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2012年2月29日 (水)

夢は知識に関係する

 27日の記事にも関係するんですけど、海外にはとても裕福とは言えない国がある。
 あまりよその国の人と交流がなく、原住民と呼ばれる人が昔ながらの生活をしているところがある。

 それぞれの生活の仕方で『幸せってなんだろう?』って考えると、みんな違うと思う。中には結婚の基準が、相手が牛をたくさんくれるからという地域がある。それだけ価値観が違うのだ。
 またある地域の子供は午前中は何キロもあるところへ水を汲みに行くことを毎日やっているところもある。日本人をはじめ、実業家やボランティアの人たちが井戸を掘るという活動をしてはいるが、それでも追いつかない。そこの家庭の子供は学校へ行くことよりも、水を汲みに行くことの方が生きていくために大切なのだ。

 私の母がよく話していたことだが、お袋が子供の頃家で宿題をしていたら、お袋の祖母が『学校で勉強しているのに家に帰ってまで勉強するとは何事だ』と怒られ、明るいうちは農作業や家事の手伝い、夜遅いときは明かりに使う燃料がもったいないと言われていたという。うちもお袋の実家も、その頃は田んぼだけで大人数の家族を養えた。その代わり人手が必要だった。だから女性も仕事をするので、主に男の子は作業の手伝いを、女の子は家の事をしていた。
 うちでは祖父の時代まではそれでなんとかなってきた。しかし親父の代から機械化が進み、人手は必要でなくなった代わりに、機械や化学肥料、農薬などへのお金が必要になり、作業時間が短くなったり、女性に任せられる仕事はお袋がやって、親父は働きに行っていた。親父の弟たちは家を出てサラリーマンになったが、農家は長男が継ぐということで、夢も持っていなかったという。私には農家は大変だということしか言わなかったので、農家に対して夢も憧れも持つことが出来なかった。ただたまたまであるが、小学校の頃に自分のやりたい夢を見つけたので、自分はすごくラッキーだった。

 大人になると、色々なことを経験し、こういう職業の方が安定しているなどと考えてしまう。
 ただ世の中は広い。アフリカの原住民がスポーツカーに乗りたいと思うだろうか? 仮にスポーツカーの存在を知っても、乗りたいとは思わない人が多いだろう。しかしアメリカの摩天楼をスポーツカーに乗って、ビッグビジネスを行い、夜は立派な家に帰って優雅な生活をしていると言う人がいるということまでわかっていたら、憧れる人も中にはいると思う。またスポーツの世界で成功できるとか、芸術の世界で生きていくとか、音楽だとかいろいろな生き方がある。

 私が思うことは親自身も世の中の仕組みを勉強して、子供に伝えていくことかなと思っている。それでもまだまだ知らないことが多い。親の代までは体を使って汗水を流して働くことがステータスだったし、机に向かって仕事する人を楽だとかという考えがあったようだ。しかし子供に愚痴ばかり話し、自分は大変なんだ、働いているんだと言いながら、収入が少ないのと、それがスポーツや芸術など趣味の延長のように思われることを仕事と考え、普通の人には真似できないくらい大成功をしている人もいる。むしろそういう人たちは私たちよりも多くの税金を払ったり、経済効果を起こし、多くの国民に貢献していると思う。

 時代が変わると常識も変わることが多い。国鉄は国家公務員だからつぶれないという常識がJRになった。何が起こるかわからないのだ。親もついていくのが大変な時代なのに、子供の方はもっと大変だと思う。だから調べる方法や勉強の仕方を教えて、いろいろな知識の中から本人に択ばせるのが良いと考える。

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