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2011年11月18日 (金)

田舎も変わってきた

 うちの周りは田園地帯で、家の外には親父の唯一の趣味である庭がある。植えてある木は針葉樹が多く、この時期はスズメたちが木の葉に守られるように、枝に止まっている。
 しかし、旭川にはチゴハヤブサがいて、時々遠くの屋根や電柱から獲物を狙っている。今朝もいきなり窓ガラスが「ドォーン」と音がして見てみると、チゴハヤブサがスズメを捕らえてうちの窓に激突した痕があった。

 それにしてもここ近年、スズメは明らかに減ってきている。それは家の造りが変わったことにあると考える。昔の家は屋根と壁の間にすき間があって、アパートのようにスズメが暮らしており、卵を抱いて繁殖もしていた。狭い中で卵を抱くもんだから、孵化した雛が地面に落ちていることも毎年のことだった。しかし家を建て替えたり、納屋を直した時は機密性のしっかりした造りにしたので、そんな隙間がなくなり、いつの間にかあんなにたくさん見ていたスズメの数が減ってしまった。

 もう寒くなってカエルの声は聞かれないが、カエルの大きさもかなり小さくなった。さらにほとんどのカエルが痩せている。
 近くの農業用水路には毎年農薬散布した数日後に弱ったアオサギが出てくるようになった。餌になっているドジョウも全然小さくなっている。
 ホタルは子供の頃はよく見ていたが、最後に家の前で見たのは30年も前の事だ。

 人間の生活がいろいろ変化してきていることに伴って、動物たちの環境も明らかに変わってきている。
 20年ぐらい前に千歳市や恵庭市でアライグマ野生化の記事が新聞に小さく載っていたが、社会活動でなんとかアライグマを全滅させないと北海道が大きなダメージを受けると思い、いろいろな専門機関や官庁関係に訴えたが、当時はそれほど真剣に聞いてくれる人がいなかった。
 しかし、川沿いを中心に生息地を広げるアライグマは、そのうち江別市や岩見沢市でも目撃例が出てきて、現在ではうちの傍を流れる川でも目撃例が出ている。

 動物の生息環境が変わったり、体が小さくなったり、いなくなったりすることが、人間には関係ないかもしれないと思っている人もいるが、実は間接的に私たちの生活に大きく係わってくる。
 家の周りの野鳥の種類が少なくなったせいか、虫やクモがやたらに多い。虫は病気を媒介する。
 さらには地球温暖化で暖かい地方に住んでいる虫たちが北上化して来ることで、南国の病気が流行ってくるだろうと思う。抗体がない私たちには命に係わることにもなりかねない。

 環境問題というのは奥が深い。即効性のある話ではないが、ジワジワと変化してきて、取り返しのつかないことになる。皆さんで考えていきたい問題だと思います。

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