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2012年5月 1日 (火)

それって常識だろう & 早くしろ!

 よく言われる言葉です。
 私なんか、何度も言われているし、わからないことは教えてもらえば良いと思うことが多いので、最近は大人になったせいか、喧嘩を売ることはしなくなった。仕事は盗むものだとも言いますが、時と場合です。
 でも常識ってなんなんですかね?
 その人にとっては当たり前のことかも知れないけど、別の考え方をしている人の方がたくさんいるんじゃないかなと思う。
 だって家庭の中ですら、そうです。
 親父やお袋世代の考え方や生活サイクルと私たちでは全然違うし、さらに子供たちとも違う。

 うちの方は田舎で各家庭とも高齢化している。町内でもまだ農家を続けている人がいて、私の親の世代は隣近所や家族でも手伝うのが当たり前だと言う考えを持っている。と言うことは、大体同じ時期に同じ作業をして、同じ時間に家にいると言う感覚である。
 でも私なんかはカレンダー通りではないし、昼間抜けられないから用事をすませるには夕方から夜になる。そうなると親が「夜は家にいるのが常識だ」と言っていたけど、それでは買い物や用事をすませるには休日にしか行けないことになる。私は時間を有効に使いたいと持っているから、夜は絶対家にいるものだと言う常識がなくなっている。多くの人がそう変わっているのではないのだろうか? その証拠にコンビニエンスストアーが24時間営業している。夜中に出歩くことが非常識なら、営業する必要がない。でも今の世の中は午後から夜遅くまでとか、夜から朝にかけて仕事をする業種もかなり多い。だからニーズがあるのだ。

 私事ではあるが、今の職場は土日は休めるけど、その前の職場は高卒から30才過ぎまで、正月は休んだことがあまりない。入社して正月に休めたのは9年後だった。休日は週休二日の割合だけど、それでは曜日によって仕事量が違うので、不公平をなくすために上手に勤務サイクルを考えられていた。それが年中続くと言う感じで、そのサイクルにぶつかれば正月でも土日でも休めた。でも有給休暇があるし、冠婚葬祭などの特別休暇もあるので、それほど不便を感じていない。
 就職した最初の頃は、週休二日の割合で休める私に対して、両親は毎日田んぼや畑に出ていたので、特に親父は僻んでいた。しかし私には天気は関係ない。雨が降っていても、暑い日でも、どんなに冷え込んでも仕事に行く。しかし農家は多少時間をずらしたり、時には何もしない方が良い日もある。さらに忙しい時期は有給休暇を取ってまで田植えや稲刈りをするのが当たり前だと言われていた。
 しかし親父の考えが多少変わったのが、正月勤務だった。この辺の農家は冬になると極端に作業が少なくなる。夏に働いた分、十分な休息を取れる。さらには我が家は本家なので、正月には親戚が集まる。こう言うと失礼かも知れないが、正月勤務の私にはそんなことにかまっていられないし、疲れて帰ってくるので、毎日同じペースで仕事をして、同じように休息を取りたいと思う。正月が特別だと言うのはわかるが、仕事のある人間には周りが騒いでいるだけと言う感覚になっていた。それでも挨拶ぐらいは行かないとまずいかなと思って、仕事が終わってから出かけた。またお盆も休日がぶつかれば休めるが、そうでなければ仕事である。お墓参りなどは、休日に行くか、朝早くに行くかである。今時期のゴールデンウィークだって関係ない。
 しかしそれを嫌だと思ったことは一度もない。その仕事が好きで入社したし、長期休暇で人に任せるのが嫌な性格なので、全然苦にならなかった。むしろ人が混んでいない時に休める方がありがたい場合がある。ただ子供には可哀想な思いをさせたかも知れない。

 話は変わるが、最近仕事でも先輩から「それって常識だろう」と言われたことがあった。現在の職場経験はまだ浅いため、作業を覚えた程度で何が常識で何が悪いのかがわからない部分がある。強く言われたって、なぜ言われるのかがわかっていない。知っている人には常識でも、知らない人間には常識も何もないのだ。とは言っても、上下関係があるし、あまり争いごとが嫌いなので、よくあることだと割り切って、どういうことなのかを教えて下さいと頭を下げた。

 でもこういう仕組みって多いけど、実は先輩の方が悪いと、私は思う。私も先輩後輩を経験しているけど、後輩は知らないと言うことが当たり前で、作業だけでなく、以前もこのブログで書いたけど、将来的な目標に向けての理論や理屈をしっかり伝えておかないと、なぜこう言うことをしないといけないのかがわからないし、もしも予期せぬトラブルが出た時に解決策が見つかりにくい。しかし理屈や理論、経験談を教えておくと、トラブルに強い後輩が育ってくれる。また「知らなければ聞け」とも言うが、経験の浅い人は何を聞いて良いかすらもわからないものだ。

 これは子育てにも言えることだと思う。私は子供に対して、早くしろとは一度も言ったことがない。子供にも後輩にもゆっくりで良いとか、丁寧にしておいてと言うことが多い。時には急いで欲しいこともあるが、そう言う時は時間や日にちなどの期限と理由を伝える。その範囲内で終わらせてくれれば良いことだ。
 子育てにしても、後輩を育てることにしても、大切なのは相手が出来なくて当たり前、出来ればよくやったと思うことかなと思う。さらには出来るように伝えて行くことが、出来る人間の使命だと思う。上司が言っていたことだが、こんなことぐらいわかっているだろうと思うなと言われた。あながち間違ってはいないと思う。
 私の考えでは、普通の人間が1分1秒を争うことって、一生のうちにそんなにあることではないと思う。でも世の中には早くしろと子供や後輩に言っているケースが多い。そんなに急がせてまで、余った時間でどれほど重要なことをしなければいけないのかと思う。効率良くやることは大切だが、無理に急ぐこととは違う。
 例えば車に乗っていても猛スピードで追い抜く人もいるが、意外と信号で並んだりするものだ。ずいぶん昔に聞いた話では、旭川と札幌の間で同じ道路で急いだ人と、普通に走った場合とでは、思ったほどの大きな差がなかったと言われていた。確かにそう思う。危険をおかしてまで早く着いたとしても、その後びっしり予定がないのなら、バカバカしいと思う。

 サボるとか手を抜くと言う意味ではない。でも自分がもっと余裕を持って、もう少し気長に考えた方が良いと思うことが多いと感じる。
 私は本当は短気でせっかちなんですけど、仕事柄鍛えられました。
 長くなりました。
 話下手ですみません。

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