2012年8月 4日 (土)

はまなすの恋

 今日はなぜか耳から離れなかった音楽があった。
 もう30年近く前に、仕事の関係でザ・キッパーズというバンドのライブを見た。私の年代の少し上のGSサウンドだった。ダンスパーティーのような感じで、私自身はあまり踊らなかったが、サウンドに感動してしまった。
 この時は初めてだったので、ただの感動だったけど、後から色々聞くと私が知らなかっただけで、北海道ではかなり名の知れたバンドだと言う。それから彼らの音楽を探したけど、もう廃盤になっていて、手に入らなかった。
 一度だけ、札幌にある彼らのお店にお邪魔したことがあった。紹介してもらったが、緊張してしまってあまり話が出来なかった。お店の中ではライブが行われる。その時に「何かリクエストを・・・」と言われ、とっさに「恋の片道切符」をリクエストしたが、今思えば彼らの持ち歌をリクエストするべきだったと、今でも後悔している。

 一昨年くらい前にラジオを聞いていたら、偶然にも彼らの曲のリクエストがあって歌が流れた。何十年ぶりかに聞いて感動してしまった。そう言えばと思って、動画を探してみたらお店のライブの様子があったんですよ。それから嬉しくてまたお会いしたいなと思いながら、よく見ていました。
 最近見つけたんですけど、レコード音源なのか、CD化されたのかわからないんですけど、スタジオ録音のものがアップされていて、これもお気に入りに入れました。

 きっともっと目を向けると、世界中にこのような感動するケースがあるだろうなと思う。
 もう一度、ザ・キッパーズの音楽をナマで聴いてみたいです。

ザ・キッパーズ はまなすの恋
http://www.youtube.com/watch?v=slRYlhUUtY0
ザ・キッパーズ はまなすの恋 お店でのライブ
http://www.youtube.com/watch?v=C8ouTkPHV40&feature=related


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2012年2月 9日 (木)

虹伝説

 高校時代に友達の影響で高中正義さんを聴いていた。
 ギターリストでテレビなどでもよく流れていたので、自然とレコードを集めたものだった。

Niji  しばらく聴いてなかったんだけど、最近CDを見つけて聴いてみたら新鮮な気持ちになった。その中で『虹伝説』というアルバムがあった。昔の話なので正確ではないかも知れないが、元々この原作と言うのが絵本だそうで、昔の虹は地面から出ていたと言う。みんな平和に暮らしていたが七人のレインボー・ゴブリンというものが現れて、それぞれの色の虹を食べてしまったという。そのたびに場所を変えて虹が出ていたが食べつくしてしまい、空が怒って雷が鳴り、やがて晴れ間が出た時には虹は地面から離れていて、手が届かない空にかかっていたと言う内容だったような気がする。
 この絵本を元に英語のナレーションと高中さんのバンドでコンサートをしていたテレビが放映された。今でもあの時の感動は覚えている。早速アルバムを買ったんですけど、大好きで何度も聴きました。
 絵本を原作にした音楽を聴いたのは初めてだったので、その完成度にも好感を覚えました。

 絵本とか昔話など、私なんか大人になってから新鮮に感じない場合があって、もう少し柔らかく物事を考えないとダメかなと思うことがよくありますね。近いうちに絵本でも見に図書館にでも行ってみようかなと思います。

 そういえば昔のライブ映像など最近は映像化されている物も多く、調べてみたんですけど、虹伝説ライブのDVDはプレミアがついているみたいですね。もう一度見てみたいです。

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2012年1月 3日 (火)

歌番組

 年末のNHK紅白歌合戦を見た。うちは子供の頃から大晦日はこの番組と決まっている。他にも見たい番組はあるが、どうしてもと思うものは録画したりするが、なんとなく毎年の事なのでこれを見ないと年が越せないような気がする。
 それ以上に楽しみなのが、その年最後と言うことでのアーティストのステージングがものすごく楽しみなのだ。
 魂を込めて歌いこむ凄まじいプロの仕事を見たいと思っている。去年の紅白では迫力に飲まれたアーティストは二人だった。さすがプロだと感じたし、この歌唱ならお金もらえるだろうなぁと感じた。

 10年近く前にアメリカに行った時、ホテルで暇な時間があってテレビを見ていたが、言葉がわからなかったので歌番組を見ていた。そこで非常に多かったのが口パクだった。バンドなどは楽器を持ってはいるが、ラインをつないでいなくてアンプもない。歌と楽器の動きが違ったり、照明等の使い方やカメラアングルもなんとなく見慣れた日本の方が良いような気がした。

 昔のアイドルは「これで歌手なの?」と思うくらいの人でも歌っていた。明らかにレコードと生歌では違い過ぎていた。それでもフアンであればそれも許せた。
 しかし最近では日本でも口パクが多くなった。息子に話を聞くと、そういうものが見慣れているからなんとも思わないというが、私の考えでは単なる歌番組ならともかく、大きなステージが用意されて観客もいるその年最後の大きな舞台で、口パクはないだろうと思う。それならバラエティ番組みたいだからだ。

 何ヶ月か前に書いた私の知っている歌手は歌詞の意味を深く理解して、情景や気持ちを作ってステージに立っていた。有名でもなかったし、毎日毎日ステージがあったわけでもなかった。だからこそ一度のステージにかける情熱は凄まじいものだった。
 そういう人を見ているからかも知れないが、私は考え方が偏っているとは思う。
 私は歌が上手ければ良いというものではないと思っている。気分良く歌ってはいるが、何も伝わってこない人もいる。それではカラオケと大して変わらない。歌唱力がなくても、声量が少なくても、何かが伝わってくるアーティストが好きだ。
 価値観だとか好みの問題と言えばそれまでの事だけど、プロはプロの仕事を見せて欲しいと思う。

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2011年12月 5日 (月)

ライブDVD

 先日、アメリカのロックバンド、KISSのアライブⅣ~地獄の交響曲のDVDを手に入れました。
 CDでは持っていたのですが、DVDが欲しいと思ったときは販売終了になって、この度再販になったので買っちゃいました。
 KISSは中学生の時からのフアンで、当時はレコードしかなく、音楽雑誌で情報を集めていました。

 ライブ関係の映像は地獄の狂宴~ROCK THE NATION LIVE!というDVDがあります。これはマルチアングルで、全曲ではありませんが5種類の映像に切り替えられるものです。私の尊敬しているジーン・シモンズ様だけを見ていたり、エリック・シンガー様のドラミングも迫力があります。KISSの映像関係の中では最高傑作ではないかと思います。

 またレーザーディスクのアンプラグドという物があります。これは楽器をアコーステックに変えてのライブです。ギンギンに大きな音で聴いていたライブとは違い、同じ曲でもアコースティックで聴いてもこんなに良い曲なのかと感じました。終盤は昔のメンバーのピーター様やエース様も参加し、ツインドラムとアコースティックなロックンロールオールナイトは素晴らしいと思いました。

 で、この度手に入れたのがアライブⅣ~地獄の交響曲です。
 メルボルン・シンフォニー・オーケストラとの競演で、こちらもすごい迫力を感じました。ライブ映像だけではなく、ステージを作り上げるまでの打ち合わせやリハーサルの様子も収録されており、KISSのメンバーがいかに良いステージを作り上げようとしているのか、また指揮者も真剣に音作りや楽譜などをチェックし、オーケストラを操って、KISSの名曲をみんなで盛り上げています。

 今回紹介したアンプラグドはレーザーディスクのみらしく、現在プレミアがついているようですが、地獄の狂宴~ROCK THE NATION LIVE!とアライブⅣ~地獄の交響曲はこのブログの右側に「らいぶDVD」というコーナーを作りましたので、KISSフアンの方は参考にして下さい。

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2011年11月 1日 (火)

頭の中のBGM

 このブログのもうひとつのページに「頭の中のBGM」と言うのを作っているんですけど、別のホームページで掲示板を持っていて、そこのテーマが、毎日なぜかある曲が耳から離れないとか、いつも口ずさんでいるということがあるので、自分の日記のように記録してみようかと思って始めました。
 掲示板は毎日更新しているんですけど、こちらの方はある程度たまってから更新しております。
 そこで、今回はその1が完結しました。先月の27日から始めて、10月までのものを作りました。
 このブログの右上の「とけい」のちょっと下にあるので、よろしかったら見てみてください。
 画像をクリックするとアマゾンに飛んで、中には視聴できるものもあります。
 
 それにしてもジャンルがまちまちです。毎日の気分ってこんなに違うものなのかなって思います。
 あとは記憶って不思議だなと感じます。今すぐ思い出そうと思っても無理なのに、記憶のどこかに眠っているんですね。
 特定の歌手ばかりでもないし、その時の情景が浮かんできたり、書いていて楽しいです。

 って、自分が楽しんでいるだけか?
 皆さんにもこういうことってありませんか?

頭の中のBGM
http://asahikawa-kenkou.cocolog-nifty.com/kenkoujouhou/bgm01.html

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2011年10月19日 (水)

高田一志(たかだひとし)

 私は本業と言うか、専門的な仕事をしていたが、社会勉強を兼ねてアルバイトもたくさんやりました。
 その中でも特に人生勉強になったものは、歌手の運転手でした。楽しいことも嫌なこともたくさんありました。
 その人は今は亡き、アコーディオン奏者の桑山真弓先生(息子さんは女優の藤田朋子さんと結婚された桑山哲也さん)のお弟子さんで、高田一志という盲目の方でした。一応、今でも師匠と思っていますので、以下は師匠と記載させていただきます。

 師匠は小樽が実家で、私が就職した街でスナックをしながら、マッサージの仕事もされていました。歌が上手いと評判で、いつかレコードを出すと言っていたんですが、夢を叶えました。地元でも応援する人が出てきて、カラオケ大会などを開いたり、お店に通って楽しい時間を過ごしました。そんな時、今度地方でキャンペーンをするんだけど、お金出すから車出してくれないかと言われ、私で出来ることならと引き受けました。
 師匠はレコードを自費出版したので、メーカーからの支援もないし、ラジオ局にも有線にも初めからレコードがありません。とにかく自分の足でくばったり、売らなければいけなかった。スナックをしていたので、お客さんと仲良くなり、そのご縁で北海道内で行けるところはずいぶん行きました。
 営業やキャンペーン、老人ホームの慰問、有線放送への挨拶など、いろいろと出かけました。

 師匠と出かけるときには、車の中でいろいろと打ち合わせをしながら、歌う予定の歌詞チェックをしたり、時には漫才や落語などのお笑いで緊張をほぐしたり、そこからMCのネタを作ったりしました。
 また予定が終わって帰るときは、良かった時は話が盛り上がり、感謝の気持ちがこみ上げて二人で泣いてた時もありましたが、嫌な思いをした時もありました。営業ではそうでもないんですが、キャンペーンはスナックなどの飲み屋さんをまわるので、酔ったお客さんがほとんどで心無いことを言われたり、追い返されたりしたこともありました。
 でも、師匠に言ったことがあるんですけど、私は今の本業を辞めたくないから、やがてビッグになったら、本当のお弟子さんを見つけて、大きな会場でコンサートをやるくらいにならないとダメだよって。その時は目立たず隅っこで見せてもらうからって。
 ただ人間勉強にはすごくなりました。嫌な事ことも多かったけど、嬉しかったことの方がたくさん覚えています。札幌のクラブハイツで歌ったときは、抱えきれないくらいの花束をもらい、私は車を用意しに行く時、そのたくさんの花束を抱えて、ススキノの真ん中を歩いていると、通行人から「すごい花束」と声をかけられ、花を一輪抜いて名刺と一緒に渡して、有線のリクエストをお願いしたことがあった。老人ホームに毎年慰問に行ったけど、覚えていている人もいて、家族でさえ何年も会っていないのに、あなたたちは毎年来てくれるんだねって涙を流されて、私ももらい泣きをしたことがあった。たくさんの優しさに触れることが出来ました。

 その後は訳があって、師匠は小樽に戻り、カラオケ教室やマッサージの仕事をしているし、私は旭川に帰ってきた。
 新しい仕事が忙しく、また訳があって年賀状のみのやり取りになってしまったんですが、数年前に小樽のある会場でコンサートをやると言う情報を見ました。そこの会場は一度行ったことがあるのですが、割と大きな会場です。
 キャンペーンコンサートとは言っていたけど、大丈夫なのかと思いながらも、様子を見に行くことにしました。早めに会場に着いたけど、車の停める所がない。何かの催し物とぶつかったと思い、遠くに車を停めて、小さな花束を買って、チケットを買った時にスタッフに名前を伝え花束を渡してもらうようにして、会場に入った。ところが、あの大きな会場にたくさんの人で、私の座るところがない。会場の一番後ろで立って見る事になった。
 幕が開き、師匠が歌い始めたとき、会場の大きな声援と拍手で涙が止まらなくなった。一曲歌った後で、小樽で作ったお弟子さんたちのカラオケ披露があり、たくさんの人が歌っていた。
 その後ふたたび歌い始めた曲は、二人でキャンペーンをしたオリジナル曲で、当時を思い出し、また涙が止まらなかった。その曲が終わり、師匠は昔話を始め、今まで歌を続けてこれた恩人が今日この会場に来ていると言って、私の名前を呼び、ステージに上がってくれと言った。泣き顔でクシャクシャだったけどステージに上がり、何年ぶりかの再会で握手をして、何か一言とマイクを渡された。みんなの声援でつまってしまって「これからもよろしくお願いします」と言うのが精一杯で、礼をしたまましばらくは頭が上がらなかった。
 その後もコンサートが終わるまで涙が止まらず、会場を出ても、たくさんの人から声をかけてもらったり、握手をお願いされたりした。スタッフに呼ばれて、師匠と会ったけど、二人で抱き合って泣くだけで、何も言葉が出てこなかった。傍にいた奥さんも泣いていた。

 師匠は決して有名ではない。大きなプロダクションに入っているわけでもないし、テレビやラジオのレギュラーがあるわけでもない。街でスカウトされレッスンを受けて、事務所から仕事をもらい、テレビやラジオ、イベントなど華々しい活躍をされている人も多いし、またそういうことが目立つ業界だと思う。
 でも、師匠のように地方で頑張っている人はさらに無数にいる。大きな野望を持っている人もいれば、地元に愛されて多くはない信者のようなフアンを持っている人もたくさん知っている。
 有名になっても人々に長く歌い継がれる曲は割合から言ってもすごく少ないと思う。でも私にとって、カラオケには入っていないけど、泣ける名曲を聞いたことがあるのは誰にも持っていない私だけの宝物だと思っている。

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