク」

 またたばこネタですが、毎日新聞の記事です。

 喫煙の害について、米国で「サードハンドスモーク」という概念が提唱され、話題になっている。たばこを吸った室内に煙が吸着して有害物質が残り、その場が汚染されるというもの。「セカンドハンドスモーク」(受動喫煙)に続く害と考えられ、識者らは「子どもがいるなら、家庭内は完全禁煙を」と呼びかけている。

 「サードハンドスモーク」は今月、米国小児科学会誌に掲載された米マサチューセッツ総合病院の小児科医らが執筆した論文で用いられた。05年9~11月、2000人に聞いて有効回答の1478人分を分析したところ、非喫煙者の95.4%、喫煙者の84.1%が、受動喫煙は子どもへの健康被害になると答えた。
 しかし、たばこを吸った部屋に翌日子どもが入った場合について同様な認識を示したのは非喫煙者の65.2%、喫煙者の43.3%にとどまった。さらに、「サードハンドスモーク」の認識がある家庭は、完全禁煙にしている割合が高かった。

 04年に報告された米サンディエゴ州立大学の心理学講座の研究では、家族の中に喫煙者がいない家庭
▽母親は喫煙者だが子どもと同じ部屋では吸わない家庭
▽子どもに配慮せず吸う家庭--で、居間と子どもの寝室のほこり、家具の表面や空気中などのニコチン濃度を比べた。
 これらのデータを統計処理して試算した全体的なニコチン濃度は、配慮せず吸う家庭は同じ部屋で吸わない家庭の3~8倍、同じ部屋では吸わない家庭も、喫煙者がいない家庭に比べ5~7倍だったという。

 小児科医らでつくる「子どもをタバコの害から守る合同委員会」の原田正平医師は「小さい子どもは床や家具に顔が近く、有害物質を摂取しやすい。日本でもサードハンドスモークについて適切な日本語訳を公募するなどキャンペーンを企画して、認識を広めていきたい」と話している。

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2009年2月15日 (日)

続・高血圧と脳・心臓病50話:第43話 喫煙と心臓病

 喫煙は、糖尿病・高血圧・脂質異常症と並び、虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞<こうそく>)の4大危険因子の一つです。喫煙によって、直接血管の壁が傷害され動脈硬化が促進されます。それだけでなく、喫煙は、血清脂質に悪影響を及ぼし、善玉のHDLコレステロールを減少させ、悪玉のLDLコレステロールを増加させたり、ニコチンを介して血圧上昇させたりすることによって動脈硬化促進を助長させます。また、フィブリノーゲンなどの凝固因子を増加させ、血小板の粘着及び凝集を高め血栓が形成されやすい(血が固まりやすい)状態となり、血管も収縮しやすくなるので、心筋梗塞の引き金となります。血管がぼろぼろになる、血液がどろどろになるというのは、決して食事や運動などだけの問題ではないのです。

 厚労省研究班による研究によりますと、喫煙により虚血性心疾患のリスクが男女ともに約3倍になり、心筋梗塞に限った場合、男性では約4倍のリスクになることがわかりました。また、心筋梗塞のリスクを1日の喫煙本数別に解析したところ、1~14本で3・2倍、15~34本で3・6倍、35本以上で4・4倍と、1日の喫煙本数が多いほど心筋梗塞のリスクが増加することがわかりました。逆に、禁煙により2年以内で虚血性心疾患の発症リスクが明らかに低下することがわかりました。

 米国心臓協会は、本人がたばこを吸わなくても喫煙者の煙を吸ったために生ずるいわゆる受動喫煙も循環器疾患に悪影響であるということをデータに示しつつ公式の声明を発表しております。

 「たばこを吸わない」ということは、がんのみではなく虚血性心疾患の予防にも大変重要です。

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2009年2月13日 (金)

アルツハイマーの通院の始め方

 今日は職場に来た人から、認知症の話になりました。我が家にはアルツハイマーの父がいますが、そんなことから「うちの親も怪しいと思うんだけど、どうやって病院に連れて行ったの?」と聞かれました。確かに、本人に「あなたは認知の疑いがあるから」と言っても、プライドを傷つけたり、行きたがらなければ、余計に大変になります。
 
 我が家の場合、まず本人ではなく、私が病院に行きました。そして、親父の症状を事細かに説明し、これは疑いがあるので、本人を連れてきてくださいと言うことになりました。
 そこで、私は親父だけではなく、お袋にも「私だって職場で検査受けているんだから、二人で受けておいた方が良いよ」と言って、病院に行かせました。
 病院に行けば、後は医師が検査をしてくれますから、それがきっかけで通院することになりました。

 アルツハイマーの初期の場合、医師が本人にどうですか?と聞いても普通に受け答えをするし、最近の記憶がなくなっていることがあるので、診察にならないんです。だから第三者が医師にどういう状況かを教える必要があると思うんです。
 うちの場合は刃物を投げつけられたり、必要な物をゴミ箱に捨てたりが初期症状でした。そんなことは本人が自覚していないことです。「刃物投げたでしょう?」と聞いても、何も答えないと言うか、記憶にないという感じでした。

 今日のお客さんの話を聞いて、疑いはあるんだけど、どうやって病院に連れていくかで悩んでいる人もいるんだと感じました。
 私は先にも書きましたが、職場で検査を受けているから、受けておいた方が良いという話でうまくいきました。人にもよるかも知れませんが、参考にして下さい。

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2009年2月11日 (水)

<長生き>禁煙・節酒に「太め」 メタボ健診に疑問…厚労省

 毎日新聞の記事です。

 がんや心筋梗塞(こうそく)などの循環器疾患を起こさないで今後の10年間を生きる可能性が最も高いのは、「禁煙、月1~3回の飲酒、BMI(体格指数)25~27」の人であることが、厚生労働省研究班による約9万6000人の調査結果に基づく推計で判明した。禁煙や節酒の取り組みは生存率を向上させるが、BMIだけ下げても変化はなかった。

 主任研究者の津金昌一郎・国立がんセンターがん予防・検診研究センター予防研究部長は「がん、循環器疾患を減らすには、肥満対策より、まず禁煙、節酒を推進することが重要。国民全体の健康対策として取り組む場合、肥満中心の手法は適切ではない可能性がある」と、肥満改善を重視する現在の特定健診(メタボ健診)に疑問を投げかけた。米医学誌電子版に発表した。

 調査は、全国8県に住む40~69歳の約9万6000人が対象。生活習慣に関するアンケートをし、約10年追跡した。

 調査対象年齢の人が、10年間にがんか循環器疾患を起こすか、死亡する可能性が最も高いのは、男性が「1日40本以上喫煙、週に日本酒2合相当以上の飲酒、BMI30以上」、女性が「喫煙、同1合相当以上の飲酒、BMI30以上」だった。

 たとえば50~54歳の男性で、最も不健康な条件の人が10年間にがんを発症する割合は、健康な条件の人の2.8倍、循環器疾患は4.8倍に達した。がん、循環器疾患にならないで生存している割合は81%にとどまった。

 一方、BMI30以上の人が同25~27に下げても、平均的な生活習慣の男性の生存率とほとんど変わらなかった。ところが、禁煙や節酒の取り組みを組み合わせると、大幅に向上した。

 【ことば】BMI

 国際的に肥満度を示す指標として使われており、体重(キロ)÷身長(メートル)の2乗で算出する。日本肥満学会は「18.5未満」をやせ、「22」を標準、「25以上」を肥満とする。政府が推進する「健康日本21」やメタボ健診では、25以上の人にやせることを推奨している。

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2009年2月 9日 (月)

入浴事故にご注意を 激しい温度差…血圧も急変動 その2

 ◆室温差をなくす

 同学会は入浴の際に心がけておきたいポイントを7カ条としてまとめている。
このうち、寒い時期に最も気をつけたいのは、脱衣所、浴室などを暖め、居間と
の室温差をなくすという点。

 対策として、ガス会社やガス器具メーカーが推奨しているのが、浴室暖房乾燥
機の設置だ。脱衣所や洗い場を暖かくすることで、入浴時との温度差を減らし、
体への負担を和らげることができる。東京ガス都市生活研究所の主幹研究員、興
梠(こおろき)真紀さん(39)は「水を使うところなので、安全のため専用の
機械を薦めます」と話す。

 ただ、この不況で購入をためらう人もいるだろう。浴室暖房乾燥機を導入する
以外に方法はないのか。ノーリツの広報・IR室、松田みすずさん(33)は
「入浴前にシャワーを出しておいて、浴室内を暖めておく方法があります」。東
京ガスの興梠さんも、給湯時に途中からシャワーを使って湯をためる方法を紹介
し、「シャワーを止めると浴室の温度が下がってくるので、ためた後はすぐに浴
室に入ってください」と助言する。

 ◆死因解明の動きも

 事故を防ぐため、入浴時に死亡した人の死因を解明しようとする動きもある。

 日本温泉気候物理医学会と日本法医学会は20年12月、死因解明のための解
剖、画像診断などがほとんど行われていないとして、積極的に解剖などを進める
よう求める声明を発表、厚生労働省などに提出した。

 日本温泉気候物理医学会の猪熊理事長は「例えば転倒をきっかけとした事故が
一番多いと分かれば、浴室を滑らないようにする。脳梗塞(こうそく)や心筋梗
塞が多ければ、特段の注意を呼びかけるなど対策を立てることができる。安全な
入浴のため、死因解明を積極的に進めるべきだ」と話している。

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2009年2月 7日 (土)

入浴事故にご注意を 激しい温度差…血圧も急変動 その1

 産経新聞の記事です。長いんで、連載にします。

 ■脱衣所や浴室を暖めると効果的

 寒さがまだまだ厳しい季節。家に帰ったら、まず熱い風呂に入りたいという人
は多いだろう。しかし、温度差が激しいこの季節は一歩間違えれば、血圧が急変
動して体に負担をかける危険性が高い。安全に入浴を楽しむためには、どんな点
に気をつければいいのか、専門家に聞いた。(森本昌彦)

 ◆帰宅後すぐは「×」

 平成19年の人口動態統計年報によると、家庭内での不慮の事故で亡くなった
1万2415人のうち、水死は3割近い3566人。このうちのほとんどは浴槽
内での事故だ。

 特に冬場の入浴は注意が必要だ。入浴中の急死者数(東京23区)と気温の関
係について、東京ガス都市生活研究所がまとめたところ、死亡者数が100人以
上となるのは12~3月。4月以降は2けたに減り、8月には12月の10分の
1以下にまで減少する。

 寒い時期に入浴中の死亡事故が増えるのは、急激な温度変化と水圧変化により、
血圧が急変動するためだ。日本赤十字社医療センターのリウマチセンター長で、
有限責任中間法人「日本温泉気候物理医学会」の猪熊茂子理事長はこう説明する。

 「脱衣所が寒いと、服を脱いだときに血管が締まり、血圧が上がる。それが、
風呂に入って温かくなると、逆に血管が広がる。その後、風呂からあがると水圧
もなくなるため、血圧が下がる。つまり、血圧の振幅が激しくなって体への負担
が増すわけです」

 急に血圧が上がれば脳出血で死亡する恐れもあるし、逆に急激な血圧低下が起
こると、脳貧血を起こし浴室で滑っておぼれたり、けがをしたりする危険性もあ
る。猪熊理事長は「寒い外から帰ってきて、いきなり熱い風呂に入るのは危険だ」
と訴える。

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2009年2月 5日 (木)

旭川冬まつり

Awf50poster2  旭川に遊びに来ませんか?
 旭川では毎年恒例の「旭川冬まつり」が明後日かの7日から11日まで開催されます。毎年雪だけで雪像を作り、たくさんのお客様が来ています。
 私のほうは職場で冬まつりの応援と言うことで、期間の間の二日だけお手伝いに行きます。一番の心配は天気なんですよね。猛吹雪だとお客さんがかわいそうです。
 一度、猛吹雪の中、ゲストに呼んだ演歌歌手さんが頬被りをして、サングラスかけて、誰だかわからないような姿で歌っていたんですが、間奏の時に「ひぇ~」と言うぐらいひどい天気だったことがありました。
 天気が良すぎると雪像がとけてきますし、寒いとこれもお客さんがかわいそうです。
 今年が50回目の記念する冬まつりだそうで、旭山動物園行きのシャトルバスも出ています。冬まつりと旭山動物園をセットで見るなんて、どうですか?
 旭川は今が一番寒い時期です。そんな季節を体感するのも、いかがでしょう?

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2009年2月 3日 (火)

怖いCOPD 「肺年齢」知り早期発見 その3

 ◆息の量から算出

 心臓や血管は心電図や血圧計、肝臓や中性脂肪などは血液検査で目に見える数値が出るので、結果が悪ければ治療や生活改善に励む人が多い。「肺機能もスパイロ(呼吸)メーターで測ることができる」と相沢さん。「喫煙による炎症で気管支が腫(は)れていると、気流に障害が出る。スパイロメーターで1秒間に吐き出せる息の量(1秒量)を測ることにより、肺年齢を算出できる」のだ。

 1秒量は加齢で自然低下するが、喫煙すれば極端に低下する。「1秒量に肺活量などを加味して、COPDの疑いの有無や治療の必要性を判定できる。判定機能を備えたスパイロメーターもある」という。

 例えば45歳の身長170センチの男性=表下。「長期喫煙者の肺年齢は非喫煙の健常者より20歳以上高い66~67歳。禁煙も治療もしなければ50代前半で軽度の閉塞(へいそく)障害、60代半ばで息切れ激化、70歳前後で肺がダメになる。慢性の酸欠で全身の状態が悪化し、70歳前に亡くなる可能性もある」

 相沢さんは「検査数値で肺の実態を知れば、たばこの害を実感して禁煙者が増え、COPD予防につながる。医療機関だけでなく家庭向けにもスパイロメーターの普及を進めたい」と話す。

                   ◇

 ■喫煙者ほど高い肺年齢

 GOLD日本委員会が行った街頭スパイロ検査で、2950人の肺年齢を分析すると、非喫煙者は実年齢平均49・8歳に対し、肺年齢は53・4歳だったが、喫煙者は肺機能障害がない人でも48・2歳に対し56・2歳と差が拡大した。
肺機能(気流)障害が軽度な人は64・5歳に対し81・1歳、中等度で64・4歳に対し106・2歳、重度の人は67・1歳に対し何と131・6歳だった。

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2009年2月 1日 (日)

怖いCOPD 「肺年齢」知り早期発見 その2

 ◆治療の第一歩は禁煙

 たばこ販売量は昭和24年の527億本余から平成8年に3483億本と7倍
近くに。1人当たり消費量は1000本から、昭和52年に最多の3497本と
3倍以上に。これに並行して、慢性気管支炎と肺気腫の10万人当たり死亡率は、
昭和41年の2・6人から平成15年に8・9人と3倍以上になり、以降も高止
まりが続く。

 たばこ消費量は19年に2341本に減ったが、喫煙率が半減しているので、
実際の喫煙者の1人当たり消費量は2倍以上になる計算だ。さらに、近年は若い
女性の喫煙率増加が続く。

 「喫煙の期間が長く、本数が多いほど発症、進行の危険が増すので、今後も死
亡率は増加するだろう。COPDの肺を完全な健康状態に戻すことは不可能だが、
治療の第一歩は禁煙」と福地さんは断言する。

 だが、たばこの害を実感して禁煙する喫煙者は少ない。そこで、「害を目に見
える形で示す『肺年齢』の普及が重要だ」と話すのは同委員で久留米大医学部教
授の相沢久道さん(58)。

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